兵庫県最高峰をテント泊で満喫しました ~その2 東尾根コース 山頂ー神大ヒュッテー福定親水公園~ 氷ノ山 養父市関ノ宮
2023/07/04 Tue. 06:00 [但馬登山・トレッキング]
テント泊は楽しかったです。ただ、途中で小動物が私のテント付近にやってきて、ごそごそしていて眠れない時間もありました。しばらくしてやんだと思ったら、大きなガサガサと大きな音が出はじめ、「熊??」って思いましたが風が強くなっただけでした(笑)。

4:10 起床。そして、テント内でお湯を沸かします。外は寒そうだし、しっかりと目を覚ますためにコーヒーを作ってみました。

4:47 ご来光です。ゆったりと真っ赤な太陽が昇り、地上を照らし、空を赤く染めています。

太陽に感謝し、コーヒーで乾杯です。30分以上、美しく変わりゆく風景を楽しみました。

5:15 心が満たされたところで朝食タイムです。マルタイの棒ラーメンシリーズで、あっさりとした鳥白湯ラーメンをチョイスしました。

前日の暴飲暴食の後の登山がしんどかったことを反省して、柔らかいもので、栄養価の高いものいただきます。スープの中にご飯をぶち込んで雑炊で完了です。

鉢伏山もその穏やかな姿を見せてくれています。尾根沿いの快適そうな登山道。次はあちらに行ってみたい気がします。

まだ6時にもなっていませんが、早朝からの登山客が山頂に到着し始めています。邪魔なのでテントの片付けなど、出発の準備を急ぎます。
6:45 山頂から下山開始です。

最初は胸の高さ程度の熊笹の中の道を進みます。

そして、針葉樹に視界が遮られるものの、快適な緩やかな下りの道を歩みます。

7:14 山小屋に遭遇します。ここは神大ヒュッテです。そう、神戸大学の運営管理する山小屋で、この日は学生と、OBと思しきお年を召した山男が集まってBBQを朝からしておられました。

ヒュッテの方が、「水を使ってもいいよ。」と声をかけてくださいました。こちらから上るときは、ここを水場として利用できますね。
関係者の方々にお礼を言って、さらに下山します。だんだん下り坂の斜度が厳しくなっていきます。木の根っこで足を滑らさないように注意です。

7:37 大きな形の面白い岩に出会いました。人面岩です。

ちょっと広い場所で休憩です。下りということもありますが、上るときは15キロあったリュックの重さが13キロ程度になっていたので、ずいぶん楽です。今度上るときはできるだけ軽くすることにしたいと思います。

ここからさらに急斜面を降りることになります。登ってくる人たちは気の毒です。

さらに厳しさを増します。とにかく滑落することのないように慎重に一歩一歩です。

8:31 東尾根避難小屋で大休憩です。1時間50分ほどでここまで降りてきました。ほぼ標準タイムです。

ここから丸太で整備された階段を降り続けます。安全ですが、この段差が厳しい階段は足のケガにつながりやすいので、やはり慎重にゆっくりと下山します。

8:59 東尾根登山口に到着です。ようやくほっとできました。
でも、ここから車のある場所までは結構あるのでやれやれとはいきません。

しばらく砂利道の林道をゆっくりと降りていきます。

こちらは氷ノ山国際スキー場。キャンプ場もありますし、奇麗なトイレもあります。ここからは路面はアスファルトに変わります。

9:50 スタート地点の福定親水公園に到着です。下山タイムは3時間5分。
みんな満足した笑顔と、ほっとした表情が入り混じった顔になっていました。
今回は北アルプス縦走の前のトレーニングです。いろいろな課題がわかってきた感じです。
1 体力をもっとつけなければなりません
2 装備をもっと軽く見直す必要があります
3 コースを見直すか、時間にもっと余裕を持ったプランを立てること
4 前日の体調管理を万全に
ですね。
山登りの前は体調管理に努めます!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
タグ:

4:10 起床。そして、テント内でお湯を沸かします。外は寒そうだし、しっかりと目を覚ますためにコーヒーを作ってみました。

4:47 ご来光です。ゆったりと真っ赤な太陽が昇り、地上を照らし、空を赤く染めています。

太陽に感謝し、コーヒーで乾杯です。30分以上、美しく変わりゆく風景を楽しみました。

5:15 心が満たされたところで朝食タイムです。マルタイの棒ラーメンシリーズで、あっさりとした鳥白湯ラーメンをチョイスしました。

前日の暴飲暴食の後の登山がしんどかったことを反省して、柔らかいもので、栄養価の高いものいただきます。スープの中にご飯をぶち込んで雑炊で完了です。

鉢伏山もその穏やかな姿を見せてくれています。尾根沿いの快適そうな登山道。次はあちらに行ってみたい気がします。

まだ6時にもなっていませんが、早朝からの登山客が山頂に到着し始めています。邪魔なのでテントの片付けなど、出発の準備を急ぎます。
6:45 山頂から下山開始です。

最初は胸の高さ程度の熊笹の中の道を進みます。

そして、針葉樹に視界が遮られるものの、快適な緩やかな下りの道を歩みます。

7:14 山小屋に遭遇します。ここは神大ヒュッテです。そう、神戸大学の運営管理する山小屋で、この日は学生と、OBと思しきお年を召した山男が集まってBBQを朝からしておられました。

ヒュッテの方が、「水を使ってもいいよ。」と声をかけてくださいました。こちらから上るときは、ここを水場として利用できますね。
関係者の方々にお礼を言って、さらに下山します。だんだん下り坂の斜度が厳しくなっていきます。木の根っこで足を滑らさないように注意です。

7:37 大きな形の面白い岩に出会いました。人面岩です。

ちょっと広い場所で休憩です。下りということもありますが、上るときは15キロあったリュックの重さが13キロ程度になっていたので、ずいぶん楽です。今度上るときはできるだけ軽くすることにしたいと思います。

ここからさらに急斜面を降りることになります。登ってくる人たちは気の毒です。

さらに厳しさを増します。とにかく滑落することのないように慎重に一歩一歩です。

8:31 東尾根避難小屋で大休憩です。1時間50分ほどでここまで降りてきました。ほぼ標準タイムです。

ここから丸太で整備された階段を降り続けます。安全ですが、この段差が厳しい階段は足のケガにつながりやすいので、やはり慎重にゆっくりと下山します。

8:59 東尾根登山口に到着です。ようやくほっとできました。
でも、ここから車のある場所までは結構あるのでやれやれとはいきません。

しばらく砂利道の林道をゆっくりと降りていきます。

こちらは氷ノ山国際スキー場。キャンプ場もありますし、奇麗なトイレもあります。ここからは路面はアスファルトに変わります。

9:50 スタート地点の福定親水公園に到着です。下山タイムは3時間5分。
みんな満足した笑顔と、ほっとした表情が入り混じった顔になっていました。
今回は北アルプス縦走の前のトレーニングです。いろいろな課題がわかってきた感じです。
1 体力をもっとつけなければなりません
2 装備をもっと軽く見直す必要があります
3 コースを見直すか、時間にもっと余裕を持ったプランを立てること
4 前日の体調管理を万全に
ですね。
山登りの前は体調管理に努めます!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
兵庫県最高峰をテント泊で満喫しました ~その1 氷ノ山越コース 福定親水公園ー氷ノ山越ー山頂~ 氷ノ山 養父市関ノ宮
2023/07/03 Mon. 06:00 [但馬登山・トレッキング]
姫路で友人との友情を確かめたら、アルコールが残っていないことを確認して姫路を出発。自宅には午前11時に帰ることができました。
これで終わりでないのが惣兵衛の惣兵衛らしいところ。実はこの日は氷ノ山登山を地元の若者たちと企画していたのです。スケジュールに余裕がないので、こんな感じの無茶なスケジュールになっています。
大坂、姫路出張前にすでにリュックに荷造りはほぼ終わっていたので、あとは2リットルの水と500ミリリットルのスポーツ飲料と、凍らせたスポーツ飲料500ミリリットル。冷凍のウィンナーとご飯をリュックに詰めて、休む暇なく出発です。

12:15 鉢伏の民宿街を超えて、細い脇道に入ると福定親水公園に到着です。氷ノ山は山の愛好家に人気の山なので、朝早いと大丈夫ですが、この時間だと駐車場はいっぱいになることが多く、1キロほど下の駐車場に車を停めざるを得なくなり、スタート位置が下がることが多いようなのですが、この時はなんとか1台分だけ空いていました。ラッキーです。

ちゃんとした登山道の案内看板もあります。鉢伏山まで最高の縦走ルートもあります。

今回の目的は北アルプス縦走テント泊のトレーニングと課題の確認です。それぞれ約15キロ程度の重装備で登れるかどうかの体力の確認と、装備が適正かの確認がテーマです。重たいリュックを背負って準備完了です。
それと、登山届を出すポストがあります。必ず出しましょう。遭難などの緊急時に助けになるからです。登山は命の危険も伴うと認識してください。

12:33 登山開始です。さすがに荷物が重たいと思いながらも、この時は意気揚々と出発です。標準タイムは2時間55分。目標は3時間30分で到着できれば最高ですね。

最初は右手に沢の流れの音を聞きながら、快適な山道を進みます。みんな楽しそうです。

沢の流れはとても美しく、こんな滝もありました。

上り始めて10分ほどでつづら折りの急登になります。今まで日帰り登山しかしたことのないメンバーには初めての身体的な負荷にみんながこれは大変と気が付きます。

12:43 途中で高さが高く、何段にも細い滝が連なる布滝がありました。登山道から少し離れているので、リュックを置いて惣兵衛は近くに行って楽しみました。振り返ると仲間は誰も来ない・・・。まだ10分ですが結構ダメージがあるみたい。

ここから標準タイムで40分ほどのつづら折りの急登が続きます。これがかなりつらかったです。これまで日帰りの装備で登山していた仲間は重い装備にかなり体力を削られていました。
惣兵衛も、姫路からの移動なので、お酒と寝不足のダメージで尋常でない汗がでて、ぽたぽたと帽子のつばから落ちていました。これはまずいです。何度も休憩を入れることになりました。

これは連樹。7種類の木と蔓科の植物が絡むようになって1本の木のようになっています。

面白いです。みんなこの段階でフラフラだったのですが、いい刺激になりました。

遅いながらも登っていくと、木々の間から下界の展望がみられます。頑張ってかなり高度が上がっていることがわかり、励まされているようです。

ようやく急登が終わり、なだらかな山道になります。標準タイムより20分程度遅れている感じです。

13:45 先頭の会長がトタン造りの建物の前に到着。地蔵堂です。

惣兵衛はお地蔵さんに登山の無事を祈りました。会長は世界平和を・・・。いや、わがメンバーはもうすでにいっぱいいっぱい。まずは自分たちの安全を祈りましょう(笑)。

この辺りは立派な杉の人工林の山道を歩きます。快適です。


13:54 途中で水量のある沢に出会います。ここで清水で顔を洗ったり、水を飲んだりして楽しみます。この日はとんでもなく暑かったので、冷たい水は本当にありがたかったです。
惣兵衛も汗が止まらなくて、消耗が激しい状態でした。会長から熱中症対策の塩飴を頂きました。これが良かった。暑さと前日のアルコールもあって脱水だったようです。

この沢を超えるのはアルミ製のはしごを登っていかねばなりません。

そしてまたもや急登。メンバーの体力がどんどんそがれていきます。

15:13 氷ノ山越避難小屋が見えてきました。
ここで氷ノ山の尾根に到着することになります。ここからは鳥取県側からの登山道や鉢伏山方面の縦走路の分岐点でもあります。

ここまで2時間40分。標準タイムでは山頂に到着していないといけない時間です。重装備とはいえ、ちょっと残念。

ようやく氷ノ山山頂が見えました。でも、まだまだありますね。

しっかりと休んで、尾根沿いの快適な道を歩きます。でも、途中で急坂を下りたり上ったりと、一筋縄ではいかない山道です。

さあ、山頂へアタックです。

目の前にこしき岩という巨大な岩石の壁が目の前に立ちはだかるようです。ただ、登山道には関係ないのでちょっとほっとしました。アルプス的な素敵な展望が楽しいです。

山登りではいつも思うのですが、山頂までの最後の登りがきついものです。急登とはいかないものの、単調で結構なつづら折りの道をしばらく我慢して登ります。

山頂小屋が見えてきました。あとちょっとがかなりきついです。それでも、とにかく一歩一歩です。

16:59 氷ノ山山頂到着です。

氷ノ山(1,510m)の三角点です。やっと着きました~。
なんと4時間20分もかかってしまいました。標準時間が2時間55分。荷物があるので目標が3時間30分でしたから、体調不良とは言えふがいなしです。

とりあえずテントを張ります。アルプスでは山頂にテントは張れないので楽しいです。

トイレ棟は20メートルほど下ったところにあります。これもありがたいです。

テントが張れたら夕食です。まずはそれぞれ持ってきたビールで乾杯。そしてクッキングです。

惣兵衛のメインディッシュはナポリタンです。早ゆでのパスタに水を少しずつ足しながらゆで汁を捨てないようにしましょう。そしてソースと和えます。ウィンナーも足しています。

そして、鳥取沖に沈む夕日を楽しみました。

夜の暗闇が迫ってきます。

LEDランタンで明かりを灯しながら、それぞれが持ってきたウィンナーやお菓子、パウチの鶏の炭火焼きなどを出しあって、ウィスキーや酎ハイの元で宴会です。
夏とはいえ、高い山の上です。寒くて薄手のダウンジャケットを着たりしながら寒さを避けることが必要です。向こうには鳥取沖から浜坂にかけて、イカ釣り漁船の漁火が見えて幻想的です。

満天の星空を期待していましたが、薄雲が全体にかかっていて、見えない月の光でなんとなく明るくて、くっきりとした星空は見られませんでした。

結構それぞれ疲れていましたし、ほかにもテント泊の方がおられたので、20:30に就寝です。

おやすみなさい。明日も頑張ります。
若いもんに負けないように頑張ります!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
タグ:
これで終わりでないのが惣兵衛の惣兵衛らしいところ。実はこの日は氷ノ山登山を地元の若者たちと企画していたのです。スケジュールに余裕がないので、こんな感じの無茶なスケジュールになっています。
大坂、姫路出張前にすでにリュックに荷造りはほぼ終わっていたので、あとは2リットルの水と500ミリリットルのスポーツ飲料と、凍らせたスポーツ飲料500ミリリットル。冷凍のウィンナーとご飯をリュックに詰めて、休む暇なく出発です。

12:15 鉢伏の民宿街を超えて、細い脇道に入ると福定親水公園に到着です。氷ノ山は山の愛好家に人気の山なので、朝早いと大丈夫ですが、この時間だと駐車場はいっぱいになることが多く、1キロほど下の駐車場に車を停めざるを得なくなり、スタート位置が下がることが多いようなのですが、この時はなんとか1台分だけ空いていました。ラッキーです。

ちゃんとした登山道の案内看板もあります。鉢伏山まで最高の縦走ルートもあります。

今回の目的は北アルプス縦走テント泊のトレーニングと課題の確認です。それぞれ約15キロ程度の重装備で登れるかどうかの体力の確認と、装備が適正かの確認がテーマです。重たいリュックを背負って準備完了です。
それと、登山届を出すポストがあります。必ず出しましょう。遭難などの緊急時に助けになるからです。登山は命の危険も伴うと認識してください。

12:33 登山開始です。さすがに荷物が重たいと思いながらも、この時は意気揚々と出発です。標準タイムは2時間55分。目標は3時間30分で到着できれば最高ですね。

最初は右手に沢の流れの音を聞きながら、快適な山道を進みます。みんな楽しそうです。

沢の流れはとても美しく、こんな滝もありました。

上り始めて10分ほどでつづら折りの急登になります。今まで日帰り登山しかしたことのないメンバーには初めての身体的な負荷にみんながこれは大変と気が付きます。

12:43 途中で高さが高く、何段にも細い滝が連なる布滝がありました。登山道から少し離れているので、リュックを置いて惣兵衛は近くに行って楽しみました。振り返ると仲間は誰も来ない・・・。まだ10分ですが結構ダメージがあるみたい。

ここから標準タイムで40分ほどのつづら折りの急登が続きます。これがかなりつらかったです。これまで日帰りの装備で登山していた仲間は重い装備にかなり体力を削られていました。
惣兵衛も、姫路からの移動なので、お酒と寝不足のダメージで尋常でない汗がでて、ぽたぽたと帽子のつばから落ちていました。これはまずいです。何度も休憩を入れることになりました。

これは連樹。7種類の木と蔓科の植物が絡むようになって1本の木のようになっています。

面白いです。みんなこの段階でフラフラだったのですが、いい刺激になりました。

遅いながらも登っていくと、木々の間から下界の展望がみられます。頑張ってかなり高度が上がっていることがわかり、励まされているようです。

ようやく急登が終わり、なだらかな山道になります。標準タイムより20分程度遅れている感じです。

13:45 先頭の会長がトタン造りの建物の前に到着。地蔵堂です。

惣兵衛はお地蔵さんに登山の無事を祈りました。会長は世界平和を・・・。いや、わがメンバーはもうすでにいっぱいいっぱい。まずは自分たちの安全を祈りましょう(笑)。

この辺りは立派な杉の人工林の山道を歩きます。快適です。


13:54 途中で水量のある沢に出会います。ここで清水で顔を洗ったり、水を飲んだりして楽しみます。この日はとんでもなく暑かったので、冷たい水は本当にありがたかったです。
惣兵衛も汗が止まらなくて、消耗が激しい状態でした。会長から熱中症対策の塩飴を頂きました。これが良かった。暑さと前日のアルコールもあって脱水だったようです。

この沢を超えるのはアルミ製のはしごを登っていかねばなりません。

そしてまたもや急登。メンバーの体力がどんどんそがれていきます。

15:13 氷ノ山越避難小屋が見えてきました。
ここで氷ノ山の尾根に到着することになります。ここからは鳥取県側からの登山道や鉢伏山方面の縦走路の分岐点でもあります。

ここまで2時間40分。標準タイムでは山頂に到着していないといけない時間です。重装備とはいえ、ちょっと残念。

ようやく氷ノ山山頂が見えました。でも、まだまだありますね。

しっかりと休んで、尾根沿いの快適な道を歩きます。でも、途中で急坂を下りたり上ったりと、一筋縄ではいかない山道です。

さあ、山頂へアタックです。

目の前にこしき岩という巨大な岩石の壁が目の前に立ちはだかるようです。ただ、登山道には関係ないのでちょっとほっとしました。アルプス的な素敵な展望が楽しいです。

山登りではいつも思うのですが、山頂までの最後の登りがきついものです。急登とはいかないものの、単調で結構なつづら折りの道をしばらく我慢して登ります。

山頂小屋が見えてきました。あとちょっとがかなりきついです。それでも、とにかく一歩一歩です。

16:59 氷ノ山山頂到着です。

氷ノ山(1,510m)の三角点です。やっと着きました~。
なんと4時間20分もかかってしまいました。標準時間が2時間55分。荷物があるので目標が3時間30分でしたから、体調不良とは言えふがいなしです。

とりあえずテントを張ります。アルプスでは山頂にテントは張れないので楽しいです。

トイレ棟は20メートルほど下ったところにあります。これもありがたいです。

テントが張れたら夕食です。まずはそれぞれ持ってきたビールで乾杯。そしてクッキングです。

惣兵衛のメインディッシュはナポリタンです。早ゆでのパスタに水を少しずつ足しながらゆで汁を捨てないようにしましょう。そしてソースと和えます。ウィンナーも足しています。

そして、鳥取沖に沈む夕日を楽しみました。

夜の暗闇が迫ってきます。

LEDランタンで明かりを灯しながら、それぞれが持ってきたウィンナーやお菓子、パウチの鶏の炭火焼きなどを出しあって、ウィスキーや酎ハイの元で宴会です。
夏とはいえ、高い山の上です。寒くて薄手のダウンジャケットを着たりしながら寒さを避けることが必要です。向こうには鳥取沖から浜坂にかけて、イカ釣り漁船の漁火が見えて幻想的です。

満天の星空を期待していましたが、薄雲が全体にかかっていて、見えない月の光でなんとなく明るくて、くっきりとした星空は見られませんでした。

結構それぞれ疲れていましたし、ほかにもテント泊の方がおられたので、20:30に就寝です。

おやすみなさい。明日も頑張ります。
若いもんに負けないように頑張ります!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
登山の初テント泊に備えて、バックパッキングをしたり、登山用テントを張ってみました ~NEMO(ニーモ) ATOM 登山用テント二人用
2023/06/15 Thu. 06:00 [但馬登山・トレッキング]
登山シーズンも始まりました。多趣味で困ったものです。今年は仲間のみんなでテント泊で縦走登山を楽しむことがテーマです。そこで、昨年末に東京に行ったときに登山テント NEMO(ニーモ) ATOM 登山用テント二人用を購入しました。
アウトドアの通常のテントは何張りも持っていて、何度も立ててた経験はありますが、登山テントは初めてです。試しに張ってみることにしました。

こちらがテント泊用のグッズだけのラインナップです。テント、テントマット、シュラフ、シュラフパッドです。右はじは登山リュックです。

登山リュック(40+10リットル)に入れてみました。結構いっぱいです。まだこれに、コンロ、ガス、タオル、ティッシュ、調理器具、カップ、食料、水、医薬品などを入れないといけません。余裕はないですね(汗)。
体力が不安になってきましたが、とりあえずテントを張ります。

まずはテントシートを敷きます。これは通常のテントでも同じですが、地面の湿気を通さないためでもありますが、主な目的はテントの保護です。特に登山テントは軽量でコンパクトにしないといけないので、とても薄い生地が使われています。これは風などには強いのですが、岩のとんがったところなどで破れやすいようです。ですので必須のアイテムです。

その上にテントを広げます。本当に薄いです。

こちらがテント用のロッドです。さすがに普通のテントと同じ感じですが、若干軽い感じですね。

ロッドをつないで伸ばし、テントのセンター部分で交差するようにして準備完了です。

1本のロッドを立ち上げ、テントの穴に差し込み、さらにシートの内側の穴に差し込みます。逆側も同じです。そしてもう一本のロッドも同じ要領で立ち上げると、テントが立ち上がります。テントのフックをロッドに引っ掛けて完成です。

テント本体は居住空間なので、雨と風よけのフライを上にかけます。ここは室内ですのでできませんが、あとはペグダウンして、ロープを張ることでテントが地面に固定されて完成になります。
ペグが数本足りません。どうやら別売りのようです。やっぱりテストしてよかったです。

登山用のランタンを灯して中で寝転んでみました。二人用なので広々しています。これなら妻も登山できるかな。
大丈夫そうなので全ての装備を揃えました。

①リュック、②テント、テントシート、③シュラフマット、④空気入れ、⑤シュラフ、⑥レインウェア、⑦フットカバー、⑧ダウンジャケット、⑨ガスコンロ、⑩ガスボンベ⑪クッカー、⑫チタン製カップ、⑬箸など、⑭LEDランタン、⑮食料、⑯携帯食、⑰ウィスキー用ヒップボトル、⑱ウォーターボトル、⑲洗顔用品、⑳タオル、㉑着替え、㉒薬、㉓モバイルバッテリー、㉔熊よけ鈴、㉕ヘッドライト、㉖カメラ。この他にもアーミーナイフ、地図、テッシュなどがあります。

詰めてみるとパンパンです。約14.3kg。

服装はこんな感じ。サポート機能付きタイツ、短パン、Tシャツ、帽子、厚手の靴下、手袋、登山靴です。
次の登山が楽しみです。ただ、荷物を背負ってみると結構重たいので不安でもあります。
若いもんに負けないように頑張ります!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
アウトドアの通常のテントは何張りも持っていて、何度も立ててた経験はありますが、登山テントは初めてです。試しに張ってみることにしました。

こちらがテント泊用のグッズだけのラインナップです。テント、テントマット、シュラフ、シュラフパッドです。右はじは登山リュックです。

登山リュック(40+10リットル)に入れてみました。結構いっぱいです。まだこれに、コンロ、ガス、タオル、ティッシュ、調理器具、カップ、食料、水、医薬品などを入れないといけません。余裕はないですね(汗)。
体力が不安になってきましたが、とりあえずテントを張ります。

まずはテントシートを敷きます。これは通常のテントでも同じですが、地面の湿気を通さないためでもありますが、主な目的はテントの保護です。特に登山テントは軽量でコンパクトにしないといけないので、とても薄い生地が使われています。これは風などには強いのですが、岩のとんがったところなどで破れやすいようです。ですので必須のアイテムです。

その上にテントを広げます。本当に薄いです。

こちらがテント用のロッドです。さすがに普通のテントと同じ感じですが、若干軽い感じですね。

ロッドをつないで伸ばし、テントのセンター部分で交差するようにして準備完了です。

1本のロッドを立ち上げ、テントの穴に差し込み、さらにシートの内側の穴に差し込みます。逆側も同じです。そしてもう一本のロッドも同じ要領で立ち上げると、テントが立ち上がります。テントのフックをロッドに引っ掛けて完成です。

テント本体は居住空間なので、雨と風よけのフライを上にかけます。ここは室内ですのでできませんが、あとはペグダウンして、ロープを張ることでテントが地面に固定されて完成になります。
ペグが数本足りません。どうやら別売りのようです。やっぱりテストしてよかったです。

登山用のランタンを灯して中で寝転んでみました。二人用なので広々しています。これなら妻も登山できるかな。
大丈夫そうなので全ての装備を揃えました。

①リュック、②テント、テントシート、③シュラフマット、④空気入れ、⑤シュラフ、⑥レインウェア、⑦フットカバー、⑧ダウンジャケット、⑨ガスコンロ、⑩ガスボンベ⑪クッカー、⑫チタン製カップ、⑬箸など、⑭LEDランタン、⑮食料、⑯携帯食、⑰ウィスキー用ヒップボトル、⑱ウォーターボトル、⑲洗顔用品、⑳タオル、㉑着替え、㉒薬、㉓モバイルバッテリー、㉔熊よけ鈴、㉕ヘッドライト、㉖カメラ。この他にもアーミーナイフ、地図、テッシュなどがあります。

詰めてみるとパンパンです。約14.3kg。

服装はこんな感じ。サポート機能付きタイツ、短パン、Tシャツ、帽子、厚手の靴下、手袋、登山靴です。
次の登山が楽しみです。ただ、荷物を背負ってみると結構重たいので不安でもあります。
若いもんに負けないように頑張ります!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
[edit]
夏山登山に向けたトレーニングで神鍋溶岩流ウォーク ~日高町十戸から道の駅 神鍋高原まで 日高町
2023/05/15 Mon. 06:00 [但馬登山・トレッキング]
地元の仲間と山登りの会を作っている惣兵衛。最長老で、これまで日本百名山の登山歴が多いということで顧問をしています。今年は北アルプスで縦走をして、テント泊にチャレンジしようと計画しています。すると、荷物の重さが約10キロくらいで、2日とも6~8時間の長時間の登りや、厳しい下り坂を歩くスキルを磨く必要があります。
本番までにトレーニングをしようと提案があり、10キロの荷物を背負って、少雨決行で神鍋溶岩流ウォークをすることにしました。

今回はメンバーの一人が午後1時には自宅に帰らないといけないので、時短実行です。
9:40。 十戸からスタートです。お店や釣り堀の邪魔にならないように、ちょっと離れた場所に駐車します。登山靴を履いて、ストレッチして、重たいリュックを背負ってスタートです。

歩き始めるのは溶岩流のある稲葉川の左岸側です。いつもお世話になっている手打ちそばの寿楽庵の脇を抜けていきます。
10分ほどで、最初の見どころに到着します。

十戸の滝です。
神鍋の火山は有名ですが、正式には神鍋火山群といわれます。シンボル的な存在の神鍋山に加えて、西気、ブリ山、大机、太田、清滝、山宮の7つの噴火口があります。
何度も噴火と溶岩の噴出を繰り返し、溶岩流が停止ししたり、隆起した場所ごとに、よのき坂、へん坂など、急な坂道があります。この十戸の地も溶岩流が止まったといわれていて、岩盤の上に岩盤が重なり、その落差でこの滝ができて、その間を流れる地下水が大量に湧き出し、清流の郷といわれています。

前日に雨が降ったので水量がすごいです。よって迫力も増していますね。

すごいですね。この日は水量が多いのですが、実はこの滝壺は湧水の出る場所でもあります。雨が降らなくて川が干上がっても、この滝壺から水が湧き出て、これから下は水が豊富にあるのです。不思議ですね。

その神秘的な滝の姿をみて、地域の人たちは地域を守る不動明王をここに祀っておられます。石塔や献灯もあり、信仰の対象になっています。」

この滝は滝の裏にも入ることができます。めっちゃ気持ちがいいです。

十戸の滝を離れると、田んぼ道をしばらく歩きます。まさに、田植え作業の真っ最中。たくさんの農家の方にお会いできました。「こんにちわ!」というあいさつを交わしながら、楽しく歩いていきます。

こんなかわいらしいお堂もあります。その横には桜の大きな木もあり、地域の方々に大切にされている場所だと思われます。こんな地域の人たちの生活と触れ合うのもこういうウォーキングの楽しみです。

集落の間を流れる稲葉川も、看板があるわけでもなく、観光ポイントになっていませんが、溶岩流の絶景になっています。

小さな橋を渡って、稲葉川の右岸に出ます。そこにはすごく静かな流れがあり、その奥に小さな滝が見えます。

その脇にはこのように小さな神社がありました。こちらは弁財天が祀られているようです。この小さな社の脇から豊富な湧水があるようで、それを祀っておられるようです。
会の会長が代表して「世界平和をお願いしたよ。」
「・・・。」
弁財天は商売繁盛の神様だったような・・・。

雰囲気の良い場所に出会えました。瓢箪淵の穏やかな流れと、奥にあるアクセントになっているやすらぎの滝です。

10:26。ここでいったん国道に出ます。少し雨が降ってきたし、約50分近くなったので、この先の石井パーキングによります。

トイレがあるのでトイレ休憩しましたが、ちょっと雨足が強くなってきたので、東屋で雨宿りです。ザックにザックカバーを施したり、水分補給をしたり、10分ほど雨が弱まるのを待ちます。

雨が少雨になったので、再出発です。遊歩道に戻ります。

ここからしばらく快適な整備された道を歩きます。お子さんとのハイキングもおすすめのコースです。

坂道も地域の方々が整備していただいているようで、奇麗に階段状になっています。

こんな素敵な場所に出ました。メンバー皆も歓声が上がります。こちらはせせらぎ淵ですね。

もちろん、迫力ある滝もたくさんあります。ネエ滝といいます。名前の由来を知りたいですね。

ここが惣兵衛の好きな畳滝です。巨大な岩盤の板の上を流れた水が滝になっています。その奥にある小滝がアクセントになっていて、とてもきれいな景色です。

迫力のあるデリガシ滝は、水量がさらに増して迫力満点です。

いったん集落に出ます。

その集落の脇にもこんな素敵な滝があります。二段滝です。道路から降りていく必要があるのですが、大きな石があって、そこが雨に濡れてめちゃ滑りました。先頭で見に行った惣兵衛は不覚にも足を滑らせてすってんコロリン。肘をすりむいてけがをしました。気を付けましょう(涙)。

このあたりは鹿よけの柵があります。開けて進む必要がありますが、ちゃんと元通り閉めて進みましょう。

再び田園地帯を進みます。右側に但馬ドームが見えます。神鍋高原は目の前です。

ここからは少し山道っぽい感じの道になります。

整備された道もいいですが、こんな山道も雰囲気があっていいですね。

ここはまぼという穏やかな水のたまり場です。この辺りは農業用の水路の取水地になっているので、水の流れが穏やかで、鏡のような雰囲気になっています。
さらに進むと、大きな滝の音が聞こえてきます。

八反の滝です。

落差24メートルの滝です。ここも溶岩流の流れが途切れたところにできた巨大な滝です。溶岩流の自然の偉大さと、それがもたらした奇跡の美しさに感嘆するばかりです。
しばらく、水しぶきの細やかなミストを浴びて、疲れをいやしながら、気持ちの良い時間を過ごしました。最高ですね。
さあ、みんな体を休めたら再出発です。

ここからは結構な急斜面を登って、神鍋高原の高度まで戻ります。10キロ近いリュックの重みがここでメンバーの足を痛めつけたようです。10分くらいで登りは終わります。

登り切ったら名色の別荘地です。

再び国道に戻ります。神鍋高原です。

国道を歩き続けても味気ないので但馬ドーム前を通過します。

その次は神鍋高原キャンプ場を通過します。

目の前に神鍋山がみえました。本当の計画はこの後、神鍋山の噴火口を見に行く予定でしたが、メンバーが午後から用事があるので断念。

きれいないちょう並木を歩いて最終ポイントへ。

12:21。メンバーの車を置いておいた道の駅 神鍋高原に到着です。全行程2時間40分の快適ウォーキングでした。

車で出発地点の十戸に戻りました。車を駐車させていただいた寿楽庵にてお昼ご飯です。

意外なことに、ほかのメンバーは寿楽庵でそばを頂くのは子どものころ以来とか。惣兵衛のブログを見ていたので、いつか食べたいと思っていたようです。みんなめちゃ旨いとずるずるそばをすすっていました。
北アルプスの縦走では今回の10倍くらいの負荷がかかると思いますが、10キロ近い装備を背負ってのウォーキングで、それぞれが課題を見つけたみたいです。梅雨の影響がなければ、兵庫県最高峰の氷ノ山の合宿をする予定です。それまでに、調整が必要だと惣兵衛も思っております。
若いもんに負けないように頑張ります!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
タグ:
本番までにトレーニングをしようと提案があり、10キロの荷物を背負って、少雨決行で神鍋溶岩流ウォークをすることにしました。

今回はメンバーの一人が午後1時には自宅に帰らないといけないので、時短実行です。
9:40。 十戸からスタートです。お店や釣り堀の邪魔にならないように、ちょっと離れた場所に駐車します。登山靴を履いて、ストレッチして、重たいリュックを背負ってスタートです。

歩き始めるのは溶岩流のある稲葉川の左岸側です。いつもお世話になっている手打ちそばの寿楽庵の脇を抜けていきます。
10分ほどで、最初の見どころに到着します。

十戸の滝です。
神鍋の火山は有名ですが、正式には神鍋火山群といわれます。シンボル的な存在の神鍋山に加えて、西気、ブリ山、大机、太田、清滝、山宮の7つの噴火口があります。
何度も噴火と溶岩の噴出を繰り返し、溶岩流が停止ししたり、隆起した場所ごとに、よのき坂、へん坂など、急な坂道があります。この十戸の地も溶岩流が止まったといわれていて、岩盤の上に岩盤が重なり、その落差でこの滝ができて、その間を流れる地下水が大量に湧き出し、清流の郷といわれています。

前日に雨が降ったので水量がすごいです。よって迫力も増していますね。

すごいですね。この日は水量が多いのですが、実はこの滝壺は湧水の出る場所でもあります。雨が降らなくて川が干上がっても、この滝壺から水が湧き出て、これから下は水が豊富にあるのです。不思議ですね。

その神秘的な滝の姿をみて、地域の人たちは地域を守る不動明王をここに祀っておられます。石塔や献灯もあり、信仰の対象になっています。」

この滝は滝の裏にも入ることができます。めっちゃ気持ちがいいです。

十戸の滝を離れると、田んぼ道をしばらく歩きます。まさに、田植え作業の真っ最中。たくさんの農家の方にお会いできました。「こんにちわ!」というあいさつを交わしながら、楽しく歩いていきます。

こんなかわいらしいお堂もあります。その横には桜の大きな木もあり、地域の方々に大切にされている場所だと思われます。こんな地域の人たちの生活と触れ合うのもこういうウォーキングの楽しみです。

集落の間を流れる稲葉川も、看板があるわけでもなく、観光ポイントになっていませんが、溶岩流の絶景になっています。

小さな橋を渡って、稲葉川の右岸に出ます。そこにはすごく静かな流れがあり、その奥に小さな滝が見えます。

その脇にはこのように小さな神社がありました。こちらは弁財天が祀られているようです。この小さな社の脇から豊富な湧水があるようで、それを祀っておられるようです。
会の会長が代表して「世界平和をお願いしたよ。」
「・・・。」
弁財天は商売繁盛の神様だったような・・・。

雰囲気の良い場所に出会えました。瓢箪淵の穏やかな流れと、奥にあるアクセントになっているやすらぎの滝です。

10:26。ここでいったん国道に出ます。少し雨が降ってきたし、約50分近くなったので、この先の石井パーキングによります。

トイレがあるのでトイレ休憩しましたが、ちょっと雨足が強くなってきたので、東屋で雨宿りです。ザックにザックカバーを施したり、水分補給をしたり、10分ほど雨が弱まるのを待ちます。

雨が少雨になったので、再出発です。遊歩道に戻ります。

ここからしばらく快適な整備された道を歩きます。お子さんとのハイキングもおすすめのコースです。

坂道も地域の方々が整備していただいているようで、奇麗に階段状になっています。

こんな素敵な場所に出ました。メンバー皆も歓声が上がります。こちらはせせらぎ淵ですね。

もちろん、迫力ある滝もたくさんあります。ネエ滝といいます。名前の由来を知りたいですね。

ここが惣兵衛の好きな畳滝です。巨大な岩盤の板の上を流れた水が滝になっています。その奥にある小滝がアクセントになっていて、とてもきれいな景色です。

迫力のあるデリガシ滝は、水量がさらに増して迫力満点です。

いったん集落に出ます。

その集落の脇にもこんな素敵な滝があります。二段滝です。道路から降りていく必要があるのですが、大きな石があって、そこが雨に濡れてめちゃ滑りました。先頭で見に行った惣兵衛は不覚にも足を滑らせてすってんコロリン。肘をすりむいてけがをしました。気を付けましょう(涙)。

このあたりは鹿よけの柵があります。開けて進む必要がありますが、ちゃんと元通り閉めて進みましょう。

再び田園地帯を進みます。右側に但馬ドームが見えます。神鍋高原は目の前です。

ここからは少し山道っぽい感じの道になります。

整備された道もいいですが、こんな山道も雰囲気があっていいですね。

ここはまぼという穏やかな水のたまり場です。この辺りは農業用の水路の取水地になっているので、水の流れが穏やかで、鏡のような雰囲気になっています。
さらに進むと、大きな滝の音が聞こえてきます。

八反の滝です。

落差24メートルの滝です。ここも溶岩流の流れが途切れたところにできた巨大な滝です。溶岩流の自然の偉大さと、それがもたらした奇跡の美しさに感嘆するばかりです。
しばらく、水しぶきの細やかなミストを浴びて、疲れをいやしながら、気持ちの良い時間を過ごしました。最高ですね。
さあ、みんな体を休めたら再出発です。

ここからは結構な急斜面を登って、神鍋高原の高度まで戻ります。10キロ近いリュックの重みがここでメンバーの足を痛めつけたようです。10分くらいで登りは終わります。

登り切ったら名色の別荘地です。

再び国道に戻ります。神鍋高原です。

国道を歩き続けても味気ないので但馬ドーム前を通過します。

その次は神鍋高原キャンプ場を通過します。

目の前に神鍋山がみえました。本当の計画はこの後、神鍋山の噴火口を見に行く予定でしたが、メンバーが午後から用事があるので断念。

きれいないちょう並木を歩いて最終ポイントへ。

12:21。メンバーの車を置いておいた道の駅 神鍋高原に到着です。全行程2時間40分の快適ウォーキングでした。

車で出発地点の十戸に戻りました。車を駐車させていただいた寿楽庵にてお昼ご飯です。

意外なことに、ほかのメンバーは寿楽庵でそばを頂くのは子どものころ以来とか。惣兵衛のブログを見ていたので、いつか食べたいと思っていたようです。みんなめちゃ旨いとずるずるそばをすすっていました。
北アルプスの縦走では今回の10倍くらいの負荷がかかると思いますが、10キロ近い装備を背負ってのウォーキングで、それぞれが課題を見つけたみたいです。梅雨の影響がなければ、兵庫県最高峰の氷ノ山の合宿をする予定です。それまでに、調整が必要だと惣兵衛も思っております。
若いもんに負けないように頑張ります!

にほんブログ村 ←なんでもチャレンジしたい惣兵衛に、応援クリックお願いします!
円山川の河口の絶景と山々が見渡せる山歩き ~堂山 豊岡市港地区
2022/10/26 Wed. 06:00 [但馬登山・トレッキング]
祭りの焚火で話が盛り上がって、地域の登山クラブで山登りをすることにしました。ただ、午後から用事があるメンバーがあったため、午前中に下山できる山にしました。
みんなでLINEで協議した結果、上ることになったのは円山川の河口にある低い山、堂山です。
8時30分に自宅を出発して、河口近くにある小さな漁村 田結地区の海沿いの突き当りで車を停めました。

釣り人も数人おられて、狭い場所ですのでグループで行く場合は乗り合わせていくほうがよさそうです。

こちらが登山口です。なんとお墓の入り口でもあります。

案内看板がありました。弘法大師ゆかりの八十八か所巡りができるそうです。
この地にあるお寺 大正6年に西光寺の当時の住職が弘法大師ゆかりの八十八か所の巡りを発願され、当時の青年団のみなさんが、石碑を西光寺周辺の参道において整備したのが始まりだそうです。
北端大震災の際に石碑のいくつかが海に落下したために、現在の道に改められ、毎年春の彼岸に田結地区で巡礼めぐりがあるそうです。

9:21。会長を先頭に登山開始です。

いきなりつづら折りの厳しい急登が続きます。日頃の不摂生がたたり、いきなり息が上がります。周りのみんなは若いせいかそれ穂ときつくなさそう。
ん? ザックをしょって本格的な装備をしているのは惣兵衛一人。ほかのみんなはポーチ位を持っている程度・・・。ずるいやん(涙)。
それでも頑張って登るしかありません。

これが石碑です。11番と書いてあります。弘法大師の姿が彫られています。結構な大きさでした。一人では担げないと思います。これを88個も持って上がったかと思うとすごいことです。
登山道も丸太による土留めがされた階段が作られていて、地域の方々が毎年日役で整備されているそうですが、頭が下がります。

9:30。つづら折れの道を上り終えると草も何も生えていない広い尾根に出ます。お城か何かあったのではないかと思うくらいにきれいで、しかも段々になっていました。
ネットで調べるけれどそんな記述はありませんでした。おそらく、強い強風で高い木が育たず、鹿が草を食べてしまい、表土が流れ、このように何も生えていない状況になったのだと思います。

再び森の中に入っていきます。針葉樹と広葉樹が混ざり合った感じの森です。

このように案内看板があるのですが、わかりにくいものが時々あります。これは目の前に立ってトウセンボしているように立っているもの。左は海沿いの斜面、右は森の中になっています。とりあえず、海沿いの斜面向きに歩きます。

斜面にはベンチがあっていい感じです。さらに歩みを進めます。

ちょっと滑りそうな斜面を歩きます。落ち葉には誰かが歩いたような跡があるのでそのまま進んできます。
でも、石碑に全く出会わなくなりました・・・。
道を間違えたようです。人の足跡かと思ったのはおそらく鹿ですね。元に戻ると森の中に石碑を発見。途中で直角に曲がる必要があったようでした。

気を取り直して再出発です。ここからは山腹にとりついたような感じの登り坂です。緩急を繰り返しながら高度を稼ぎます。

眼前に開けた丘のような場所が見えてきました。木製のベンチがいくつか並んでいます。山頂ですね。

10:02。堂山三角点です。41分間で登頂完了です。久しぶりの山登りで、トレーニングにはちょうど良いですね。

さすがに360度のパノラマとはいきませんが、東に向けて展望が開けているところがあります。

久美浜は手前で見えませんが、箱石海水浴場まで続く小天橋が見えます。なかなかいい風景で気持ちがいいです。

こうなったらお茶しましょうってことになります。ちゃんとしたリュックを持っているのは惣兵衛だけで、したがって、コンロを持っているのも惣兵衛だけ。ついでにスターバックスのインスタントのカフェラテやキャラメルラテを供出しました(笑)。
みんなでワイワイガヤガヤ楽しい時間を過ごし、びっしょりかいた汗もすっかりと引いてくれました。

10:47。下山開始です。下山するルートは田結地区の公民館に降りる別のコースを歩きます。ところがその道見つからずにしばらく捜索することとなりました。できればピンクの紐を別の山のように木に括り付けてくれればありがたいです。

登りの登山道と同じく、草も木も生えていない尾根沿いの気持ちよい道を歩きます。

正面には城崎温泉を見下ろすように立つ来日山や城崎ロープウェイがみえます。
気持ちの良い風景です。

しばらく森の中の山道を歩くことになりますが、左手に何か建造物が見えてきました。

なんと展望台でした。これは気持ちの良い展望台です。ここでもお茶したい気分になります。

絶景かな!
手前には美しい気比の浜海水浴場。その奥には防風林があり、キャンプ場のテントも並びます。そのわきに円山川が海に流れ込んでいるゆったりとした流れ。その対岸には川湊である津居山漁港が見えます。左の奥には来日山のどっしりとした姿が見えますね。
これを見ると、ここから20キロ程度離れた海抜数メートルの豊岡が陸地で残った理由がわかります。普通は長い海の浸食のために河口付近の山が削られて、内陸の低地は舞鶴湾のように深い入り江になるのだそうです。
ところが、写真で見る通り、この円山川の河口は両側に頑丈な石山があります。これらが浸食にも耐えて盆地となったのだそうです。

展望台で気持ちの良い時間を過ごしたら再出発です。どんどん高度をさげていくと、民家の屋根が見えてきました。そして、急傾斜工事でコンクリートで固められた斜面にある道を歩きます。

こちらが田結地区です。小さな雰囲気の良い漁村です。この後、道を歩いていると、気軽に声をかけてくださいました。

途中に墓地があるのですが、そこに鐘がかけられていました。これは地震があった際に、津波からの避難を呼びかけるために設置されているようです。使わなければならないことがないように願いたいものです。

11:13。下山完了です。こちらは田結集会所ですね。26分で下山は終わりました。

こんな低山登山もいいですね。特に惣兵衛はこのところ登山をしていなかったのでリハビリになりました。健康のために少し強めの負荷をかけた山歩きをしたい人にもちょうどいいと思います。場合によっては、あの展望台の往復だけでも楽しいのではないでしょうか。
みんなで楽しい時間を振り返りながら車に向かうと登山口の脇にこんなものが。

小井戸浜古墳です。こんな近くに石室がある古墳があるなんて驚きです。
今回のこのコースですが、さらに先に行くことができます。堂山の山頂からさらに北に向かう道を行くと、捨ヶ鼻灯台があります。全行程は5時間になるようですが、行ってみたいコースであります。
詳しくは但馬情報特急の記事をご覧ください。
小さな山も楽しいです。まだまだ、但馬にも知らない場所がたくさんあります!

にほんブログ村 ←堂山の遊歩道をきれいに整備され、維持されている田結地区の皆様に、応援クリックお願いします!
タグ:
みんなでLINEで協議した結果、上ることになったのは円山川の河口にある低い山、堂山です。
8時30分に自宅を出発して、河口近くにある小さな漁村 田結地区の海沿いの突き当りで車を停めました。

釣り人も数人おられて、狭い場所ですのでグループで行く場合は乗り合わせていくほうがよさそうです。

こちらが登山口です。なんとお墓の入り口でもあります。

案内看板がありました。弘法大師ゆかりの八十八か所巡りができるそうです。
この地にあるお寺 大正6年に西光寺の当時の住職が弘法大師ゆかりの八十八か所の巡りを発願され、当時の青年団のみなさんが、石碑を西光寺周辺の参道において整備したのが始まりだそうです。
北端大震災の際に石碑のいくつかが海に落下したために、現在の道に改められ、毎年春の彼岸に田結地区で巡礼めぐりがあるそうです。

9:21。会長を先頭に登山開始です。

いきなりつづら折りの厳しい急登が続きます。日頃の不摂生がたたり、いきなり息が上がります。周りのみんなは若いせいかそれ穂ときつくなさそう。
ん? ザックをしょって本格的な装備をしているのは惣兵衛一人。ほかのみんなはポーチ位を持っている程度・・・。ずるいやん(涙)。
それでも頑張って登るしかありません。

これが石碑です。11番と書いてあります。弘法大師の姿が彫られています。結構な大きさでした。一人では担げないと思います。これを88個も持って上がったかと思うとすごいことです。
登山道も丸太による土留めがされた階段が作られていて、地域の方々が毎年日役で整備されているそうですが、頭が下がります。

9:30。つづら折れの道を上り終えると草も何も生えていない広い尾根に出ます。お城か何かあったのではないかと思うくらいにきれいで、しかも段々になっていました。
ネットで調べるけれどそんな記述はありませんでした。おそらく、強い強風で高い木が育たず、鹿が草を食べてしまい、表土が流れ、このように何も生えていない状況になったのだと思います。

再び森の中に入っていきます。針葉樹と広葉樹が混ざり合った感じの森です。

このように案内看板があるのですが、わかりにくいものが時々あります。これは目の前に立ってトウセンボしているように立っているもの。左は海沿いの斜面、右は森の中になっています。とりあえず、海沿いの斜面向きに歩きます。

斜面にはベンチがあっていい感じです。さらに歩みを進めます。

ちょっと滑りそうな斜面を歩きます。落ち葉には誰かが歩いたような跡があるのでそのまま進んできます。
でも、石碑に全く出会わなくなりました・・・。
道を間違えたようです。人の足跡かと思ったのはおそらく鹿ですね。元に戻ると森の中に石碑を発見。途中で直角に曲がる必要があったようでした。

気を取り直して再出発です。ここからは山腹にとりついたような感じの登り坂です。緩急を繰り返しながら高度を稼ぎます。

眼前に開けた丘のような場所が見えてきました。木製のベンチがいくつか並んでいます。山頂ですね。

10:02。堂山三角点です。41分間で登頂完了です。久しぶりの山登りで、トレーニングにはちょうど良いですね。

さすがに360度のパノラマとはいきませんが、東に向けて展望が開けているところがあります。

久美浜は手前で見えませんが、箱石海水浴場まで続く小天橋が見えます。なかなかいい風景で気持ちがいいです。

こうなったらお茶しましょうってことになります。ちゃんとしたリュックを持っているのは惣兵衛だけで、したがって、コンロを持っているのも惣兵衛だけ。ついでにスターバックスのインスタントのカフェラテやキャラメルラテを供出しました(笑)。
みんなでワイワイガヤガヤ楽しい時間を過ごし、びっしょりかいた汗もすっかりと引いてくれました。

10:47。下山開始です。下山するルートは田結地区の公民館に降りる別のコースを歩きます。ところがその道見つからずにしばらく捜索することとなりました。できればピンクの紐を別の山のように木に括り付けてくれればありがたいです。

登りの登山道と同じく、草も木も生えていない尾根沿いの気持ちよい道を歩きます。

正面には城崎温泉を見下ろすように立つ来日山や城崎ロープウェイがみえます。
気持ちの良い風景です。

しばらく森の中の山道を歩くことになりますが、左手に何か建造物が見えてきました。

なんと展望台でした。これは気持ちの良い展望台です。ここでもお茶したい気分になります。

絶景かな!
手前には美しい気比の浜海水浴場。その奥には防風林があり、キャンプ場のテントも並びます。そのわきに円山川が海に流れ込んでいるゆったりとした流れ。その対岸には川湊である津居山漁港が見えます。左の奥には来日山のどっしりとした姿が見えますね。
これを見ると、ここから20キロ程度離れた海抜数メートルの豊岡が陸地で残った理由がわかります。普通は長い海の浸食のために河口付近の山が削られて、内陸の低地は舞鶴湾のように深い入り江になるのだそうです。
ところが、写真で見る通り、この円山川の河口は両側に頑丈な石山があります。これらが浸食にも耐えて盆地となったのだそうです。

展望台で気持ちの良い時間を過ごしたら再出発です。どんどん高度をさげていくと、民家の屋根が見えてきました。そして、急傾斜工事でコンクリートで固められた斜面にある道を歩きます。

こちらが田結地区です。小さな雰囲気の良い漁村です。この後、道を歩いていると、気軽に声をかけてくださいました。

途中に墓地があるのですが、そこに鐘がかけられていました。これは地震があった際に、津波からの避難を呼びかけるために設置されているようです。使わなければならないことがないように願いたいものです。

11:13。下山完了です。こちらは田結集会所ですね。26分で下山は終わりました。

こんな低山登山もいいですね。特に惣兵衛はこのところ登山をしていなかったのでリハビリになりました。健康のために少し強めの負荷をかけた山歩きをしたい人にもちょうどいいと思います。場合によっては、あの展望台の往復だけでも楽しいのではないでしょうか。
みんなで楽しい時間を振り返りながら車に向かうと登山口の脇にこんなものが。

小井戸浜古墳です。こんな近くに石室がある古墳があるなんて驚きです。
今回のこのコースですが、さらに先に行くことができます。堂山の山頂からさらに北に向かう道を行くと、捨ヶ鼻灯台があります。全行程は5時間になるようですが、行ってみたいコースであります。
詳しくは但馬情報特急の記事をご覧ください。
小さな山も楽しいです。まだまだ、但馬にも知らない場所がたくさんあります!

にほんブログ村 ←堂山の遊歩道をきれいに整備され、維持されている田結地区の皆様に、応援クリックお願いします!