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竹野海岸の周辺に広がる焼杉板の家並みの魅力を味わう ~竹野海岸の焼杉板の街並み 竹野町 

 竹野の街並みの素晴らしさが、最近見なおされてきたということで、惣兵衛もうろうろと歩いてみました。

 車は北前館に停めて歩き始めます。北前館もリニューアルオープンしたので、改めてご紹介しますね。

竹野海岸 

 竹野浜は両側に屏風のようにそびえたつ山と半島に囲まれた、決して広くない海岸です。その中に白い砂浜と、青い海と青い空がとてもきれいなのです。

竹野海岸 遊歩道
 
 砂浜に沿って快適な遊歩道を進みます。そこにちょっとしたモニュメントみたいなものがありました。

竹野海岸 但馬鷹の浜

 これは江戸時代の有名な浮世絵師である安藤広重がこの浜を題材にした「但馬鷹のはま」という絵を書いたことを示したものです。「鷹のはま」と「竹野浜」ですか。なるほどね(笑)。隣のトローチみたいな石の穴から覗いたら、絵と同じ風景がのぞけるというので、さっそく覗いていました。

竹野海岸 

 先端の岩は波に寄って崩れていたり、防波堤などがあったりしますが、半島の緑の中には山桜が咲いているなど、全く同じ風景を見ることができます。

竹野焼杉板の街並み 

 ここからは浜から離れて、集落に向かいます。壁のほとんどを板で作られた家が寄り添うように建っています。これは分厚い杉板を焼きつけて、表面を炭化させた焼き杉板の家並みです。

竹野焼杉板の街並み 老朽化した焼杉板

 これは数十年たって、炭化した部分がなくなってしまった焼き杉板ですね。焼き杉板は表面が炭化して油で覆われるために、浜特有の塩分を含んだ強い風雪から家を守っているのです。ここまでくるとそろそろ張り替えの時期だそうです。

竹野焼杉板の街並み 塗料で補修された家

 一部はこうして近代の技術でコーティングして、板を交換する事なく保護しておられました。

竹野焼杉板の街並み 半分ほど炭が残っている

 こちらはまだまだしばらくは大丈夫な状態ですね。でも、けっこう落ちてきています。

竹野焼杉板の街並み 立派な家

 この家はとても素晴らしい邸宅です。ここに竹野の焼杉板の家のもう一つの特徴があります。

竹野焼杉板の街並み 屋根の青井石

 この通り、屋根の棟の瓦が飛ばないように、近隣で採れる青井石という石が載せられていますね。

竹野焼杉板の街並み 基礎の青井石

 基礎にも青井石が使われています。市街地は丘陵地域になっているので段差対策にも便利に使われているようですね。

竹野焼杉板の街並み 井戸

 それと、そこかしこに井戸があります。

 これは竹野浜は風がなぎの時の停泊港であり「風待ちの浜」といわれていたのですが、おいしい水の補給地であったからのようです。今では街中の雪を解かす水として使われているようですね。

竹野焼杉板の街並み お地蔵さん

 その井戸には必ずお地蔵さんがおかれています。地域の方々に取って大事な井戸だったのでしょうね。浜辺の近くであったのに美味しい真水が入手できたというのは本当に素晴らしいことですものね。

竹野焼杉板の街並み 

竹野焼杉板の街並み 

 街をぶらぶらしていると、本当にこんなに焼き杉家がこんなにあったとは、驚きでした。

竹野焼杉板の街並み 飾り

 壁にはこのような飾りがありました。何らかの宗教的な意味あいがあるのでしょうが調べてもわからないので、御存じの方はお教えください。

竹野焼杉板の街並み 御用地館 

 細い路地から街中を南北に貫くと檻に出ると、住吉屋歴史資料館(御用地館)という施設にでます。

 これも焼き杉板と青井石を使った建物ですね。北前船の船主でもあり、翔也であった住吉家の邸宅を、史料館と交流館として使われているようです。一度ゆっくりお邪魔してみたいと思います。

竹野焼杉板の街並み 鷹野神社 

 その先には鷹野神社があります。

竹野焼杉板の街並み 鷹野神社 

 この神社には竹野に伝わる神話の神様が祀られていて、北前船の人々の信仰を集めた神社だそうです。

竹野焼杉板の街並み 鷹野神社 

 この御神燈は北前船の船主が寄進したもののようです。

竹野焼杉板の街並み 鷹野神社 

 またゆっくり見てみたいものです。

竹野焼杉板の街並み 鷹野神社 

 この神社の境内は地区内に車を通すために作られた道路に寄って分断されているようです。道路の向こうにはいくつもの境内社(境外社?)があります。

竹野焼杉板の街並み 鷹野神社 

 そこには方角石があります。これを使って北前船の人たちが風を見たということです。

竹野焼杉板の街並み 

 そこから川の火口に向かいますが、そこに並ぶ建物も立派な焼き杉板ですね。

竹野焼杉板の街並み 

 川の対岸も焼き杉板の家がたくさんあります。


 今回は竹野の街並みのご紹介ということにします。また、改めてじっくりと歩いてみたいと思いました。



こうして浜の街の歴史に触れるのもたのしいですね!



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竹野の市街地地図

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一気に桜前線が但馬を通り過ぎようとしています ~清滝さくらまつり 

 但馬地方は京阪神から1週間ほど遅れて桜前線がくるのが毎年のことなので、ゆっくりしていたら一気にやってきて市街地の桜は一気に散り始めてしまいました。

 今年こそ、あそこにいこう、あの辺りも面白そうだと企画していたら、日常の忙しさに追われてまったく取材できず・・・(涙)。

 神鍋は市街地よりもさらに1週間遅いので大丈夫だろうとお邪魔したのが
清滝さくらまつりです。

清滝さくらまつり 2016

 神鍋高原に登っていく途中にある清滝小学校の校庭に、たくさんの桜の古木があって、地域の方々の手作りのお祭りが開催されているのです。

 お邪魔してびっくりです。すでに桜は満開で、ものすごい勢いで桜吹雪が舞っておりました。

清滝さくらまつり 2016

 神鍋にもすでに桜前線が登ってきたようです。これでは但馬のほとんどでピークを過ぎて花吹雪か、高所で何とか満開という状況になっていると思われます。

清滝さくらまつり 2016

 なんとかここで楽しめてよかったです。しかも、いつもお世話になっているさめさんもここで、Cafe JAWSを開催されていました。

清滝さくらまつり 2016

 このパノラマ写真の中央部ですが、ちょっとわからないかな(笑)。

 美味しいコーヒーとレモン味のスルメ天をいただきました。お友達ともお話ができて楽しかったです。

清滝さくらまつり 2016

 但馬の桜ももうすぐ終わりになります。今日は是非とも美しい桜を求めて但馬を楽しんでいただきたいと思います。

清滝溶岩流まつり 2016

清滝溶岩流ウォーク 2016

 今月末の4月29日(祝)には同じ場所で、昨年には惣兵衛も参加した、清滝溶岩流まつり清滝溶岩流ジオウォークが開催されます。惣兵衛も参加したいと思っておりますので、皆さんも是非に!


但馬の桜もあとわずか!


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タグ: 豊岡市日高 

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但馬の歴史の素晴らしさが工事現場にありました ~日高IC(仮称)付近の遺跡 

 日高市街地から神鍋に向かう国道482号線では来年度の完成を目指す、北近畿豊岡自動車道路日高インターチェンジ(仮称)の周辺整備が進んでいます。

 大規模な工事ですので、工事現場では大型のダンプや重機がいったり来たりしていますが、比較的人力に頼った作業が行われている場所があるのでちょっと覗いてみました。

日高IC付近の遺跡

 その作業現場では面白い遺跡のようなものの発掘作業が行われているようです。

日高IC付近の遺跡

 夕方の作業が中断した時に撮影してみました。

 真中にさほど大きくない石が組まれた水路のようなものが見えますね。

日高IC付近の遺跡

 その脇には住宅のような、作業場のような方形のくぼみが見えます。その手前には何とも不思議な2本の溝のようなものがありますね。

日高IC付近の遺跡

 よくみると人工的に作られた斜面なものも見えて興味深いです。

 
 この少し南でも工事現場で大規模な平安時代の集落跡が発見されています。これから研究が進み、何らかの発表があると思いますので、今からとても楽しみですね。

 但馬の地は古の歴史のストーリーがたくさんあり、興味深いものがたくさん眠っていますね。




但馬の歴史も楽しんでくださいね!


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タグ: 豊岡市日高 

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日本の棚田百選に選ばれた美しい風景 ~香美町村岡区和佐父西ヶ丘 

 香美町村岡観光協会のサイトを見ていると日本の棚田百選に選ばれている棚田があるというので、お邪魔してきました。

 村岡区和佐父西ヶ丘という場所のようです。

 村岡にある但馬大仏の近くの香住区に向かう道をななめに上がっていくところが地区への入り口です。車がすれうことができるかどうかという急傾斜の道をどんどん上ると、完全に一台しか走れない道に細くなっていきます。

村岡区和佐父西ヶ丘

 すると沢山の家が、段々畑というか、イタリア南部の要塞都市の様に急斜面に建ち並んでいました。私もいろいろな山村を見てきましたが、これは凄いところです。棚田への向かう道への案内看板が解らなかったので、車をどうにか邪魔にならない場所において、おうちの間の道を歩き探します。

村岡区和佐父西ヶ丘

 また、こちらの生活道路がすごいです。人一人通れるだけの道が、手すりもなく片方が断崖絶壁で、急傾斜の小道になっているのです。これは回覧を回すのも大変ですし、雪の多いところでしょうから、凍ったらとおもうと、生活されている方のご苦労を感じざるを得ません。

村岡区和佐父西ヶ丘

 正直、少し腰が引けました。

村岡区和佐父西ヶ丘

 道路も狭くて、すさまじい崖に面していますが、タイヤを止めるのはガードレールではなくてアスファルトが10センチほどもってあるだけという状況です。

 運転に自信がない方や大きな車では入るのは厳しいです。むしろ、駐車スペースが全くないので車で入ると、住んでいらっしゃる方の迷惑になると思いますので、自粛したほうがいいと思います。私も次は苦労しても歩いて登ろうと思います。

村岡区和佐父西ヶ丘

 ようやく棚田への入り口の看板を見つけました。ここから歩いて登ります。

村岡区和佐父西ヶ丘

 つづら折りの急な道路をずんずんと登っていきますが、お年寄りが軽トラックで農作業の為にずんずん登ってこられました。達者なものです。

村岡区和佐父西ヶ丘

 この地区には白い花がきれいにかなり広範囲に咲いていました。但馬の山野に咲くシャガの花ですが、こんなに群生しているのはあまり見ないですね。すばらしい景色です。

村岡区和佐父西ヶ丘

 美しいシャガの花の下には集落の屋根が見えます。

村岡区和佐父西ヶ丘

 ずんずん高度を上げていくとようやく斜面の南側につきます。ここに案内看板がありました。もう少し先が撮影ポイントのようです。

村岡区和佐父西ヶ丘

 凄いですね。急傾斜の複雑な地形に、本当に細い水田が重なり合うように続いています。これは水がすべての水田に入ったら凄いでしょうね。

村岡区和佐父西ヶ丘

 水田の向こうには但馬大仏の寺院を眼下に眺めます。かなりの高度にあることが解りますね。

村岡区和佐父西ヶ丘

 一枚の水田では、今ではあまり見ない手植えで稲の苗を植えておられました。感動的なシーンです。しかも、この田植えをしておられるのが若い男性だったこともうれしく思いました。

村岡区和佐父西ヶ丘

 昔の人々は、なんとか米の収穫を増やそうと、想像を絶する努力でもってこの棚田を切りひらいていったのでしょうね。しかも、日当たりがよく、水も清水で、朝晩の気温差も大きいでしょうから、きっとおいしいお米がとれるはずです。
 しばし、見とれてしまいました。

村岡区和佐父西ヶ丘

 これが棚田から住居に戻る道です。農作業の為に毎日通っていらっしゃることをおもうと感謝の気持ちになりました。

 帰りの道も急峻なので慎重に運転をしましたが、帰りに気が付いた道の様子です。

村岡区和佐父西ヶ丘

 こんなに完璧なS字の道路を見たことがありません。

 お邪魔したのはゴールデンウィークですので、今頃はすっかりすべての水田に稲が植わっているころでしょうか。次にお邪魔する時には、迷惑にならないように地区の入り口の川沿いに車を置いて、トレッキング的に歩いて登ることにしたいと思います。


但馬には素晴らしい山村がたくさんあります!


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タグ: 香美町村岡 

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夏でも涼やかな小宇宙が神鍋のふもとにあります ~北村わさび 日高町十戸 


 但馬地方も梅雨に入っておりますが、比較的過ごしやすい日々が続いております。この週末に姉が二人そろって帰ってきました。私の大好きな北村わさびさん。実は京都の錦市場とか、大阪の老舗料亭で日高のワサビがあったということで、ぜひ購入したいということで、北村さんに無理を言ってお邪魔させていただきました。

 通常は非公開であるわさび田です。観光地ではありませんので一般的にはご覧いただけませんのでご了承ください。

北村わさび

 私の姉たちと一緒に秘められた、但馬の宝である日本最西端のわさび田に足を踏み入れました。そこは梅雨のじめじめした蒸し暑い気候に関わらずワサビ田はひんやりとした風がす~っと流れて涼やかです。

北村わさび

大きく育ったワサビの葉が肩を並べてびっしりと並んでいます。わたしの姉も今や大阪にいてこんな素敵な但馬の風景を初めて見てびっくりしておりました。まさに但馬の宝です。

北村わさび
 
 なにか世の中の流れから隔絶された小宇宙のようです。こんな素晴らしいところで育まれたワサビは作物というか、この十戸の清水の素晴らしさもふくめてその味を表現しているかのようです。

北村わさび

 この時期はワサビの花も終わり、茎も太くなっていて、表情の変化がないときではありますが、北村さんにとっては次世代にわさびの種を繋ぐ種の収穫時期でもあります。

 ここはまさに但馬の宝です。いつまでもここにわさびの花をめでることができることを祈りたいですね。




 こちらは観光農園ではありません。一般の方の入場はできませんのでご注意ください。

北村わさびさんのブログはリンクにあります。公式HPは→こちらをクリック


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タグ: 豊岡市日高 

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