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はやくも2か所目のお参りです  ~西国三十三か所巡り 第十八番札所 六角堂 京都市中央区 

 さてさて、東福寺で京都の膳時の雰囲気を満喫したら、そのあとは京阪電鉄に乗って四条に界隈で子どもたちは洋服を買いにお買い物、惣兵衛夫婦とお義父さんとお義母さんとは錦市場で楽しみました。
 子どもたちの買い物が長いので、その時間を使って西国三十三か所巡りをすることにしました。

 お寺の通称は六角堂。本当の名称は紫雲山頂法寺さんです。

六角堂 山門

 場所は錦市場の最西端からあるいて10分くらいの場所にあります。ビルに囲まれていてびっくりですが、創建は聖徳太子といわれていますが、10世紀の建立ともいわれています。当時は周りには何もなかったのでしょうね。時の流れとともにビルに囲まれてしまった感じです。

六角堂 本堂

 でも、お寺の雰囲気はなかなかのものです。熱心な参拝者がたくさんおられました。

六角堂 本堂お参り

 頭を垂れて、両手を合わせて心から祈ります。


六角堂 十六羅漢

 本堂の隣には十六羅漢があります。
 
 新しい池と仏像軍ですが、これがこのお寺の特徴なのでしょうか。このお寺はもともと別のお寺の境内寺で、小野妹子が花をささげたことから華道の由来とされています。よって華道発祥の地とされているのです。

六角堂 側面

 本堂の側面に立つと、このお寺の建造物としての特徴が分かります。

 裏は完全なる六角形の建物で、その前におまえりの為に唐様の形状を持った平入の建造物が並び立っている感じです。

 完全なる六角形の建物は奈良時代にはいくつかあったので、実際は10世紀の建物だったのですが、それ以前のものとされたのかもしれませんね。

六角堂 裏から

 裏に回ると素晴らしく均整の取れた六角形の建物をめでることができます。」

六角堂 朱印

 さっそく御朱印をいただきました。

 「わが思う心のうちは六の角 ただ円かれと祈るなりけり」



今年2か所目の西国三十三か所巡りです!



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六角堂 マップ

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京都御所のおひざ元にある札所で初参り ~西国十九番札所 革堂 行願寺 京都市中央区 

 京都についたらホテルにチェックインして、義父母に再会しました。すでに夕方までそれほど時間が残っていないのでゆっくりと大きなお寺に参ることは不可能ですので、お邪魔したのが
西国三十三カ寺の一つ 第19番札所革堂 行願寺さんです。

寺町通り

 場所は京都御所の東に面し南北に走る寺町通りを、丸太町通りを渡ってさらに南下してすぐの場所にあります。

行願寺 山門

宗派:天台宗
本尊:千手観世音菩薩
開基:行円上人

 開祖の円行上人は元は猟師だったのですが、射止めた牝鹿のお腹の子どもが生きていたのを見て仏門に入ったとされています。その後もずっとシカの皮を着ていたので『皮堂』という名称がつき、今でもその皮の上着が秘蔵されているそうです。

行願寺 山門から本堂

 山門からすぐに中の建物が見えます。境内はそれほど広くなさそうです。

行願寺 本堂

 手洗舎で清めて本堂に向かいます。

行願寺 本堂

 さあ、お参りしましょう。

行願寺 大提灯

 頭上にはなかなか立派な大提灯があります。寺内におわします千手観音さんの穏やかな姿に心安らかに祈ります。

行願寺 境内

 境内は本堂の右側に回廊のように広がりを見せています。写真のすぐ左にあるのが寿老人神堂です。

行願寺 七福神

 ここの寿老人は桃山時代に豊臣秀吉が祀ったもとのされていて、都七福神巡り(京都七福神巡りともいう)の一つとされています。七福神の石像も並んでいますが、たくさんの方々が七福神巡りの台紙に朱印をもらっておられました。

行願寺 鐘楼

 さらに奥に歩みを進めると立派な鐘楼があります。

行願寺 加茂大明神

 その先には加茂大明神五輪塔があります。このおてらの本尊様は賀茂神社のケヤキがつかわれたという言い伝えがあるそうで、何か意味があるのかもしれません。

行願寺 お地蔵さん

 この辺りのお地蔵さんが集められたのか、たくさんの歴史ありそうなお地蔵さんが並んでいました。


行願寺 朱印

「花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん 」



今年初の西国三十三か所巡りです!



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行願寺 マップ

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西国三十三か所巡礼の中興の祖が永眠されている素敵なお寺 ~番外 花山院菩提寺 三田市 

 小野市を離れて、一路三田に向かいます。そこの目的地は

花山院 山門

 国道176号の東の山にある花山院菩提寺さんです。西国三十三か所としては番外とされるお寺です。

 すさまじい急坂を車で上ると駐車場があり、山門が迎えてくれます。

 番外というとおまけみたいに感じるかもしれませんが、そうではありません。後で説明しますね。

 本尊は薬師瑠璃光如来、開基(創立者)は法道(ほうどう)仙人と伝えらられます。そうです。これまで廻ってきた播州清水寺や一乗寺の開祖もこの仙人様です。どうも、播磨を中心に仏教の布教に活躍されたようですね。

花山院 仁王像 吽形像 花山院 仁王像 阿形像

 山門の両脇には仁王像である吽形像阿形像がありますね。

花山院 手水所

 山門をくぐって石段を上がりますが、途中に手水所があります。身も心も清めて軽打に向かいます。

花山院 境内

 石段を上るととても気持ちがいい境内が目の前に開けます。

花山院 花山法皇殿 

 実はこちらには本堂が2つ存在する珍しいお寺です。こちらが花山法皇殿といいます。

 寺院の本堂としては珍しい名前というか、法皇というと出家した天皇のことです。この花山法皇がこの寺にとっても、西国三十三か所巡礼にとっても重要な人物なのです。

 花山天皇が天皇に即位したのが17歳の984年のことです。外祖父の藤原伊尹の威光によるものだったようです。しかしながら当時は摂関政治の時代。藤原氏の内部争いの真っただ中でした。藤原伊尹が亡くなって後ろ盾を失います。その時は藤原兼通・兼家兄弟が摂関の座を争って互いにその出世を妨害しあった時代でした。
 花山天皇の寵愛する姫君が妊娠中にお亡くなりになられた際に、藤原兼家は三男に悲しみに暮れる花山天皇に一緒に出家をしようと持ち掛けさせ、このお寺に連れ出した後、藤原の手のものは京都に戻り、花山天皇は騙されたことに気が付きます。
 花山天皇は在位、わずか2年の19歳で退位し出家します。こののち、藤原兼家は一条天皇を即位させて、藤原道真につづく栄華を手に入れました。

 だまされて出家した花山天皇は和歌などの芸術に優れた人物であったようで、奈良時代初期に徳道が観音霊場三十三ヶ所の宝印を石棺に納めたという伝承があった摂津国の中山寺(兵庫県宝塚市)にてこの宝印を探し出し、紀伊国熊野から宝印の三十三の観音霊場を巡礼し修行にでたそうです。
 この時、花山法皇は各霊山にて和歌を詠まれて、これが御詠歌として広まったということです。

花山院 花山法皇殿 

 悲運に見舞われながらも、西国三十三か所巡礼という歴史を残した花山法皇に心からのお念仏を唱えました。

花山院 薬師堂 

 こちらがこのお寺のもともとの御本尊である薬師様を祀った薬師堂です。

花山院 七地蔵尊

 その奥には幸せの七地蔵尊が弧を描いておわしました。

花山院 七地蔵尊 説明

 これはそれぞれの役割に応じて、求める力を得ることができるお地蔵さんです。

祖父地蔵 ・・・・・ 家庭や周囲の人々の為に知恵を授けられる人として生き甲斐のある人生を送れるよう
            力を与えてくれる地蔵さん
祖母地蔵 ・・・・・ 子供や孫に清らかな知恵を授けられる人になり、生き甲斐のある生活を送れるように
            力を与えてくれる地蔵さん
父(夫)地蔵 ・・・ 家庭、社会で主になって、その役割を果たせるよう、迷うことなく人生を歩むことができる
            力を与えてくれる地蔵さん
母(妻)地蔵 ・・・ 泥沼に咲く蓮の花のように綺麗な心をもって、女性としての本性の花を咲かせるような
            人生を送れるよう力を与えてくれる地蔵さん
子供地蔵 ・・・・・ 人は遙か昔、神仏から生まれ今日に至っていることを現し、命を大切にして幸せな人生を
            送る力を与えてくれる地蔵さん
結び地蔵 ・・・・・ 人生は神仏と繋がっていて孤独ではないことを表し、人それぞれの希望を成就し、人生の
            目的を達すことができるように力を与えてくれる地蔵さん
賢者地蔵 ・・・・・ 真に賢い人は神仏の摂理を知っている人で、経文はこの摂理を文字にしたものである。
            摂理を学び賢く知恵のある人になれるように力を与えてくれる地蔵さん

花山院 寺務所へ

 境内の右側を後にして、左側に向かいます。こちらに寺務所などがあります。

花山院 寺務所

 右手に荒神堂と写経道場、左手に鐘つき堂不動堂があります。

花山院 展望台

 不動堂の前には展望台があります。

花山院 展望

 三田の町と山々を望む素晴らしい展望が得られます。天気の良い冬の朝には雲海が広がるようです。

花山院 御朱印

 さらにその先には納経所があり、ここで御朱印を書いていただけます。

 ここにいらっしゃる方にはこのお寺のお話や、西国三十三か所巡礼の歴史、作法、心得などを詳しく教えていただき、大変感動いたしました。立派な方だと思います。

花山院 御朱印

 合掌して心からお礼を言ってお別れを告げました。

花山院 御廟所

 西国三十三か所巡礼を今に残した花山法皇はこの地を気に入り、ここで生涯を閉じられました。御廟所があり、波乱万丈な人生であったと思いますが、安らかな永眠を示すように穏やかな様子でお寺を見守っておられました。

花山院 境内

 このお寺に実際にお参りになられたらわかると思いますが、本当にきれいに境内は清められていました。まさに仏の心をここに感じることができましたよ。

 西国三十三か所巡礼のスタートをこのお寺から始めるのがいいかもしれません。実は次男もここで御朱印帳を求めて、巡礼を始めることにしたようです。



心洗われるお参りになりました!



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花山院 境内案内図

花山院 地図

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西国三十三か所巡礼でお寺の初詣もいいものです ~西国二十六番札所 一乗寺 加西市 

 1月3日のことですが次男が小野市で初蹴りのサッカーということで家族でお出かけしました。ついでに近くにあるお寺にお邪魔して2017年の西国三十三か所巡礼の始まりとすることにしました。
 
 御邪魔したのが第26番 法華山 一乗寺さんです。

粟嶋堂 

 駐車場の脇には粟嶋堂があります。これは一条寺さんとは関係のないお寺ですが、水子供養で信仰を集めておられるようで、たくさんのお地蔵さんやお供えものがありました。

一乗寺 参道

 お寺の入り口に向かって参道を下っていきます。

一乗寺 入り口

 こちらが一乗寺の入り口になります。参拝料(500円)をお支払いして奥へと向かいます。

一乗寺 石段

 ここからはうっそうとした木々の枝に覆われた急な石段を上ることになります。

一乗寺 常行堂と三重塔、本堂

 石段を上がっていくとお寺の建物が覆いかぶさるように見えてきました。普通のお寺は参道に直角をイメージして整然と並んでいる感じがありますが、こちらでは地形をそのまま使ったためか本堂が斜めに見えて、それがまたとても趣があっていいと思いました。

一乗寺 常行堂

 一段上に上がったところにあるのが常行堂です。このお寺は天台宗のお寺で、常行三昧(ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行)をするための道場ですね。

 さらに石段を登っていきます。

一乗寺 三重塔と本堂

 またいい感じですね。

一乗寺 三重塔

 もう一段上がった境内にあるのが国宝三重塔です。
 このお寺は火災に何度かあっているようですが、この三重塔は創建時そのままのもので、1171年の平安時代と創建年がはっきりわかる珍しい塔のようです。一重目からてっぺんの屋根の大きさの比率が大きく異なる個性あふれる美しい塔ですね。

一乗寺 法輪堂

 三重塔の反対側には法輪堂という名の納経堂があります。

 さらに石段を登りますよ。

一乗寺 本堂

 立派な本堂が立ちはだかるように建っています。石段は本堂の石垣に突き当たり右に折れていきます。ここから振り返ると・・・

一乗寺 三重塔を見下ろす

 三重塔を見下ろす形で素晴らしい景観が広がります。

一乗寺 鐘楼

 本堂の右側に回り込むように参道が続いていますが、何とも形の良い鐘楼がありました。写真はありませんが、この鐘は撞くことができます。手を合わせて心静かに撞くと、綺麗な音色が谷間に響き渡ります。

一乗寺 本堂裏手

 こちらが本堂の裏手になります。写真の左奥から手水場で身を清めて本堂に入っていきます。

一乗寺 鐘楼の鐘

 本堂の縁を歩いていくと先ほど鐘をついた鐘楼を見下ろせますが、中にある鐘を見ることができました。

一乗寺 本堂の舞台

 本堂の正面に廻りますが、かなり高度感のある縁を歩きます。

一乗寺 本堂からの景色

 とてもきれいな眺望が得られます。

一乗寺 本堂の内部

 本堂に入ります。残念ながら内陣には入ることができませんが、外陣は比較的広いですね。中の御本尊など多くの仏像は秘仏とされていますが、心穏やかにお祈りを捧げました。

一乗寺 賓頭盧

 お賓頭盧さま (おびんずるさま)がおわしました。お賓頭盧さまは、外陣や縁におかれていることが多いのですが、もともと修行熱心で神通力も素晴らしい弟子だったようですが、無暗に民衆の前で神通力を用いたために、お釈迦様に涅槃を許されず。お釈迦様没後も民衆をすくい続けておられるそうです。

一乗寺 御朱印場

一乗寺 御朱印

 御朱印をいただきましたよ。

一乗寺 展望

 御朱印をいただいたら本陣を出ますが、何度見ても素晴らしい展望です。


 このお寺はインドから紫雲に乗って日本に渡来した法道仙人は八葉蓮華(8枚の花弁をもつハスの花)の形をしたこの地を見出し、そこへ降り立ち、法華経の霊山という意味で「法華山」と号したといいます。
 仙人がとある船の船主にお椀一杯の供物を求めたところ、租税のお米は渡せないと断られたそうです。するとたちまち米は空を飛んで法華山に降り立ったそうです。驚いた船主が詫びると鉢一杯の米を残して、再びお米が船に戻ったということです。
 時の帝である孝徳天皇はこの話を聞いて法堂仙人を庇護しましたが、孝徳天皇が倒れた時に仙人を呼びよせるとたちまち病が治り、懇意になりここに一乗寺を建立したということです。

一乗寺 護法堂

 お堂の裏手の山に急な石段があります。

一乗寺 護法堂

 これは護法堂といい、仏法と行者を守護する毘沙門天をまつる堂です。小さいものですが室町時代に建てられたものがそのまま残っている貴重なものです。

一乗寺 境内奥

 境内の奥もちょっとした広場になっています。一番奥には行者堂があり、修行中の僧が寝起きしていたのでしょうか。その手前には弁天堂妙見堂という社が並んでいます。弁天は仏教の守り神で、妙見菩薩も神様ですが、インドの神様ですね。

 本堂を後にして少し下りの山道を行きます。

一乗寺 奥の参道の閉鎖

 この先には奥の院があるのですが、残念ながら土砂崩れで通行止めでした。あきらめてそのまま道を下っていきます。

一乗寺 放生池と弁天堂

 こちらは放生池(ほうじょうち)といって、中国天台宗の開祖智顗が大きな池が枯渇して死にそうになっていたたくさんの魚を見かねて、説法の上、放生(いかしてにがしてあげること)したところ、魚たちが三十三天に転生して感謝報恩したということから、殺生を戒めるための池だそうです。
 そこには弁天堂もありました。

一乗寺 鳥居

 放生池の隣にはうっそうとした森につづく鳥居が並んでいました。

一乗寺 見子堂

 その先には白妙稲荷大明神と見子大明神を祀る見子堂がありました。

 いよいよ、お寺の入り口の近くに戻ってきました。ここは少し広場というか公園の様な空間です。

一乗寺 太子堂

 その片隅に太子堂がありました。名前からして聖徳太子像が収められていると思います。

 境内から外に出ます。

一乗寺 休憩所

 そこにはお寺で唯一のトイレと休憩所があります。トイレはここしかないので気をつけてくださいね。

一乗寺 休憩所内

 休憩所には無料でお茶がいただけるサービスがありました。ありがたいことです。

一乗寺 御年賀

 この日は三が日でしたので、入り口で御年賀をいただけました。中身はハイカラな紅茶です。


 今年最初の西国三十三か所巡礼でした。今年は5つ程度のお寺を廻れたらいいなと思っております。


お寺に初詣もいいものですね!



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一乗寺 地図

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北近畿唯一の西国三十三か所のお寺に再訪問 ~成相寺 京都府宮津市 

 美味しいラーメンをいただいたら、さらに車を進めて西国三十三か所巡りをしようと夫婦で決めるきっかけになった天橋立の近くの第28番札所 成相寺さんにお邪魔してきました。

 実は前回お邪魔した時に御朱印をいただいていないので、3連休の合間にお邪魔することにしたのです。

 参拝料(大人500円)をお支払いして駐車場に車を停めて参道に向かいます。

成相寺 撞かずの鐘

 まずであえるのが鐘楼ですね。

 この中に納まっているのが撞かずの鐘と呼ばれる慶長13年に作られた梵鐘です。

 なぜ撞かれないかというと、この鐘を作る際に付近の住民に寄付を募ったそうですが、一軒だけ寄付はできないけど赤ん坊ならば寄付できると断った家があったそうです。その後、2度も鐘造りに失敗し、3度目に取り掛かった時に、寄付をしなかった家の子どもが溶けた鉄の中に落ちてしまったそうです。そのまま完成したのですが、鐘の音が赤ん坊の泣き声に聞こえるということで撞くことをやめたという悲しい言い伝えのある鐘です。

成相寺 参道

 石段の参道を登っていきます。

成相寺 観音堂

 左手に朱色の観音堂があります。この中には西国三十三か所のお寺の御本尊が安置されていて、お参りすると三十三か所を回ったのと同じ御利益があるということです。軒下にはお百度参りの石柱もあります。

成相寺 一願一言地蔵

 その手前には古いお地蔵さんがあります。これは一願一言地蔵といいます。唯一の願いを一言で祈願すれば必ずかなうということです。受験期を迎える二人の息子の武運を願いたいところですが、2つの願いになってしまうので、天下泰平を願いました。今から思えば奥方とそれぞれお願いしてあげればよかったかな・・・・(汗)。

成相寺 参道から本堂を望む

 本堂はすぐそこです。

成相寺 本堂

 石段を登り切ると素晴らしい本堂を見上げることができます。

成相寺 本堂内

 本堂の内部の手前の部分は靴のまま上がれます。その先は靴を脱いでお参りしてください。歴史ある、凛とした姿の仏様や、迫力のある鬼の像が迎えてくれます。勿論そこは写真禁止ですよ。

成相寺 朱印を書いてもらう

 御朱印を書いていただきました。

成相寺 御朱印

 すばらしいですね。これで3つ目になります。

成相寺 真向いの龍

 前回ピンボケの写真になってしまった左甚五郎作真向いの龍をしっかりと撮影してきました。

 そして今回は参道を一気に降りて前回気が付かずに行けなかった駐車場から下の境内に向かいます。

成相寺 弁天堂

 ここには池がありました。この池は底なしの池といわれて、むかし大きな大蛇が住んでいて寺の小僧を飲み込んでいったそうです。不憫に思ったお坊さんが、藁人形に火薬を入れて服を着せて放り込んだそうです。小僧と間違えた大蛇が飲み込んだところ、かやくが爆発して苦しみ、山を下って麓にある国分寺の鐘をかぶって海に飛び込み、天橋立の対岸にある文殊で力尽きて死んだという逸話があるそうです。

 その池には小さな弁天堂がありました。

成相寺 五重塔

 その先には広い開けた場所があって立派な五重塔が立っています。

 五重塔の前にはバス乗り場がありました。

成相寺 バス

成相寺 バス停

 結構な本数があるみたいですね。しかも、往復700円は安いです。


 五重塔の背後にはこんもりした山があり、つづらおりの道がついています。そこを登っていくと・・・

成相寺 五重塔と日本海

 日本海を背景に五重塔が見られます。いいですね~~~~~。さらに登ると

成相寺 弁天山展望台

 山頂にはちょっとおんぼろになった弁天山展望台があります。

成相寺 天橋立の展望

 ここからの天橋立の展望もまた素晴らしいです。前回は山頂からの展望でしたが、こちらもまた素晴らしいです。

成相寺 白山連峰の展望

 海の向こうには福井県の白山連峰も見ることができました。

成相寺 底なし池と五重塔

 駐車場に帰るときには底なしの池に映る五重塔を楽しめましたよ。

 2016年の7月から西国三十三か所のお寺巡りを始め、今年は3か寺で終わりを迎えそうです。まだまだ30のお寺を巡らねばなりません。新しい年には何ヵ所巡ることができるかな? 楽しみですね。


お寺まいりもいいものです!



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