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素材や調理法にこだわった美味しくて素敵なフレンチレストラン 〜ノルマル 豊岡市 

 数日前に編集途中なのにアップしてしまいました。ようやく完成したのでぜひともご覧ください。

 豊岡に新しいフレンチレストランができたというので、妻と友人の3名でお邪魔してきました。

ノルマル 外観

 古いフォルクスワーゲンのバンがあります。オーナーの持ち物だと思います。クリエイティブな活動をされている方です。

ノルマル 入口

 ノルマルというお店です。

ノルマル テーブル席

 中に入りましたがとてもモダンでかっこいいです。オーナーのセンスが光ります。

ノルマル 店内

 テーブルは4人掛けのテーブルが3つだけです。3組のみの対応みたいです。貸切も可能のようで、椅子が違ってもよければもう少しだけ増やすことも可能なようです。ただ、かなり調理に手をかけておられるのでそれほど多くはできないとのことです。

ノルマル テーブルセット

 ナイフやフォークもかっこいいです。相当こだわってセレクトされたそうです。これから出てくる器の陶器やガラス製品も注目してみてくださいね。

 今回はディナーコース(8,000円)をお願いしました。ドリンクリストに目を通します。

ノルマル ドリンクリスト1 ノルマル ドリンクリスト2

ノルマル ドリンクリスト3 ノルマル ドリンクリスト4
<クリックして拡大してご覧ください>

 ワインの種類が多いです。しかもチョット高めですね。さらにあまりみたことのないワインが多い感じ。シェフに聞きましたところ、各国の大きなワイナリーではなく、小さくて優れたワイナリーにこだわっておられるようです。よって、評価が高まると在庫が一気に無くなり、このお店がなんとか1本確保したようなワインばかりだそうです。よって、次に行っても同じワインがないだろうとのことでした。
 なるほど、納得できました。

ノルマル シャンパン

 まずはスパークリングワインから。クレマンダルザス(1,500円)です。ご覧の通り、少し琥珀色をしています、ですので酸味とか複雑な味で楽しいスパークリングワインでした。

ノルマル アミューズ

 まずはアミューズからです。アミューズとはフランス料理では数品の前菜のことを指すそうです。

 左側はパンとイチジクのジャムと鶏レバーのパテです。パンはカリッと焼いてあり、パテとの食感の対比が面白いです。イチジクのジャムが入ることで、後味がさっぱりとした感じがします。

 右は白バイガイのシャンパン蒸しです。ワインではなくシャンパンで蒸すことで買いが柔らかく感じます。イタリアンパセリがさわやかでした。

ノルマル お野菜

 次は野菜とのことです。まずは何ともかわいらしい白い器に惹きつけられます。ふたを開けるときにはワクワクしますね。

ノルマル ニンジンのポタージュ

 開けてみるとスープでした。サラダみたいなものかと思っていたので予想が外れましたね。ニンジンのポタージュスープですが、食感を面白くするために、なんとポップコーンが入っています。赤いものはパブリカだと思ったのですが、後味を甘ったるくしないようにレッドペッパーがさりげなく振られていました。

ノルマル 農民ドライ

 ここで、ワインに変更。グラスワインで、農民ドライ(1,000円)です。

ノルマル おからのパン

 ここからは本格的な料理が登場するのでパンが登場しました。おからのパンです。ふんわりもちもちでおいしいものです。こちらのパンはパンとカヌレさんのパンのようです。ちょっと前までは豊岡の市街地である城南町でしたが、今では豊岡市の山村地帯の森尾に移転されたそうです。

ノルマル 神鍋サーモン

 まず初めに登場したのが神鍋清流サーモンのニンジンソースです。きれいな一皿です。ただ、サーモンは半生に見えるけれど、どうかなと思いながらいただきます。

ノルマル 神鍋サーモン いただきます

 これが最高においしい。微妙ですがちゃんと火が通っています。そして塩味も魚の中にしみこんでいます。ニンジンのソースとの相性も最高でした。

 実はこちらのシェフは低温調理にこだわりを持ってこうした焼き物に挑まれているようです。焼く素材の狙う芯温は40〜45℃。この温度にすると分解酵素が働いてタンパク質をグルタミン酸に変化させるため、素材の旨味が増すそうです。そのためにオーブンの温度をあまり上げないで、焼きが進むと外に取り出して休ませ、またオーブンに入れる。これを繰り返すそうです。ですので、このお店はあまり多くのお客さんを1度に迎え入れることができないそうです。

ノルマル ワインチェンジ

 ここでワインチェンジ。ミュスカデ・レ・ボネ(1,000円)です。ちょっとフルーティーでおいしいです。

ノルマル スズキ 

 続いて登場したのがスズキのゴボウソース添えです。奥に見えるのはなんと大葉です。千切りしたものを高温の油に通したものだそうです。こんなのは初めてです。

ノルマル スズキ いただきます

 こちらも低温調理ですね。フワフワです。でも、皮はカリッと焼かれていて、魚の臭みを消すとともに、香ばしさを演出されていました。ゴボウの濃厚なソースとの相性も良かったです。

ノルマル いただきます

 揚げてカリカリになった大葉を添えていただきます。しそ的な香りはあまりなく、新たな風味が加わっていいですね。面白かったです。

ノルマル 鯛

 次は鯛のキャベツ添え トマトソースです。これもおいしそうです。

ノルマル 鯛 いただきます

 こちらももちろんおいしいです。フワフワの鯛に鯛を焼いたときに出たエキスで炒めたキャベツと一緒に、酸味のあるトマトソースでいただきました。
 ただ、スズキと鯛は脂の乗りとか違いはもちろんあるのですが、少し似た素材ですので、できればヒラメとかの違う魚か、鶏肉などにされてもよかったかなと思います。

ノルマル 赤ワインたち

 次はお肉ですということで、赤ワインを所望。するとグラスワインではなく、ボトルを2本持ってきてくださいました。説明を頂きましたがよくわかりません(笑)。

ノルマル 赤ワイン

 頂いたことのある左のワイン(価格不明)を頂きました。コクがありながらすっきりしています。惣兵衛はこんなすっきりしたワインが好きです。

 ワインを口に含んで楽しんでいると最後のメインが登場です。

ノルマル 但馬玄 

 但馬玄のステーキです。但馬牛の中でも5A以上の肉質を達成すると神戸ビーフと名乗れます。それ以外は但馬牛などと呼ばれます。でも、但馬の畜産家の中にはこれをこころよしとしていない人がおられます。よって肉質が良くても但馬牛を名乗られています。でも、明確に神戸牛と同等かそれ以上の肉質を誇るべく「但馬玄」を名乗っておられるのです。

 しかし奇麗な一品です。左側が赤身のもも、右がロースです。二つの部位を楽しんでほしいとのことでした。

ノルマル 但馬玄 

 これはまた最高です。もちろん低温調理です。まるでローストビーフですね。赤身も歯ごたえがしっかりしているものの、弾力が強いだけで硬くはないです。しっとりとしていて肉汁を楽しめます。
 ロースのほうは口の中でとろけるようです。さすが但馬牛ですね。


ノルマル 但馬玄 リゾット

 こちらはコウノトリ米のリゾットです。シンプルですがとてもおいしいです。無農薬なので安心ですし、粒がとても大きい。いいですね~。

ノルマル デザートワイン 

 またもやシェフからの提案。これなんだかわかりますか? デザートワインです。つまり甘いワインです。いろいろな作り方があって、酵母菌をまとったぶどうを使ったり、コールドワインという製法だったりして甘いワインが作られます。こちらはワインがアルコールを持つまでには発酵して糖分が高まり、さらに発酵が進むと糖分がアルコールになるのですが、アルコールに変わる直前に発酵を止めてしまうのだそうです。すると甘くなり、アルコールがほとんどなくなります。

ノルマル デザートワイン いただきます

 デザートワイン(価格不明)を頂きました。フルーティーでとても甘くておいしいものでした。香りも最高です。

ノルマル ミルクアイス 

 デザートです。イチゴのミルクアイスです。かわいらしい一品ですね。

ノルマル ミルクアイス いただきます

 こちらは久美浜のミルク工房 そらさんのミルクアイスに、苺を冷蔵庫で寝かして自然に流れ出てきた苺のエキスをそれに合わせたものです。自然なイチゴの甘さを楽しめました。

ノルマル コーヒーとミニャルディーズ

 〆はコーヒーミニャルディーズです。ミニャルディーズとは一口サイズのお菓子です。これまたパンとカヌレさんのミニカヌレとメレンゲのクッキー、焼き菓子です。

 どれもとてもおいしかったです。


 とてもおいしくいただきました。丁寧な調理の末に出されるコースですので、全てを頂くのに3時間以上かかりましたが、そんなにかかったのかという感じです。

 できれば、もっと手軽に楽しめるテーブルワインがあればいいかもしれないですね。




ごちそうさまでした! またおじゃまします!




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[edit]

「第二幕」として、新たなチャレンジをされた素敵なフレンチレストラン ~レ・ザ・ミ 豊岡市<閉店> 

※残念ながら閉店されてしまいました。

 ちょっと残念な情報を聞きました。9月30日をもって、お気に入りのフレンチレストラン レ・ザ・ミが閉店されたというのです。
 ところが、友人からの情報では、あの結婚式場のイメージのあるアールベルアンジェで再開されると聞きました。どうなることやらと思っていたら、新たなレ・ザ・ミ公式HPが立ち上がり確認できました。

 マスターの「第二幕」を応援したいと思います。

 新たなレ・ザ・ミの情報は訪問してからにして、昔のレ・ザ・ミを懐かしく思い出しながら2月ごろの訪問したときの記事を書きたいと思います。

寿センターホテル

 レ・ザ・ミが入っていた寿センターホテルです。このころはまだ冬だったので雪が残っていますね。

レ・ザ・ミ 外観

 これが当時のお店の外観。ここだけ煉瓦でよい雰囲気を出していました。

レ・ザ・ミ メニュー

 こちらがメニューです。まさに正統派のレストランの雰囲気が醸し出されています。

レ・ザ・ミ 店内

 そしてこの店内の雰囲気が好きだったのですよ。映画「ゴッドファーザー」的というか、ビリー・ジョエルの描くニューヨークのレストランというか。懐かしいアメリカのレストランといった感じなのですよね。

レ・ザ・ミ テーブルセット

 そして、誰も座っていないテーブルには、全てテーブルセットがしてあるのです。いいですね~。

 マスターとお話をしていると、魚料理と肉料理のどちらもすごいよってことで、デジュネ Aコース(2,500円)を頂くことにしました。

レ・ザ・ミ 自家製パン

 まずは自家製パンが登場します。惣兵衛は料理にはハード系のフランスパンが好きなのですが、こちらは少しソフト系。でも、小麦の味がとても素朴でおいしいんです。お料理に合いますね。

レ・ザ・ミ ミネストローネ風スープ 

 まずはスープです。レ・ザ・ミさんでは、スープはポタージュ系が多いのですが、こちらはシンプルなトマトを入れていないミネストローネ風野菜スープ

レ・ザ・ミ ミネストローネ風スープ アップ

 とてもおいしそうです。

レ・ザ・ミ ミネストローネ風スープ いただきます

 早速いただきましたが、ハム・ニンジン・白菜・ジャガイモ・シメジ・パスタが柔らかくしっかり煮込まれていて、その味がしみだしたスープは最高です。さすがです。

 次の料理はオードブルか魚料理かのどちらかを選べるのですが、マスターにお任せして、魚料理です。

レ・ザ・ミ 魚料理

 ホタテの貝柱とバイガイのマッシュポテト添えです。これはきれいでおいしそうです。

 マッシュポテトの上に、ソテーされたホタテの貝柱とバイガイがのせられ、にんにくの香りをまとったトマトソースが海のように注がれています。

レ・ザ・ミ 魚料理 ホタテ貝柱

 ホタテの貝柱を頂きました。バターなどでソテーされていて、焼き面は香ばしく、中身はレアでトロっとしていました。きめ細やかなマッシュポテトはニンニクの香りをまとったトマトソースが少しだけしみていて、それらを一体として頂くと最高です。

レ・ザ・ミ 魚料理 バイガイ

 バイガイは歯ごたえがよく、ホタテ貝とはまた違った食感です。しかも、海の香りが強く、こちらもたまらないおいしさですね。


 次はメイン料理の肉料理です。

レ・ザ・ミ メイン料理

 これは素晴らしいです。なんだか大きな鶏肉のソテーのようですね。

レ・ザ・ミ サラダ

 メインにはサラダがついていました。まずはサラダを頂いていると、マスターが料理の説明をしてくださいました。

 実はこのメインの鶏はホロホロチョウだそうです。熱帯の鳥で、キジと鶏の愛のこのような鳥です。日本の気候では飼育するのが難しく、国内で1件だけが成功しているそうです。ですので、通常は海外の冷凍ものを扱うことがほとんどで、生の肉を買うことは難しいみたいです。それをラッキーなことに買うことができたそうで、今回惣兵衛夫婦に提供してくださいました。

 なんとラッキーなことなのでしょう。

レ・ザ・ミ ホロホロチョウ

 名付けてみるとすれば、ホロホロチョウのソテー 黒トリュフ添え ネギのクリームソースですね。
 皮と身の間に挟まっているのが黒トリュフで、ソースはネギをバターでソテーして生クリームでコクを加えた感じです。

レ・ザ・ミ ホロホロチョウ アップ

 早速いただきましたが、唸るしかないです。

 ほろほろ鶏の皮はパリッと焼かれているのですが、分厚くてジューシー。脂の乗りがいいです。実はたんぱくなのですがきめが細かく、かみしめるとジワリとうまみが出てきます。そしてトリュフの素晴らしい香りが鼻腔に漂います。ソースはネギのうまみとバターの香りが最高で、お肉と調和していました。

 シェフ。ありがとう! 

 感激しました。珍しくて最高の料理を頂けました。

レ・ザ・ミ デザート

 デザートガトーショコラアイスクリームです。

 おいしい料理の後は、さっぱりとしたデザートがいいですね。

レ・ザ・ミ コーヒー

 最後は薫り高いコーヒーを頂きながら、シェフと奥様といろんな話で盛り上がりました。料理もおいしいですが、お店の方との会話もごちそうですね。


 もう、この雰囲気のレ・ザ・ミはなくなりましたが、新天地でも素晴らしい料理を頂けるはずです。近々お邪魔してみようと思います。




 ご馳走様でした。またお邪魔します



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レ・ザ・ミ



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たまには家族で素敵なフレンチのランチコースを ~レストラン レ・ザ・ミ 豊岡市 

 家族でランチというとそばやうどんなどの麺類を中心とした和食がメインでした。たまにはフレンチで次男のテーブルマナーの勉強も含めてフレンチでもとお邪魔したのがレストラン レ・ザ・ミです。

寿センターホテル レ・ザ・ミ

 場所は豊岡市街地の北を東西に走る寿通りにある、寿センタービルの1階です。裏側に駐車場がります。

レ・ザ・ミ 入り口

 お店の入り口です。昭和の雰囲気、いや、1900年代後半のダウンタウンのおしゃれなレストランという感じです。

レ・ザ・ミ メニュー

 メニューはこんな感じです。様々なコースがあります。

レ・ザ・ミ 店内

 店内も映画のゴッドファーザーで出てきそうな雰囲気。レトロな感じもあり良いです。お客さんは女性が中心でしたが、豊岡市街では広く人気のあるお店です。

レ・ザ・ミ テーブルセット

 テーブルセットをしてもらいました。注文をお願いしてしばし待ちます。


 今回はドゥジュールランチコース(2,000円)です。最も基本のコースで、メインが魚料理か肉料理の一つを選べるものです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース スープ 

 まずは季節のスープから。この日はニンジンとマッシュルームのポタージュです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース スープ いただきます

 ニンジンと生クリームの甘さが上手に使われた濃厚なおいしいポタージュでした。こんがり焼かれたおそらく自家製と思われるクルトンが香ばしさを加えてくれて素晴らしいものでした。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース パン

 自家製パンは外側はカリッと香ばしく、中身はモチモチのおいしいものです。お替りも無料なのがうれしいですね。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース 前菜

 続いて登場したのが季節の前菜。この日はホタテの貝柱のマリネです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース 前菜 アップ

 とても美しい盛り付けが心を打ちます。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース 前菜 いただきます

 早速いただきましたがさすがのおいしさです。

 トマトと紫玉ねぎ、セロリ、イタリアンパセリが丁寧にみじん切りされたものを、ホワイトビネガーをちょっと強めにして、とオリーブオイルがうまく融合させたマリネ液。臭みのない白いホタテの貝柱との組み合わせは、見た目も素晴らしいし、舌の上でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれます。


 さあ、メインディッシュです。次男も妻も私も肉料理をチョイスしました。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース メイン

 仔牛のヘレ肉のステーキとワイルドライス、季節の野菜添えです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース メイン アップ

 見た目も素晴らしいです。さすがです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース ステーキ いただきます

 仔牛のヘレ肉のステーキを早速いただきました。

 焼き加減はミディアムレア。中身の赤い色がいい感じです。味は正直うなりました。素晴らしいです。ちょうどよい塩加減。ちょっとした香料もさりげなく使われています。香りがよくさりげない味付けのソースが絶妙で、心からおいしいと思った久しぶりのステーキでした。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース ワイルドライス

 こちらはワイルドライスを使った焼きおにぎりかな。面白いですね。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース ワイルドライス いただきます

 いただきました。この黒い細長いものがワイルドライスです。アメリカお先住民族が食していたお米だそうです。古代米のように普通のお米と一緒に炊き込まれていますね。ご飯にはホワイトソースの味が少しだけ加えられています。それを成型して、オーブンで香ばしく焼いたもののようです。
 これがまたとても美味しいものでした。フレンチにこうしたコメ料理もいいですね。

 つけ添えのブロッコリーはオーブンで焼かれ、ニンジンとほうれん草とシメジはオリーブオイルでソテーされていました。丁寧な仕事です。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース デザート

 最後はデザートです。最後まで手抜きなしですね。アイスクリームとケーキ、季節のものはキンカンのシロップ漬けです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース アイス

 アイスクリームはオレンジのリキュールアイス。さっぱりしていながら濃厚なミルクの味が素晴らしいものです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース ガトーショコラ

 ケーキはガトーショコラ。いただきましたが、ケーキというよりほぼ生チョコといった感じ。しっとりしていておいしかったです。

レ・ザ・ミ ドゥジュールランチコース コーヒー

 最後はコーヒーです。とても薫り高いコーヒーでした。


 こちらのマスターのお料理は素晴らしいですね。奥様も心地よい応対をしていただけます。大変すばらしい家族でのランチタイムを迎えることができました。次男のテーブルマナーもまずまずでしたよ。

 たまには贅沢に家族でのコース料理のランチも良いですね。




 ご馳走様でした。またお邪魔します


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レ・ザ・ミ



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夫婦で素敵なフレンチをランチでいただきます ~レ・ザ・ミ 豊岡市 <閉店> 

※残念ながら閉店されてしまいました。

 夫婦で休日の豊岡市街地でランチタイムです。日曜日に開いているチェーン店以外での食事をするところは少ない中心市街地です。そこでおじゃましたのがフレンチレストランのレ・ザ・ミさんです。

レザミ 外観

 ホテルの1階にあるレストランです。

レザミ 店内

 店内はこの通り、レストランの落ち着いた雰囲気とかわいらしさも兼ね備えた感じです。

レザミ テーブルセット

 早速テーブルに座ってメニューを拝見します。

レザミ メニュー

 今回お願いしたのがワンプレートランチ(1.000円)に前菜(500円)をつけてもらいました。

レザミ スープ

 まず始めに登場したのがワンプレートランチカップスープかぼちゃのポタージュスープです。とても濃厚で美味しかったですよ。

レザミ パン

 そしてこちらがワンプレートランチのパンです。全粒粉パンかな。とてもおいしいのです。お替りしてしまいました。

レザミ ワンプレートランチ 穴子 

 そしてこちらは別途お願いした前菜です。実はアナゴのサラダ仕立てです。とても前菜と思えないでよね。メインとしてもいいくらいですよ。

レザミ ワンプレートランチ 穴子 いただきます

 さすがレ・ザ・ミさん。最高です。

レザミ アンガス牛ステーキ 

 ワンプレートランチのメインであるアンガス牛のロティです。

アミタ アンガス牛ステーキ いただきます

 赤身がさっぱりして美味しいですよ。

レザミ コーヒー

 最後は香りの高いコーヒーでほっとします。

 これだけ手が込んだ上質のフレンチを1,500円でいただけるなんて幸せですよ。



 ご馳走様でした。またお邪魔します


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レ・ザ・ミ



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豊岡郊外にある地産地消の素敵なフレンチレストランで長男のお祝いをしました ~アミタ 豊岡市 

 このブログを長らく読んでいただいた方にはうすうすお分かりかもしれませんが、実は長男が今年大学進学いたします。そして少し前に誕生日だったので、家族そろってお祝いをしようと珍しくぜいたくなディナーに出かけました。

 お邪魔したのが豊岡から竹野方面に向かう郊外にある素敵なフレンチレストラン アミタさんです。

アミタ 外観

 田んぼの中あるステキなお店です。

アミタ のれん

 入り口は和風の暖簾がかかっています。ワクワクしますね。

アミタ 店内

 お店の中はペレットストーブの柔らかな暖房で温められている、居心地のいい空間でした。

アミタ テーブル

 予約していたのでテーブルセットがすでになされていて、素敵な女性の店員さんに席にいざなわれました。

アミタ ワインリスト1 アミタ ワインリスト2
(クリックして拡大してご覧ください)

 コースはもちろん事前予約ですから、まずはワインリストに目を通します。ハーフボトルもあるし、高級ワインから手軽なものもあってありがたいですね。

 今回は6,000円のコース料理です。楽しみですね。

アミタ テーブルセット

 木製のお皿やお箸など素晴らしいテーブルセットですね。

アミタ バター

 大きく切られたバターがありました。ぜいたくだ~~~~。

アミタ 一輪挿し

 かわいらしいお花の一輪挿しもありますね。その隣には小さなボトルがあります。

アミタ エクストラバージンオイル

 これはなんと、バターと同じくこれから出てくるパンにつけていただくエキストラバージンオイルです。かわいらしいボトルですね。

アミタ コウノトリの米粉の自家製パン 

 しばらしくして登場したのがそのパンです。なんとコウノトリの米粉の自家製パンです。お替りもOKで、お願いすると焼きたてが登場してきます。ありがたいサービスです。

 とてもモチモチしていながらも香ばしくておいしいパンですよ。

アミタ 貝のエスカルゴ風

 そして登場してきたのが貝のエスカルゴ風です。小さなスプーン状の器の中にエスカルゴ的にニンニクバターオイルで煮込まれた二枚貝が入っています。

アミタ 貝のエスカルゴ風 いただきます

 さっそくいただきましたがとてもおいしいですね。驚いたのがそれぞれ味が少し違うことです。シンプルなガーリックバターオイルのものと真中はトマトソース、左端がオイルとトマトが入ったものだったと思います。
 貝をいただいて残ったおいしいソースはパンにしみ込ませて美味しくいただきました。

アミタ ホワイトアスパラガスの生ハムチーズ 

 さらに出てきたのがホワイトアスパラガスのチーズと生ハム包みです。

アミタ ホワイトアスパラガスの生ハムチーズ 温泉卵を崩す

 別の器に入れられていた温泉卵をざっくりとつぶします。これをソースにするのです。

アミタ ホワイトアスパラガスの生ハムチーズ たまごをかける

 ざっとかけますが堪らなくうまそうです。

アミタ ホワイトアスパラガスの生ハムチーズ いただきます

 さっそくいただきましたが、ホワイトアスパラガスは水煮ではなく、生の物なのでしっかりとした歯ごたえがあって素晴らしいです。チーズと生ハムのうまみとしょっぱさと、卵の甘みが堪らない旨さです。
 朝食としていただいてもおいしいですが、かなり贅沢ですね。

アミタ ジャガイモのポタージュ 

 次がジャガイモのポタージュスープです。

 どうです? 花やバジルソースなどを飾り付けてとてもきれいな料理ですね。脇に添えられたチーズと一緒に焼かれたバケットを砕いてスープに入れて、クルトン的にいただきます。

アミタ ジャガイモのポタージュ いただきます

 うん。おいしいです。さっぱりしながらもジャガイモの味がしっかりと伝わってきますよ。

アミタ サーモンと牡蠣のソテー 

 メインは魚介とお肉料理ですが、魚料理はサーモンと牡蠣のソテーのホワイトソースです。

アミタ サーモンと牡蠣のソテー 牡蠣をいただきます

 先ずは牡蠣からいただきましょう。この濃い色のソースは赤ワインを煮詰めたものかな? 濃厚な風味で美味しいです。

アミタ サーモンと牡蠣のソテー いただきます

 サーモンの味付けはかなり控えめで、カキと一緒に頂くととても複雑な味になりながらもさっぱりしていていい感じでした。


アミタ デザートメニュー 

 ここで最後に頂くデザートメニューが登場しました。

 選べるうえに、注文を受けてから調理されるのです。作り立てが頂ける幸せに期待が膨らみますね。

アミタ 八鹿豚のポワレ 

 こちらが八鹿豚のステーキ。ポワレかな。盛り付けも素晴らしいし、ステーキ自体もボリュームがあっていい感じですね。

アミタ 八鹿豚のポワレ いただきます

 さっそくいただきましたが、八鹿豚らしく非常にあっさりしたお肉です。このお肉は脂身にも匂いやクセが少なく、とてもおとなしい味なのです。そこで風味を消さないように下味も最小限であるのもこのお店のシェフのセンスがうかがえますね。

 硬くならないように火の通し方も必要最小限。とてもおいしくいただきました。


 メインをいただいて家族みんなで満足していたところでデザートが登場です。

アミタ 神鍋のとちの実と白小豆のミルフィーユ 

 惣兵衛が頂いたのが神鍋のとちの実と白小豆のミルフィーユです。予想と全く違った姿なので驚きました。

アミタ 神鍋のとちの実と白小豆のミルフィーユ 

 こんなミルフィーユは初めてみました。少し食べにいですがとてもパリパリして新食感です。

アミタ トロトロプリントシャーベット

 奥方は豊岡の地卵を使った自家製の「とろとろプリン」 木苺のシャーベット添えです。奥方は二兎を追ったのかな。(笑)

 おなかがいっぱいでプリンは持って帰るといいながら、追加で買っていましたが・・・・・(汗)。

アミタ 紅茶

 紅茶ブルーベリーとストロベリー、カラメル、アッサムとアイスから選べます。面白いのは紅茶は南部鉄器みたいな急須で出されるのですが、葉が開くまでの時間を示す小さくて可愛らしい砂時計がめちゃかわいいです。


アミタ コウノトリの米粉で作ったオレンジ風味の自家製クレープ

 次男はコウノトリの米粉で作ったオレンジ風味の自家製クレープを選択していました。これまたうまそうです。

アミタ アイスコーヒー 

 アイスコーヒーをいただいていましたが、これもおしゃれだな~~~~。


 誕生日の長男にはこれです。

アミタ パフェ

 豊岡イチゴのハイビスカスティーのゼリーと牛乳のシャーベットパフェ仕立てです。

 今日は長男の誕生パーティーだとお話していたら、お皿にチョコレートで素敵なメッセージを書いてくれました。とてもうれしいサービスです。




 お店のシェフとスタッフの皆さんのおかげで思い出に残る長男の誕生会と卒業お祝いができました。感謝申し上げたいと思います。このお店のフレンチは素材を生かした素敵なものです。ポールボキューズみたいですね。
 
 次はランチにお邪魔したいと思います。




ご馳走様でした。またお邪魔します


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アミタ



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