端正な円錐形のシルエットが美しく、穂高連峰の展望が素晴らしい常念岳 ~最終話 夜の常念テント場・下山 ~常念岳 長野県松本市
2023/08/24 Thu. 06:00 [日本100名山]
常念岳の登頂を終えたらテント場に戻ります。

午後7時には日没になるので、それまでに夕食を頂きます。

そして缶ビール(500ml 500円)で乾杯です!
この瞬間を待っていたのです。午後4時までに山小屋にいれば生ビールもいただけたのですが、それはかないませんでしたが、山頂で飲むビールの味は格別です。
料理はそれぞれが持ってきたものを夕食にします。今回は軽量化の為に軽くておなかが満たせるアルファ米やインスタントラーメンがメインです。あとは、山小屋で買ったポテチ等。それでも大変盛り上がりました。
東京から来た山ガールや、横浜から来たソロ登山の強者と意気投合して盛り上がりました。それぞれのお話を聞くと勉強になることもあって楽しかったです。

午後7時30分。日没は雲が邪魔をして見られませんでしたが、夕闇が天空のキャンプ場を多い、テントに明かりがともって美しいです。

常念岳も勇壮なシュルエットを見せてくれます。メンバーのみんなは寝不足と過度の疲労でお酒の周りも早く、すぐに眠ってしまいました。
惣兵衛は山の時間を楽しみたくて、漆黒の闇が来るまでしばし、月空に浮かび上がる穂高連峰の姿を眺めていました。
すると!

なんと、今日一日見えなかった槍ヶ岳の鋭い山頂が見えたのです。おもわず
「槍だ、槍ヶ岳が見えた!」
思わず叫んでしまいました、するとメンバーの一部と、周辺の寝ていた登山者の日とも起きてきて、みんなで眺めることができました。

なんとも幻想的な風景をしばし楽しみました。感激です。
それからしばらく就寝。トイレに行きたくて翌日の2時30分くらいに夜空を眺めたら満天の星空。

素晴らしいです。この後、例の横浜の強者は出発していかれました。これから燕岳に縦走して、そのあと横浜直通の登山バスに乗らねばならないからだそうです。すごいです。
これから信じられないことに雨が降り始めました。山の天気は変わりやすいのです。

午前4時に起床。このころから登山者の活動が始まります。常念岳山頂でご来光を観るために登山している人々のヘッドライトが蛍のように連なって山頂に向けて動いています。

私たちも4時半くらいに東の松本市街地方面を眺めますが、雲海の上に広がる低層雲が分厚くてご来光は見られませんでした。

とりあえず朝食です。今回もアルファ米とフリーズドライの味噌汁です。次の登山ではフリーズドライに頼らないように工夫してみたいと思います。軽いのですがかさばるのと、やはり高山では芯が取れないので少し食感が固くなります。

雨でぬれたテントを撤収します。メンバーで協力しながら雨粒を叩き落としたり、タオルで拭いたりしながらちょっと時間がかかりました。

穂高連峰が槍ヶ岳も含めて日中に初めてすべて顔をそろえてくれました。私たちを笑顔で見送っているようです。

常念岳にも感謝です。ありがとう!
6:40 下山開始
山々に別れを告げて下山開始です。

もっとゆっくりしたいのですが、登山口から但馬まで帰るのに8時間かかるので、翌日のことを考えるとゆっくりできません。東京の山ガールたちは10時までゆっくりするとのこと。東京からだと4時間くらいですからね。うらやましいです。

登山は下山のほうがけがをしやすいのでゆっくり歩みを進めましょう。とにかくベタ足で確実に一歩一歩です。途中の木の階段は滑りやすいので無理をしないように、慎重に。不安な方は後ろ向きでもよいと思います。安全第一です。

胸突き八丁の鋭く落ち込む崖は登るときよりも、下山するときのほうが高さを感じてスリル満点です。

疲れていて、荷物も重いのでふらふらしないように慎重に。

はるか下の眼下に沢が見えますが、あれが登ってきた登山道。胸突き八丁の高さがよくわかりますね。絶景です。

登山時には気が付かなかったかわいらしいアジサイに癒されます。この他にもたくさんの花々に出会えました。コバイケイソウ、ウサギギク、クルマユリ、ヤマホタルブクロ、シモツケソウ、ニッコウキスゲなどなど。

10:38 一の沢登山口
4時間58分で下山終了です。けがもなく、無事に山頂まで行けましたし、穂高連峰の美しい展望も見ることができました。キャンプ場で仲良くなった方々だけでなく、登山途中にもたくさんの出会いがありました。よい思い出のできた常念岳登山でしたし、会にとって初の北アルプス登山。反省点もありましたが、また次の山に登りたいという声も上がり上出来でしたね。
めでたしめでたし。
やっぱり日本のアルプスは最高です!

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午後7時には日没になるので、それまでに夕食を頂きます。

そして缶ビール(500ml 500円)で乾杯です!
この瞬間を待っていたのです。午後4時までに山小屋にいれば生ビールもいただけたのですが、それはかないませんでしたが、山頂で飲むビールの味は格別です。
料理はそれぞれが持ってきたものを夕食にします。今回は軽量化の為に軽くておなかが満たせるアルファ米やインスタントラーメンがメインです。あとは、山小屋で買ったポテチ等。それでも大変盛り上がりました。
東京から来た山ガールや、横浜から来たソロ登山の強者と意気投合して盛り上がりました。それぞれのお話を聞くと勉強になることもあって楽しかったです。

午後7時30分。日没は雲が邪魔をして見られませんでしたが、夕闇が天空のキャンプ場を多い、テントに明かりがともって美しいです。

常念岳も勇壮なシュルエットを見せてくれます。メンバーのみんなは寝不足と過度の疲労でお酒の周りも早く、すぐに眠ってしまいました。
惣兵衛は山の時間を楽しみたくて、漆黒の闇が来るまでしばし、月空に浮かび上がる穂高連峰の姿を眺めていました。
すると!

なんと、今日一日見えなかった槍ヶ岳の鋭い山頂が見えたのです。おもわず
「槍だ、槍ヶ岳が見えた!」
思わず叫んでしまいました、するとメンバーの一部と、周辺の寝ていた登山者の日とも起きてきて、みんなで眺めることができました。

なんとも幻想的な風景をしばし楽しみました。感激です。
それからしばらく就寝。トイレに行きたくて翌日の2時30分くらいに夜空を眺めたら満天の星空。

素晴らしいです。この後、例の横浜の強者は出発していかれました。これから燕岳に縦走して、そのあと横浜直通の登山バスに乗らねばならないからだそうです。すごいです。
これから信じられないことに雨が降り始めました。山の天気は変わりやすいのです。

午前4時に起床。このころから登山者の活動が始まります。常念岳山頂でご来光を観るために登山している人々のヘッドライトが蛍のように連なって山頂に向けて動いています。

私たちも4時半くらいに東の松本市街地方面を眺めますが、雲海の上に広がる低層雲が分厚くてご来光は見られませんでした。

とりあえず朝食です。今回もアルファ米とフリーズドライの味噌汁です。次の登山ではフリーズドライに頼らないように工夫してみたいと思います。軽いのですがかさばるのと、やはり高山では芯が取れないので少し食感が固くなります。

雨でぬれたテントを撤収します。メンバーで協力しながら雨粒を叩き落としたり、タオルで拭いたりしながらちょっと時間がかかりました。

穂高連峰が槍ヶ岳も含めて日中に初めてすべて顔をそろえてくれました。私たちを笑顔で見送っているようです。

常念岳にも感謝です。ありがとう!
6:40 下山開始
山々に別れを告げて下山開始です。

もっとゆっくりしたいのですが、登山口から但馬まで帰るのに8時間かかるので、翌日のことを考えるとゆっくりできません。東京の山ガールたちは10時までゆっくりするとのこと。東京からだと4時間くらいですからね。うらやましいです。

登山は下山のほうがけがをしやすいのでゆっくり歩みを進めましょう。とにかくベタ足で確実に一歩一歩です。途中の木の階段は滑りやすいので無理をしないように、慎重に。不安な方は後ろ向きでもよいと思います。安全第一です。

胸突き八丁の鋭く落ち込む崖は登るときよりも、下山するときのほうが高さを感じてスリル満点です。

疲れていて、荷物も重いのでふらふらしないように慎重に。

はるか下の眼下に沢が見えますが、あれが登ってきた登山道。胸突き八丁の高さがよくわかりますね。絶景です。

登山時には気が付かなかったかわいらしいアジサイに癒されます。この他にもたくさんの花々に出会えました。コバイケイソウ、ウサギギク、クルマユリ、ヤマホタルブクロ、シモツケソウ、ニッコウキスゲなどなど。

10:38 一の沢登山口
4時間58分で下山終了です。けがもなく、無事に山頂まで行けましたし、穂高連峰の美しい展望も見ることができました。キャンプ場で仲良くなった方々だけでなく、登山途中にもたくさんの出会いがありました。よい思い出のできた常念岳登山でしたし、会にとって初の北アルプス登山。反省点もありましたが、また次の山に登りたいという声も上がり上出来でしたね。
めでたしめでたし。
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端正な円錐形のシルエットが美しく、穂高連峰の展望が素晴らしい常念岳 ~その3 常念小屋から山頂 往復 ~常念岳 長野県松本市
2023/08/23 Wed. 06:00 [日本100名山]
常念小屋のお昼ご飯に満足したら、さあ山頂へ。って思ったらメンバーは寝不足で少し休みたいというので、しばらく休憩をとることにしました。
そしていよいよアタックです。
13:07 山頂へ出発

全くガスで見えません。

このようなガレ場をジグザグに登っていきます。はじめはそれほどきつくないのですが、途中から斜度が上がってきます。30分ほど休んだので、筋肉が再度動くことを拒否してきました。両足の痙攣です。これはまずいと思いましたが、途中でライチョウの親子がかわいらしい姿を見せてくれて励まされます。
ちょっと止まってストレッチしたら痙攣が幸いにもなくなりました。さあ、頑張るぞ!

途中で常念小屋を見下ろしますが、ずいぶん高度を上げているのがわかると思います。気持ちがいいです。

途中でとんがった岩の塊が見えます。みんなが山頂かと歓喜しそうになりましたが、これは偽ピークです。から喜びになるので気を付けましょう。

メンバーの消耗がかなり激しいので、休憩をこまめに入れました。強烈な風雨を避けるために小さく育った石楠花が可憐な姿を見せてくれました。

再びガスが濃くなってきました。展望は望めないかもしれません。

途中の奇岩を超えると山頂が見えてきます。

あと少しです。頑張れ!

14:59 常念岳山頂 到着
常念岳 2857mのピークです。1時間52分かけて山頂に到着しました。標準時間は1時間10分ですので、相当遅れました。途中で山ガールにも抜かれてしまい・・・(照っ)。

山頂につくとガスが少しずつ晴れてきました。蝶槍へ続く尾根道の縦走路もすっきりと見えてきました。
記念撮影をするためのプレートは、実はこの日に新調されたばかりのようです。記念になりますね。

前常念岳につながる尾根道が半分ガスをまとってとても神秘的です。

前常念岳に向かう道の途中にある断崖絶壁でガッツポーズする惣兵衛。みんなもそれぞれ楽しく記念撮影でした。
15:20 下山開始
なんと20分以上も山頂で楽しんでしまいました。まあ、なかなか来れない山ですから存分に楽しみましょう。

すると途中でこれまでほとんど見えなかった穂高連峰が槍のピークを除いてきれいに姿を見せてくれました! 感激!

常念小屋の向こうにある横通岳もきれいにその美しい姿を見せてくれました。登ってよかった!!
16:37 常念小屋 テント場へ帰着

下山は1時間17分で完了。標準タイムが1時間なのでまずまずです。常念岳のガスもすっかり晴れて、私たちを歓迎するように美しい姿を見せてくれました。
さあ、おなかが空きました、疲れたしご飯を食べて寝ます。
<その4につづく>
やっぱり日本のアルプスは最高です!

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そしていよいよアタックです。
13:07 山頂へ出発

全くガスで見えません。

このようなガレ場をジグザグに登っていきます。はじめはそれほどきつくないのですが、途中から斜度が上がってきます。30分ほど休んだので、筋肉が再度動くことを拒否してきました。両足の痙攣です。これはまずいと思いましたが、途中でライチョウの親子がかわいらしい姿を見せてくれて励まされます。
ちょっと止まってストレッチしたら痙攣が幸いにもなくなりました。さあ、頑張るぞ!

途中で常念小屋を見下ろしますが、ずいぶん高度を上げているのがわかると思います。気持ちがいいです。

途中でとんがった岩の塊が見えます。みんなが山頂かと歓喜しそうになりましたが、これは偽ピークです。から喜びになるので気を付けましょう。

メンバーの消耗がかなり激しいので、休憩をこまめに入れました。強烈な風雨を避けるために小さく育った石楠花が可憐な姿を見せてくれました。

再びガスが濃くなってきました。展望は望めないかもしれません。

途中の奇岩を超えると山頂が見えてきます。

あと少しです。頑張れ!

14:59 常念岳山頂 到着
常念岳 2857mのピークです。1時間52分かけて山頂に到着しました。標準時間は1時間10分ですので、相当遅れました。途中で山ガールにも抜かれてしまい・・・(照っ)。

山頂につくとガスが少しずつ晴れてきました。蝶槍へ続く尾根道の縦走路もすっきりと見えてきました。
記念撮影をするためのプレートは、実はこの日に新調されたばかりのようです。記念になりますね。

前常念岳につながる尾根道が半分ガスをまとってとても神秘的です。

前常念岳に向かう道の途中にある断崖絶壁でガッツポーズする惣兵衛。みんなもそれぞれ楽しく記念撮影でした。
15:20 下山開始
なんと20分以上も山頂で楽しんでしまいました。まあ、なかなか来れない山ですから存分に楽しみましょう。

すると途中でこれまでほとんど見えなかった穂高連峰が槍のピークを除いてきれいに姿を見せてくれました! 感激!

常念小屋の向こうにある横通岳もきれいにその美しい姿を見せてくれました。登ってよかった!!
16:37 常念小屋 テント場へ帰着

下山は1時間17分で完了。標準タイムが1時間なのでまずまずです。常念岳のガスもすっかり晴れて、私たちを歓迎するように美しい姿を見せてくれました。
さあ、おなかが空きました、疲れたしご飯を食べて寝ます。
<その4につづく>
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端正な円錐形のシルエットが美しく、穂高連峰の展望が素晴らしい常念岳 ~その2 テント設営と常念小屋 ~常念岳 長野県松本市
2023/08/22 Tue. 06:00 [日本100名山]
とりあえず常念乗越に到着しました。山頂にアタックする前にテントを張ってお昼ご飯を頂くことにしました。

まずは常念小屋に向かいます。

こちらの受付でテント設営料金(2,000円)を支払います。これはトイレチップも含んでいるとのこと。「チップ」という名前からバイオトイレかと思ったらそうではなかったです。ぼっとんトイレです。お金の「チップ」でした(笑)。
左手にはビールなどの飲み物や食料品、ガスなどが販売されています。

まずはテント場でテントを張ります。常念岳のテント場は小屋のすぐ近くと、そこから小さな樹木帯を抜けた先に少し広めのテント場と、2カ所あります。
手前のテント場は平らなところがあまりないので、奥のテント場に行きテントを張ります。こちらは段々畑のようになっているので平らた場所でテントを張ることができます。
ただ、トイレが和式で、明け方には大変なことになっていました・・・。トイレは隣のテント場のを使うとよいと思います。
そうそう、トイレットペーパーをトイレに入れることはこのキャンプ場では禁止になっています。アジアの一部の国のようにごみ箱に入れましょう。みんなマナーが良くて、ごみ箱は汚く感じませんでした。(食事中の方にはすいません(汗))。
お昼は持ってきたものを食べるのではなくて常念小屋でいただくことにしました。私以外のメンバーは初の山小屋ランチということで楽しみにしています。

正面は宿泊者用の玄関になっています。奥にあるポテトチップスの袋が気圧の関係でパンパンになっています。1袋400円です。

こちらが宿泊者用食堂です。もちろんテント組の私たちは利用できません。

こちらが食堂です。あまり広くはありませんが、屋外の自炊場を使うこともできます。

こちらにお品書きがあります。ビーフシチューが目を引きます。生ビールも我慢しなければ・・・。これから山頂アタックですからね。

友人の一人はラーメン(1,000円)をチョイス。濃厚な豚骨しょうゆでおいしかったようです。

もう一人は豚丼(1,000円)。みんなの予想はレトルトのしょぼい系だと思っていたのですが、よい意味で予想を裏切ってくれました。肉がしっかりしていて、たれもおいしく、大満足だったようです。

ほかの全員は常念うどん(1,000円)をチョイスしていました。

つゆはこの通り関東風の濃いめのもの。でも、疲れた体に塩分チャージで、するすると体に入っていきます。

山菜も入っていました。

お揚げは業務用のものでちょっと硬かったかな。でも、充分美味しかったです。

うどんは冷凍の讃岐系でしょう。もともとコシがあるのに、高山にいますので気圧の関係で沸点が100℃以下になりますから、さらに硬さが増しています。おいしいですが、讃岐風ではないほうが良いかもしれませんね。
みんな予想以上においしくて満足していました。
もしかと思って食べログをチェックしてみたら、常念小屋も食べログに登録されていました。ちょっと驚きです。
苦しんだ後に訪問する山小屋ですから評価が高いのかと思ったら、それほどでもない・・・。見てみると中にはカップラーメンを買っただけの方が星を少なくつけていたり・・・。
スタッフの方々の努力のことを思うと、もっと高くしてあげたいですね。
さあ、山頂にアタックです。
<その3に続く>
山小屋は登山者にとってオアシスです!

にほんブログ村 ←登山者に泊まる場所を与え、おいしい食事や食べ物、ビールを提供してくれる山小屋の皆様に、応援クリックお願いします!

まずは常念小屋に向かいます。

こちらの受付でテント設営料金(2,000円)を支払います。これはトイレチップも含んでいるとのこと。「チップ」という名前からバイオトイレかと思ったらそうではなかったです。ぼっとんトイレです。お金の「チップ」でした(笑)。
左手にはビールなどの飲み物や食料品、ガスなどが販売されています。

まずはテント場でテントを張ります。常念岳のテント場は小屋のすぐ近くと、そこから小さな樹木帯を抜けた先に少し広めのテント場と、2カ所あります。
手前のテント場は平らなところがあまりないので、奥のテント場に行きテントを張ります。こちらは段々畑のようになっているので平らた場所でテントを張ることができます。
ただ、トイレが和式で、明け方には大変なことになっていました・・・。トイレは隣のテント場のを使うとよいと思います。
そうそう、トイレットペーパーをトイレに入れることはこのキャンプ場では禁止になっています。アジアの一部の国のようにごみ箱に入れましょう。みんなマナーが良くて、ごみ箱は汚く感じませんでした。(食事中の方にはすいません(汗))。
お昼は持ってきたものを食べるのではなくて常念小屋でいただくことにしました。私以外のメンバーは初の山小屋ランチということで楽しみにしています。

正面は宿泊者用の玄関になっています。奥にあるポテトチップスの袋が気圧の関係でパンパンになっています。1袋400円です。

こちらが宿泊者用食堂です。もちろんテント組の私たちは利用できません。

こちらが食堂です。あまり広くはありませんが、屋外の自炊場を使うこともできます。

こちらにお品書きがあります。ビーフシチューが目を引きます。生ビールも我慢しなければ・・・。これから山頂アタックですからね。

友人の一人はラーメン(1,000円)をチョイス。濃厚な豚骨しょうゆでおいしかったようです。

もう一人は豚丼(1,000円)。みんなの予想はレトルトのしょぼい系だと思っていたのですが、よい意味で予想を裏切ってくれました。肉がしっかりしていて、たれもおいしく、大満足だったようです。

ほかの全員は常念うどん(1,000円)をチョイスしていました。

つゆはこの通り関東風の濃いめのもの。でも、疲れた体に塩分チャージで、するすると体に入っていきます。

山菜も入っていました。

お揚げは業務用のものでちょっと硬かったかな。でも、充分美味しかったです。

うどんは冷凍の讃岐系でしょう。もともとコシがあるのに、高山にいますので気圧の関係で沸点が100℃以下になりますから、さらに硬さが増しています。おいしいですが、讃岐風ではないほうが良いかもしれませんね。
みんな予想以上においしくて満足していました。
もしかと思って食べログをチェックしてみたら、常念小屋も食べログに登録されていました。ちょっと驚きです。
苦しんだ後に訪問する山小屋ですから評価が高いのかと思ったら、それほどでもない・・・。見てみると中にはカップラーメンを買っただけの方が星を少なくつけていたり・・・。
スタッフの方々の努力のことを思うと、もっと高くしてあげたいですね。
さあ、山頂にアタックです。
<その3に続く>
山小屋は登山者にとってオアシスです!

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端正な円錐形のシルエットが美しく、穂高連峰の展望が素晴らしい常念岳 ~その1 登山口から情念小屋 ~常念岳 長野県松本市
2023/08/21 Mon. 06:00 [日本100名山]
徹夜でドライブして登山口の駐車場に到着。90分ほど仮眠をとりました。
4:00 起床、登山準備開始
日の出が近づき、足元が明るくなってきたので行動開始です。氷ノ山登山の反省を活かして各自装備の軽量化などに努めました。全員2キロ減の13㎏程度に抑えてあります。まあ、ビール500ml缶2本を下したのがメインですが(笑)。中にはトランプまで背負ってきた強者もいましたし(爆)。
4:40 一の沢登山口 駐車場出発

こちらが一の沢登山口 一般駐車場です。この先は一般車進入禁止です(そうはいっても少し広いところに数台車が駐車していましたが・・・)。30台ほどしか駐車できません。前の日に登山されている車もあり、到着した時には満車でした。
惣兵衛たちは何とか路肩に駐車できましたが、それ以外のスペースは20センチほどの段差がある場所になるので、車高の低い車は駐車できなくなる可能性があります。

涼しい風を浴びながらアスファルトの道を上ります。
5:05 一の沢登山口到着

一の沢登山口です。ここが最初で最後のトイレになります。しっかりと用を済ませましょう。

登山届もここでポストインしておきます。万が一に備えて、自分の命を守るために必ず出しましょうね。
5:25 一の沢登山口 出発

トイレのキャパがそれほど大きくないので出発まで時間がかかってしまいました。ご覧の通りクマ出没注意とのこと。このところ常念岳界隈では登山道はもちろん、山頂近くでも熊が出没しているとのこと。クマよけ鈴は日本アルプスでも必要になってきたのですね。

登り始めてしばらくはこのように、時折大きな段差を乗り越えていく必要がありますが、穏やかな登山道が続きます。近くに沢があり、川の流れの音とともに涼やかな風が吹いてきます。時折、道に水が流れているところがあり、ゴアテックス装備の防水性の高い登山靴が必須です。
5:38 山の神

突然、鳥居が見えます。こちらは山の神といいます。鳥居の向こうにある橡(トチ)の巨木がご神体です。これからの山行の安全をお祈りしました。しかしながら、またもや会長は世界平和を・・・。
5:49 古池

山の神を離れて少し道の斜度が出てきて、丸太橋で沢を超えたりしたら間もなく小さな池に出会えます。これは古池といいます。なんとも静かな池で癒されます。

さらに進むとこんな沢に出会えます。

この辺りから登山道は表情を変え始めます。石がごつごつ飛び出して、斜度も増してきて足場を選びながらの登山に変わってきました。体力も少しずつ奪われますし、時間もかかるようになってきました。
6:02 沢に出会う

これまでずっと林間から辛うじて見えていた沢に出ます。視界も開けてきてとてもきれいです。常念小屋のある乗越を観ることができます。

沢の水は透明できれいです。手を浸すととても冷たくて気持ちがいいです。ここで大休止することにしました。

だんだん登山道の厳しさが増してきました。メンバーも息が上がる人も出てきました。ゆっくり登ることにします。

でも、こんな山野草が励ますように美しい姿を見せてくれます。
7:04 鳥帽子沢出合

鳥帽子沢出合に到着です。ここまで1時間50分かかっています。標準タイムが1時間40分ですから10分の遅れです。みんなよく頑張っています。ここで水を飲んだりしてゆっくりと休みます。

鳥帽子沢出会いから山にとりつくのは頑丈な丸太の階段です。この通り、登山道は関係者の方々が丁寧に整備されていて本当に感謝しかありません。
山頂に近づくにつれて斜度が増していきます。大変ですが、低山はいきなり急傾斜となる場合が多いので、こうしてじわじわと勾配が上がっていくほうがありがたいし、楽しいです。

この辺りはコケが美しい道になります。夜に光るヒカリゴケも自生しているようです。なんとも神秘的ですが、登るのは大変です。
7:51 笠原沢出合

笠原沢出合です。ここまで2時間25分。標準時間が2時間20分ですから、休憩を重ねたとはいえまずまずのタイムです。水をすくって体を冷やしたりしながら山と戯れて休憩です。

ここまでくると常念岳の頂上がはっきり見えました。晴れていて展望がよさそうです。速く山頂につきたいと気が焦ります。

右の沢から、少し緑地帯を登って、左の沢沿いを登ることになります。

ここからしばらくは低木のトンネルの浅い川の流れの中を歩くような登山道になります。


低木の樹林帯を抜けると再び展望が開けます。そしてたくさんの花が迎えてくれました。岩肌を流れるこの場所にあるのは自生しているわさびです。
初めて登ったときに意気投合したのが常念小屋のご主人で、そのことを教えてくださいました。懐かしいです。でも、採らないようにしてくださいね。自然保護が登山の最大のルールです。
8:57 胸突き八丁入口

ここまで3時間32分。標準時間が2時間50分ですから、ここで一気に遅れました。かなりメンバーの消耗度が高くなり、大目に休みを取ったからです。ここからは狭くて急で、危険な胸突き八丁。時間をあまり気にせずに呼吸を整えます。

つづら折れれの急登が続きます。片方は樹木がありますが、スパッと切れた崖になっていて、滑落すると命はないと思ったほうがよさそうです(怖)。

高所恐怖症の方は無理だと思います(笑)。

こちらは福助落とし。昔、歩荷の福助さんが転がり落ちたということから名をつけられたとか・・・(怖)。足を滑らすと真っ逆さまですし、上からの落石も注意してください。ここからしばらく危険な道が続きます。
9:35 最終水場と沢

ここまで4時間10分。標準時間が3時間30分です。
沢に出ました。でもここが最終水場ではありません。沢は少し広いのでここでリュックを降ろして、少し斜面を登ったところに最終水場があります。

沢の水ではなく、湧水のようです。とてもおいしかったです。

ここから最後の急登になります。水分補給をしっかりとして再スタートです。

最初は登りはそれほどでもありませんが、このように崩落した谷があり、危険です。慎重に進みましょう。

ここから体力を奪い、筋肉に負荷がかかる木の階段を登り続けます。

こちらは第二ベンチ。最後の急登ですが、狭くて休むところはあまりありません。第三ベンチまで3つの休憩所があり、そこを譲り合いながら休みましょう。

木の階段でない場所はこのようなごつごつした岩の急登。これもまたしんどい。

我慢して登り続けると急に展望が開けます。崩落している場所でしたが、その先に山頂も見えますね。ちょっとガスがかかってきたのが心配です。

左に曲がったところで景色が変わります。先ほどの角が最終コ-ナーだったようです。

10時54分 常念乗越到着
道しるべがありました。ここが常念乗越です。5時間29分かかりました。標準時間が4時間30分ですから、約1時間の遅れです。
後半のスタミナと急登へ対応する体力がまだ足らないようですね。もっと日常的に歩かねば。

常念岳山頂はガスであっという間に見えなくなりました。がっかりです。

新しくなった常念小屋ですね。
まだ山頂に至ったわけではありません。とりあえずお昼ご飯にしましょう。

私が妻と結婚する前、約四半世紀前に撮影した常念岳からの展望です。こんな穂高連峰が見れるといいですね。それにしても惣兵衛も若かった(笑)。
<その2に続く>
やっぱり日本のアルプスは最高です!

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4:00 起床、登山準備開始
日の出が近づき、足元が明るくなってきたので行動開始です。氷ノ山登山の反省を活かして各自装備の軽量化などに努めました。全員2キロ減の13㎏程度に抑えてあります。まあ、ビール500ml缶2本を下したのがメインですが(笑)。中にはトランプまで背負ってきた強者もいましたし(爆)。
4:40 一の沢登山口 駐車場出発

こちらが一の沢登山口 一般駐車場です。この先は一般車進入禁止です(そうはいっても少し広いところに数台車が駐車していましたが・・・)。30台ほどしか駐車できません。前の日に登山されている車もあり、到着した時には満車でした。
惣兵衛たちは何とか路肩に駐車できましたが、それ以外のスペースは20センチほどの段差がある場所になるので、車高の低い車は駐車できなくなる可能性があります。

涼しい風を浴びながらアスファルトの道を上ります。
5:05 一の沢登山口到着

一の沢登山口です。ここが最初で最後のトイレになります。しっかりと用を済ませましょう。

登山届もここでポストインしておきます。万が一に備えて、自分の命を守るために必ず出しましょうね。
5:25 一の沢登山口 出発

トイレのキャパがそれほど大きくないので出発まで時間がかかってしまいました。ご覧の通りクマ出没注意とのこと。このところ常念岳界隈では登山道はもちろん、山頂近くでも熊が出没しているとのこと。クマよけ鈴は日本アルプスでも必要になってきたのですね。

登り始めてしばらくはこのように、時折大きな段差を乗り越えていく必要がありますが、穏やかな登山道が続きます。近くに沢があり、川の流れの音とともに涼やかな風が吹いてきます。時折、道に水が流れているところがあり、ゴアテックス装備の防水性の高い登山靴が必須です。
5:38 山の神

突然、鳥居が見えます。こちらは山の神といいます。鳥居の向こうにある橡(トチ)の巨木がご神体です。これからの山行の安全をお祈りしました。しかしながら、またもや会長は世界平和を・・・。
5:49 古池

山の神を離れて少し道の斜度が出てきて、丸太橋で沢を超えたりしたら間もなく小さな池に出会えます。これは古池といいます。なんとも静かな池で癒されます。

さらに進むとこんな沢に出会えます。

この辺りから登山道は表情を変え始めます。石がごつごつ飛び出して、斜度も増してきて足場を選びながらの登山に変わってきました。体力も少しずつ奪われますし、時間もかかるようになってきました。
6:02 沢に出会う

これまでずっと林間から辛うじて見えていた沢に出ます。視界も開けてきてとてもきれいです。常念小屋のある乗越を観ることができます。

沢の水は透明できれいです。手を浸すととても冷たくて気持ちがいいです。ここで大休止することにしました。

だんだん登山道の厳しさが増してきました。メンバーも息が上がる人も出てきました。ゆっくり登ることにします。

でも、こんな山野草が励ますように美しい姿を見せてくれます。
7:04 鳥帽子沢出合

鳥帽子沢出合に到着です。ここまで1時間50分かかっています。標準タイムが1時間40分ですから10分の遅れです。みんなよく頑張っています。ここで水を飲んだりしてゆっくりと休みます。

鳥帽子沢出会いから山にとりつくのは頑丈な丸太の階段です。この通り、登山道は関係者の方々が丁寧に整備されていて本当に感謝しかありません。
山頂に近づくにつれて斜度が増していきます。大変ですが、低山はいきなり急傾斜となる場合が多いので、こうしてじわじわと勾配が上がっていくほうがありがたいし、楽しいです。

この辺りはコケが美しい道になります。夜に光るヒカリゴケも自生しているようです。なんとも神秘的ですが、登るのは大変です。
7:51 笠原沢出合

笠原沢出合です。ここまで2時間25分。標準時間が2時間20分ですから、休憩を重ねたとはいえまずまずのタイムです。水をすくって体を冷やしたりしながら山と戯れて休憩です。

ここまでくると常念岳の頂上がはっきり見えました。晴れていて展望がよさそうです。速く山頂につきたいと気が焦ります。

右の沢から、少し緑地帯を登って、左の沢沿いを登ることになります。

ここからしばらくは低木のトンネルの浅い川の流れの中を歩くような登山道になります。


低木の樹林帯を抜けると再び展望が開けます。そしてたくさんの花が迎えてくれました。岩肌を流れるこの場所にあるのは自生しているわさびです。
初めて登ったときに意気投合したのが常念小屋のご主人で、そのことを教えてくださいました。懐かしいです。でも、採らないようにしてくださいね。自然保護が登山の最大のルールです。
8:57 胸突き八丁入口

ここまで3時間32分。標準時間が2時間50分ですから、ここで一気に遅れました。かなりメンバーの消耗度が高くなり、大目に休みを取ったからです。ここからは狭くて急で、危険な胸突き八丁。時間をあまり気にせずに呼吸を整えます。

つづら折れれの急登が続きます。片方は樹木がありますが、スパッと切れた崖になっていて、滑落すると命はないと思ったほうがよさそうです(怖)。

高所恐怖症の方は無理だと思います(笑)。

こちらは福助落とし。昔、歩荷の福助さんが転がり落ちたということから名をつけられたとか・・・(怖)。足を滑らすと真っ逆さまですし、上からの落石も注意してください。ここからしばらく危険な道が続きます。
9:35 最終水場と沢

ここまで4時間10分。標準時間が3時間30分です。
沢に出ました。でもここが最終水場ではありません。沢は少し広いのでここでリュックを降ろして、少し斜面を登ったところに最終水場があります。

沢の水ではなく、湧水のようです。とてもおいしかったです。

ここから最後の急登になります。水分補給をしっかりとして再スタートです。

最初は登りはそれほどでもありませんが、このように崩落した谷があり、危険です。慎重に進みましょう。

ここから体力を奪い、筋肉に負荷がかかる木の階段を登り続けます。

こちらは第二ベンチ。最後の急登ですが、狭くて休むところはあまりありません。第三ベンチまで3つの休憩所があり、そこを譲り合いながら休みましょう。

木の階段でない場所はこのようなごつごつした岩の急登。これもまたしんどい。

我慢して登り続けると急に展望が開けます。崩落している場所でしたが、その先に山頂も見えますね。ちょっとガスがかかってきたのが心配です。

左に曲がったところで景色が変わります。先ほどの角が最終コ-ナーだったようです。

10時54分 常念乗越到着
道しるべがありました。ここが常念乗越です。5時間29分かかりました。標準時間が4時間30分ですから、約1時間の遅れです。
後半のスタミナと急登へ対応する体力がまだ足らないようですね。もっと日常的に歩かねば。

常念岳山頂はガスであっという間に見えなくなりました。がっかりです。

新しくなった常念小屋ですね。
まだ山頂に至ったわけではありません。とりあえずお昼ご飯にしましょう。

私が妻と結婚する前、約四半世紀前に撮影した常念岳からの展望です。こんな穂高連峰が見れるといいですね。それにしても惣兵衛も若かった(笑)。
<その2に続く>
やっぱり日本のアルプスは最高です!

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中央アルプスの名峰で夏山登山を満喫 ~木曽駒ケ岳 長野県
2018/08/15 Wed. 22:30 [日本100名山]
地域のグループでアルプス初チャレンジです。目標は中央アルプスの名峰 木曽駒ケ岳。まだまだ初心者のメンバーが多いですが、ここならば約2,600メートルの高地まで上がれるので大丈夫であろうということで出発です。
お盆ということもありそれぞれゆっくりとした時間が取れないので但馬を午後10時に出発して車を交代で運転しながら目的地に向かいました。早めに到着して少し仮眠をとってから出発するというプランです。
駐車場に到着しました。とはいえメインの駐車場である菅ノ台バスセンターの駐車場はいっぱいで、1キロほど先に進んだ黒川平駐車場まで行きました。ここでも最後の1台分のスペースに滑り込んだ感じです。すごい人気ですね。

さあ、仮眠と思ったらバスとロープウェイの切符の販売が始まりました。バス・ロープウェイ往復切符(3,900円)を購入しました。

通りを見るとすでに30名ほどの方が行列を作っておられましたので、受付の方に理由を聞いてみました。メインの駐車場でも日が変わる前から並んでいて、そちらを優先してバスが来るとのこと。こちらに来ても補助席に座れる数人しか乗れないどころか、満席で乗れない場合もあること。並ばないと数時間待つことになることなどをお聞きしました。
私たちも徹夜で並ぶことにしました。

ごらんのとおり、明け方になるとすさまじい行列ができていました。聞いておいてよかったです。

バスは予定を早めて5時前から運航開始。数台が通り過ぎていきましたが、5:44にバスに乗ることができました。

バスは狭くてつづら折りの旧坂を上っていきます。途中の景色も素晴らしいものがありました。
そしてロープウェイ乗り場に到着。ここでもまた行列です。

30分ほどで乗ることができました。ロープウェイからの眺めが素晴らしいようなのですが、寿司詰めの中央にいたので全く見ることができませんでした(涙)。
ところが頂上駅を降りると素晴らしい雲海と南アルプスの山々の絶景が迎えてくれました。

真ん中には富士山も見えます。これまでの苦労が癒されます。
駅を回り込んで北側に行くと写真でよく見る千畳敷カールの絶景が目の前に広がります。

これはすばらしい!
さて、さっそく登りましょう。実はこのロープウェイは下山の時も大変なようなのです。前日は午後から込み始め、2時間も待つことがあったとか。善は急げですね。

7:08 まずは登山口にある木曽駒ケ岳神社に参拝です。

そこからしばらく千畳敷カールの中を歩きますが、快適に整備された道で楽しいです。
高山植物が美しい花畑です。

コバイケイソウ。

イワカガミ。

チングルマ。

そして残雪。

7:24 しかしながらお楽しみもここまで。25分ほど歩いたところで稜線めがけてすさまじい急登が続きます。
ジグザグに登りますが、きっとこの上には素晴らしい展望があるはずと思い上り続けます。

見下ろせばアルプスらしい素晴らしい絶景が広がります。そんなこんなで25分ほど登り続けると・・・

7:49 乗鞍浄土という稜線に登りつきました。

正面には天狗荘の向こうに中岳が見えます。この向うに主峰の木曽駒ケ岳があります。

左に稜線沿いには急峻な岩のピーク 宝剣岳が勇ましい姿を見せてくれます。

右側には伊那前岳などの山々が連なります。

素晴らしい絶景をご覧ください。(クリックして拡大してご覧ください)
8:06 小休止したら中岳に上り始めます。

こちらは青い屋根が印象的な宝剣山荘の脇を通り過ぎていきます。

御覧の通りの緩やかな斜面ですが、最後は傾斜を強めてきます。


8:20 中岳頂上に到着です。この山頂から見下ろす形式も素晴らしいです。
岩でごつごつとした素晴らしい山ですね。

北側の向こうには噴火でたくさんの尊い命を飲み込んだ御岳山が見えます。思わず手を合しました。
さて、中岳にお別れを告げて山頂小屋に向けて下ります。

ここにはたくさんのテントがあってきれいですね。

さてここからまた木曽駒ケ岳山頂へののぼりを始めました。

8:45 木曽駒ケ岳山頂到着です。
ここからの景色がまた素晴らしい。

南には南アルプス。

北には北アルプスの山々がすべて見えます。

乗鞍岳の向こうに立山連峰。

その隣には穂高連峰と槍ヶ岳。
その右には白馬連山。
素晴らしいです。おもわず山頂で記念撮影ですね。

山頂の駒ケ岳神社にもお参りします。
9:46分 山頂から降りて山頂小屋近くで休憩です。

ここからは中岳をもう一度上るのではなく、中岳隧道という中岳を巻くように歩くルートを選びます。難所もあるようなので手袋を装着しましょう。

最初は快適な道でしたが・・・・

左側がスッパリと切り落ちた危険な岩場を歩くことになります。

ちょっとしたスリルがあって楽しいですね。

この山はヘルメットが必要ですね。次は用意してきたいと思います。
10:25 浄土平に到着しました。ここでランチタイムです。

今回はパスタに挑戦です。具材は家で切っておき、パスタも水で30分ほど浸してあり。それぞれ冷凍して持ってきました。

オリーブオイルで炒めて、トマトペーストを入れて、水を入れて煮込んで完成です。
なかなかおいしかったです。でもパスタはゆできってしまったほうが良いかもしれませんね。
ゆっくり楽しんだら下山開始です。
食べ終えたらもと来た道を降りていきます。浄土平からの急斜面の山道は大渋滞でした。

頻繁に止まることになるので花をめでながら急がずに降りていきます。

11:50 ロープウェイの山頂駅に到着しましたが、すでに行列が・・・・。急いで降りてきてよかったです。本当は宝剣岳に登りたかったのですが、渋滞していて時間がかかりそうだったので断念して降りてきました。正解でした。

なんとか30分ほどで乗車でき、下の駅に到着です。まだ山を目指すお客さんで混雑は続いていました。
黒川平駐車場についたのでここで車に乗車します。

体中汗だらけだったのでメインの駐車場の近くにある早太郎温泉 こまくさの湯にお邪魔しました。

玄関にはたくさんのザックが転がっています。登山者の癒しの湯になっているようですね。それもそのはず、露天風呂もあり、ジェット風呂、サウナまであって快適な温泉でした。
筋肉痛もきれいに治った気になります。
ひとっぷろ浴びたら、またおなかがすいてきたぞ・・・・。続きをお楽しみに。
やっぱり日本のアルプスは最高です!

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お盆ということもありそれぞれゆっくりとした時間が取れないので但馬を午後10時に出発して車を交代で運転しながら目的地に向かいました。早めに到着して少し仮眠をとってから出発するというプランです。
駐車場に到着しました。とはいえメインの駐車場である菅ノ台バスセンターの駐車場はいっぱいで、1キロほど先に進んだ黒川平駐車場まで行きました。ここでも最後の1台分のスペースに滑り込んだ感じです。すごい人気ですね。

さあ、仮眠と思ったらバスとロープウェイの切符の販売が始まりました。バス・ロープウェイ往復切符(3,900円)を購入しました。

通りを見るとすでに30名ほどの方が行列を作っておられましたので、受付の方に理由を聞いてみました。メインの駐車場でも日が変わる前から並んでいて、そちらを優先してバスが来るとのこと。こちらに来ても補助席に座れる数人しか乗れないどころか、満席で乗れない場合もあること。並ばないと数時間待つことになることなどをお聞きしました。
私たちも徹夜で並ぶことにしました。

ごらんのとおり、明け方になるとすさまじい行列ができていました。聞いておいてよかったです。

バスは予定を早めて5時前から運航開始。数台が通り過ぎていきましたが、5:44にバスに乗ることができました。

バスは狭くてつづら折りの旧坂を上っていきます。途中の景色も素晴らしいものがありました。
そしてロープウェイ乗り場に到着。ここでもまた行列です。

30分ほどで乗ることができました。ロープウェイからの眺めが素晴らしいようなのですが、寿司詰めの中央にいたので全く見ることができませんでした(涙)。
ところが頂上駅を降りると素晴らしい雲海と南アルプスの山々の絶景が迎えてくれました。

真ん中には富士山も見えます。これまでの苦労が癒されます。
駅を回り込んで北側に行くと写真でよく見る千畳敷カールの絶景が目の前に広がります。

これはすばらしい!
さて、さっそく登りましょう。実はこのロープウェイは下山の時も大変なようなのです。前日は午後から込み始め、2時間も待つことがあったとか。善は急げですね。

7:08 まずは登山口にある木曽駒ケ岳神社に参拝です。

そこからしばらく千畳敷カールの中を歩きますが、快適に整備された道で楽しいです。
高山植物が美しい花畑です。

コバイケイソウ。

イワカガミ。

チングルマ。

そして残雪。

7:24 しかしながらお楽しみもここまで。25分ほど歩いたところで稜線めがけてすさまじい急登が続きます。
ジグザグに登りますが、きっとこの上には素晴らしい展望があるはずと思い上り続けます。

見下ろせばアルプスらしい素晴らしい絶景が広がります。そんなこんなで25分ほど登り続けると・・・

7:49 乗鞍浄土という稜線に登りつきました。

正面には天狗荘の向こうに中岳が見えます。この向うに主峰の木曽駒ケ岳があります。

左に稜線沿いには急峻な岩のピーク 宝剣岳が勇ましい姿を見せてくれます。

右側には伊那前岳などの山々が連なります。

素晴らしい絶景をご覧ください。(クリックして拡大してご覧ください)
8:06 小休止したら中岳に上り始めます。

こちらは青い屋根が印象的な宝剣山荘の脇を通り過ぎていきます。

御覧の通りの緩やかな斜面ですが、最後は傾斜を強めてきます。


8:20 中岳頂上に到着です。この山頂から見下ろす形式も素晴らしいです。
岩でごつごつとした素晴らしい山ですね。

北側の向こうには噴火でたくさんの尊い命を飲み込んだ御岳山が見えます。思わず手を合しました。
さて、中岳にお別れを告げて山頂小屋に向けて下ります。

ここにはたくさんのテントがあってきれいですね。

さてここからまた木曽駒ケ岳山頂へののぼりを始めました。

8:45 木曽駒ケ岳山頂到着です。
ここからの景色がまた素晴らしい。

南には南アルプス。

北には北アルプスの山々がすべて見えます。

乗鞍岳の向こうに立山連峰。

その隣には穂高連峰と槍ヶ岳。
その右には白馬連山。
素晴らしいです。おもわず山頂で記念撮影ですね。

山頂の駒ケ岳神社にもお参りします。
9:46分 山頂から降りて山頂小屋近くで休憩です。

ここからは中岳をもう一度上るのではなく、中岳隧道という中岳を巻くように歩くルートを選びます。難所もあるようなので手袋を装着しましょう。

最初は快適な道でしたが・・・・

左側がスッパリと切り落ちた危険な岩場を歩くことになります。

ちょっとしたスリルがあって楽しいですね。

この山はヘルメットが必要ですね。次は用意してきたいと思います。
10:25 浄土平に到着しました。ここでランチタイムです。

今回はパスタに挑戦です。具材は家で切っておき、パスタも水で30分ほど浸してあり。それぞれ冷凍して持ってきました。

オリーブオイルで炒めて、トマトペーストを入れて、水を入れて煮込んで完成です。
なかなかおいしかったです。でもパスタはゆできってしまったほうが良いかもしれませんね。
ゆっくり楽しんだら下山開始です。
食べ終えたらもと来た道を降りていきます。浄土平からの急斜面の山道は大渋滞でした。

頻繁に止まることになるので花をめでながら急がずに降りていきます。

11:50 ロープウェイの山頂駅に到着しましたが、すでに行列が・・・・。急いで降りてきてよかったです。本当は宝剣岳に登りたかったのですが、渋滞していて時間がかかりそうだったので断念して降りてきました。正解でした。

なんとか30分ほどで乗車でき、下の駅に到着です。まだ山を目指すお客さんで混雑は続いていました。
黒川平駐車場についたのでここで車に乗車します。

体中汗だらけだったのでメインの駐車場の近くにある早太郎温泉 こまくさの湯にお邪魔しました。

玄関にはたくさんのザックが転がっています。登山者の癒しの湯になっているようですね。それもそのはず、露天風呂もあり、ジェット風呂、サウナまであって快適な温泉でした。
筋肉痛もきれいに治った気になります。
ひとっぷろ浴びたら、またおなかがすいてきたぞ・・・・。続きをお楽しみに。
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