桜に彩られた奈良のお寺を巡り、歴史を体験し、食文化を満喫する旅 ~その26~ 萬松堂 奈良県吉野町
2022/05/28 Sat. 06:00 [奈良県の食べ歩き]
奈良の吉野を歩いていて、本当にたくさんの興味深いお店がありますが、萬松堂は素朴なおいしいお菓子で秀悦だと思ったお店でした。

世界遺産の金峰山寺仁王門の目の前にある素敵なお店です。モット人通りの多いにぎやかな場所です。

湖の案内看板が気になりました。めちゃくちゃ歩いたので体が熱くなっていましたからね。妻はお土産を選んでいる間に、惣兵衛は思わずこちらを買いました。

吉野本葛アイス(300円)です。あまり知られていませんが、奈良は果物の宝庫であります。今流行りのいちごではなく、小さくて甘いあすかルビーとキュウイが葛のシャーベットで一体になったアイスです。

甘さはかなり抑えられていて、吉野の水のうまみと果物の甘さを楽しむようなアイスクリームでした。体のほてりが収まってすごくよかったです。
工事中なので誰もよらない仁王門の石段に座って体を休めていたのですが、妻がうれしそうに包みを持ってきてくれました。

萬松屋さんご自慢の草餅の試食を持ってきたのです。これまで長谷寺で総本舗 白酒屋さんや寶園堂の草餅をいただいていたので、吉野では草餅は買うつもりはありませんでした。
でも、山の辺エリアで買った草餅とは全く違って、すごく上品な草餅で驚きました。惣兵衛もお店に向かいます。

お菓子のラインナップも豊富ですし、どれもおいしそうです。

先ほど試食でいただいたおいしい草餅が目の前で職人さんによってどんどん作られています。
いろいろ見ながら思い切ってお土産に買ってみました。

こちらは草餅 桜餅(10個入り 1,300円)です。

箱を開けてみましたが、これでこの値段で生和菓子がこんなに楽しめるのはうれしいですね。吉野らしいし、桜のシーズンを表現する素晴らしいセットだと思います。

まずは草餅をいただきます。

さっそくいただきましたが、長谷寺の草餅とは似て非なるものって感じです。長谷寺界隈の草餅は素朴さが売りで、もち米の甘味とヨモギの味の濃さを競う感じでしたが、吉野は少し雅な感じがあります。ヨモギだけでなく和菓子的な香料も素敵でしたし、ヨモギの苦みが抑え気味だったので、あんこの甘味も抑え気味になっていて、すごく上品でした。

桜餅もきれいです。

美味しい桜餅でした。このお店は田舎のお菓子と雅なお菓子の中間を上手についている感じですね。吉野らしさは忘れずに、上品さも兼ね備えるために、素材にこだわり、香料をすごく抑えている感じが行為が持てます。

さくら羊羹(950円)をいただきましょう。

こちらはさらに上質な感じがします。

これはめちゃくちゃきれいですね。桜が飾ってあるというより、桜がちりばめられている風景を表現した感じです。

いや~。きれいすぎます。とてもおいしそうです。

さっそくいただきましたが、桜の塩漬けの香りとしょっぱさ、それに対するあんこと葛のジュレのあっさりとした甘みが対比を示していて、めちゃくちゃおいしかったです。
菓子職人の腕の良さを楽しめました。
ごちそうさまでした。またお邪魔します!

にほんブログ村 ←吉野らしい田舎の素朴さと、古より茶会が催された吉野の雅さの両方を表現する和菓子屋さんに、応援ポチッ! お願いします。励みになります!

世界遺産の金峰山寺仁王門の目の前にある素敵なお店です。モット人通りの多いにぎやかな場所です。

湖の案内看板が気になりました。めちゃくちゃ歩いたので体が熱くなっていましたからね。妻はお土産を選んでいる間に、惣兵衛は思わずこちらを買いました。

吉野本葛アイス(300円)です。あまり知られていませんが、奈良は果物の宝庫であります。今流行りのいちごではなく、小さくて甘いあすかルビーとキュウイが葛のシャーベットで一体になったアイスです。

甘さはかなり抑えられていて、吉野の水のうまみと果物の甘さを楽しむようなアイスクリームでした。体のほてりが収まってすごくよかったです。
工事中なので誰もよらない仁王門の石段に座って体を休めていたのですが、妻がうれしそうに包みを持ってきてくれました。

萬松屋さんご自慢の草餅の試食を持ってきたのです。これまで長谷寺で総本舗 白酒屋さんや寶園堂の草餅をいただいていたので、吉野では草餅は買うつもりはありませんでした。
でも、山の辺エリアで買った草餅とは全く違って、すごく上品な草餅で驚きました。惣兵衛もお店に向かいます。

お菓子のラインナップも豊富ですし、どれもおいしそうです。

先ほど試食でいただいたおいしい草餅が目の前で職人さんによってどんどん作られています。
いろいろ見ながら思い切ってお土産に買ってみました。

こちらは草餅 桜餅(10個入り 1,300円)です。

箱を開けてみましたが、これでこの値段で生和菓子がこんなに楽しめるのはうれしいですね。吉野らしいし、桜のシーズンを表現する素晴らしいセットだと思います。

まずは草餅をいただきます。

さっそくいただきましたが、長谷寺の草餅とは似て非なるものって感じです。長谷寺界隈の草餅は素朴さが売りで、もち米の甘味とヨモギの味の濃さを競う感じでしたが、吉野は少し雅な感じがあります。ヨモギだけでなく和菓子的な香料も素敵でしたし、ヨモギの苦みが抑え気味だったので、あんこの甘味も抑え気味になっていて、すごく上品でした。

桜餅もきれいです。

美味しい桜餅でした。このお店は田舎のお菓子と雅なお菓子の中間を上手についている感じですね。吉野らしさは忘れずに、上品さも兼ね備えるために、素材にこだわり、香料をすごく抑えている感じが行為が持てます。

さくら羊羹(950円)をいただきましょう。

こちらはさらに上質な感じがします。

これはめちゃくちゃきれいですね。桜が飾ってあるというより、桜がちりばめられている風景を表現した感じです。

いや~。きれいすぎます。とてもおいしそうです。

さっそくいただきましたが、桜の塩漬けの香りとしょっぱさ、それに対するあんこと葛のジュレのあっさりとした甘みが対比を示していて、めちゃくちゃおいしかったです。
菓子職人の腕の良さを楽しめました。
ごちそうさまでした。またお邪魔します!

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桜に彩られた奈良のお寺を巡り、歴史を体験し、食文化を満喫する旅 ~その22~ 吉野荘 湯川屋 朝食編 奈良県吉野町
2022/05/07 Sat. 06:00 [奈良県の食べ歩き]
さあ、金峰山寺での朝行から吉野荘 湯川屋に戻ってきました。冷え切った体を温泉で温めたら、朝食の会場に向かいます。

朝食は部屋食ではなくみんなでソーシャルディスタンスを取りながらいただきます。

会場からも吉野能串い桜咲き誇る山々の様子を見ることができます。

テーブルにはずらりとお料理が並んでいます。

ふたを開けるとこんな感じです。とてもおいしそうです。

まずは奈良名物の茶粥ですね。

ほうじ茶の香ばしさがうれしいですね。意にも優しい感じがします。

漬物は定番の梅干しときゅうりの糠漬け。そして奈良名物 奈良漬けです。

そしてご飯も地元のお米。そしてわかめと麩の赤だしでした。

ご飯に奈良漬けを乗っけて楽しみました。

小鉢は緑の野菜。粘りがあったのでモロヘイヤのお浸しでしょうか。

こちらは鮎の甘露煮です。鮭の塩焼きなど、海のものを使わずに、地元で獲れる食材にこだわっておられますね。

癖もあまりなくおいしい甘露煮でした。

煮物がとても上品です。
人参、インゲン豆、タケノコ、がんもどき、湯葉です。

湯葉は巻いて焙ってあり、まるでタケノコのように見えます。とてもおいしかったですよ。

2日連続の朝食の湯豆腐です。

豆腐も地物で味が濃いものでした。体が温まって最高です。

だし巻き卵も登場です。

とてもだしをたくさん含んでいますが、溢れ出さずにしっとりとしています。これは吉野葛を使っておられる辛のようです。葛って色々と使えますね。
とてもおいしい朝ごはんでした。
湯川屋さんはお料理が抜群でしたし、施設もよかったです。でも何より笑顔とおもてなしが本当に素晴らしかったです。この後チェックアウトして、吉野を散策するのですが、荷物も預かっていただけましたし、着替えもさせていただけました。
吉野の素敵な宿に感謝です!

にほんブログ村 ←お料理が最高で、なおかつおもてなしも素晴らしい老舗旅館に、応援クリックお願いします!
吉野荘 湯川屋 公式HP

朝食は部屋食ではなくみんなでソーシャルディスタンスを取りながらいただきます。

会場からも吉野能串い桜咲き誇る山々の様子を見ることができます。

テーブルにはずらりとお料理が並んでいます。

ふたを開けるとこんな感じです。とてもおいしそうです。

まずは奈良名物の茶粥ですね。

ほうじ茶の香ばしさがうれしいですね。意にも優しい感じがします。

漬物は定番の梅干しときゅうりの糠漬け。そして奈良名物 奈良漬けです。

そしてご飯も地元のお米。そしてわかめと麩の赤だしでした。

ご飯に奈良漬けを乗っけて楽しみました。

小鉢は緑の野菜。粘りがあったのでモロヘイヤのお浸しでしょうか。

こちらは鮎の甘露煮です。鮭の塩焼きなど、海のものを使わずに、地元で獲れる食材にこだわっておられますね。

癖もあまりなくおいしい甘露煮でした。

煮物がとても上品です。
人参、インゲン豆、タケノコ、がんもどき、湯葉です。

湯葉は巻いて焙ってあり、まるでタケノコのように見えます。とてもおいしかったですよ。

2日連続の朝食の湯豆腐です。

豆腐も地物で味が濃いものでした。体が温まって最高です。

だし巻き卵も登場です。

とてもだしをたくさん含んでいますが、溢れ出さずにしっとりとしています。これは吉野葛を使っておられる辛のようです。葛って色々と使えますね。
とてもおいしい朝ごはんでした。
湯川屋さんはお料理が抜群でしたし、施設もよかったです。でも何より笑顔とおもてなしが本当に素晴らしかったです。この後チェックアウトして、吉野を散策するのですが、荷物も預かっていただけましたし、着替えもさせていただけました。
吉野の素敵な宿に感謝です!


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吉野荘 湯川屋 公式HP
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桜に彩られた奈良のお寺を巡り、歴史を体験し、食文化を満喫する旅 ~その20~ 吉野荘 湯川屋 夕食編 奈良県吉野町
2022/05/05 Thu. 09:00 [奈良県の食べ歩き]
さあ、吉野荘 湯河屋さんの夕食タイムです。
お風呂から上がったら部屋にはすでに夕食の用意がなされていました。

これは素敵です。海の刺身などは使わずに、吉野のものにこだわったそうです。

あまりに美味しそうでしたのですぐに部屋のビールを開けてしまいました。大変おいしかったので、一人で4本も飲んでしまうことになります・・・。
でも、ノンアルコールの梅酒で乾杯ですね。
まずは先付けからです。

吉野胡麻豆腐 わさび添えです。もちもちしてとてもおいしい胡麻豆腐でした。高野山といい、奈良が本場ですからね。

まずは季節の前菜5種盛りです。
どれもきれいな料理で、盛り付けも美しいです。料理長のセンスがここでうかがえますね。

まずはこちらから。土筆の佃煮です。苦みがほとんどなく、こんなおいしい土筆は初めていただきました。いきなり感激です。

そして鴨のロースト。脂が乗っていておいしいものでした。

春を告げる筍の山椒和えですね。山の幸を楽しみます。

驚いたのがこちら。干し柿のチーズサンドです。干し柿でチーズを挟むなんてどうかと思いましたが、これはワインが欲しくなります。柿の甘さとチーズのしょっぱさがいいバランスでした。

そして妻が喜んだのが焼生麩の白みそ添えです。生麩が結構香ばしく焼かれているのですが、甘めの白みそソースがぴったりでした。

変物は鹿のたたきです。惣兵衛の大好物。

臭みも全くなく、柔らかくておいしいものでした。きっとヘレ肉だろうと思って仲居さんに聞いてみると、もも肉だそうです。かなり驚きました。こんな柔らかな鹿のもも肉の刺身は食べたことがないです。

向付は吉野葛と生麩の刺身です。安易に海の刺身を出さないところが素晴らしいですね。

それぞれからし酢味噌でいただきます。こちらは葛切りですが、イカに見立てているそうです。なるほど面白いです。

葛をきれいに丸めたものもあります。こちらはフグに見立てておられるそうで、山フグと表現されていました。楽しい演出ですね。

湯葉もトロトロでおいしかったです。この吉野の山には何献花の手作り豆腐を出す店があって、豆腐や湯葉もおいしいのです。

鍋物もあります。

こちらは西行鍋といわれていて、このお店の登録商標の名物料理なのです。葛と吉野のおいしいものを存分に使った鍋。楽しみです。

胡麻を擦りながら鍋の完成を待ちます。

完成しました。これはおいしそうですね。

つゆがめちゃくちゃおいしかったです。カツオや昆布でおいしい出汁を取り、それを冷ましてから、吉野葛を少しずつ溶いていって作られるそうです。手間がかかっていますが、その価値ありです。

そのつゆを擦った胡麻に入れて軽くかき混ぜ、具材をいただきます。鶏肉や野菜の旨さが最高に引き立ちました。

もちろん、葛切りも入っていますよ。

前半の料理を頂いたら、一気にテーブルがかたずけられ、3つの料理が出てきました。

蒸し物です。饅頭の吉野葛あんかけです。もち米の饅頭の中には鶏そぼろが入っていて、おいしい出汁が吉野葛でとろみをつけられていて、たまりません。桜の葉っぱが春の季節を告げるような一品でした。

焼き物は鮎の葛みそ焼きです。

このように箸でほろりと切れて、骨まで柔らかくいただけました。焼き物というより甘露煮です。でも、味付けが普通の甘露煮と違って柔らかでとてもおいしいものでした。

小吸い物はきのこの土瓶蒸し。香りがよくておいしいものです。

それもそのはず。干しシイタケやほかの木のこのほかに干し海老まで入れて煮込まれていました。

もう終わりも近いところで油物。吉野葛入りてんぷら粉の天ぷら盛合せです。

こちらは山菜です。めちゃくちゃおいしかったです。このほかにも白魚、高野豆腐、干し柿、山芋など、山の幸の競演が楽しかったです。

ここでご飯が登場です。奈良県産のひのひかりだそうで、おいしいお米でした。寒い土地なのでコシヒカリよりも適しているのかもしれません。
汁物はなめこの赤だしです。

漬物は奈良漬けと白菜の浅漬け。おいしくいただきました。

最後のデザートはいちごと吉野葛餅です。

いや~。しかし、吉野葛をはじめとして吉野のおいしいもの、奈良県のおいしいものに徹底してこだわっておられる姿勢に感服するばかりです。しかもどれもおいしかったです。
食べログを見ると評価は3.01と芳しくありませんが、不当な評価だと思います。モット星をつけてあげてほしいですね。
本当はこのまま、再びお風呂に行って、ゆったりと夕食の余韻に浸りたいところですが、これから出かけなければいけません。
さあ、何が始まるのかな?

にほんブログ村 ←吉野の食材にこだわりぬいた老舗旅館の板前さんに、応援クリックお願いします!
吉野荘 湯川屋 公式HP
お風呂から上がったら部屋にはすでに夕食の用意がなされていました。

これは素敵です。海の刺身などは使わずに、吉野のものにこだわったそうです。

あまりに美味しそうでしたのですぐに部屋のビールを開けてしまいました。大変おいしかったので、一人で4本も飲んでしまうことになります・・・。
でも、ノンアルコールの梅酒で乾杯ですね。
まずは先付けからです。

吉野胡麻豆腐 わさび添えです。もちもちしてとてもおいしい胡麻豆腐でした。高野山といい、奈良が本場ですからね。

まずは季節の前菜5種盛りです。
どれもきれいな料理で、盛り付けも美しいです。料理長のセンスがここでうかがえますね。

まずはこちらから。土筆の佃煮です。苦みがほとんどなく、こんなおいしい土筆は初めていただきました。いきなり感激です。

そして鴨のロースト。脂が乗っていておいしいものでした。

春を告げる筍の山椒和えですね。山の幸を楽しみます。

驚いたのがこちら。干し柿のチーズサンドです。干し柿でチーズを挟むなんてどうかと思いましたが、これはワインが欲しくなります。柿の甘さとチーズのしょっぱさがいいバランスでした。

そして妻が喜んだのが焼生麩の白みそ添えです。生麩が結構香ばしく焼かれているのですが、甘めの白みそソースがぴったりでした。

変物は鹿のたたきです。惣兵衛の大好物。

臭みも全くなく、柔らかくておいしいものでした。きっとヘレ肉だろうと思って仲居さんに聞いてみると、もも肉だそうです。かなり驚きました。こんな柔らかな鹿のもも肉の刺身は食べたことがないです。

向付は吉野葛と生麩の刺身です。安易に海の刺身を出さないところが素晴らしいですね。

それぞれからし酢味噌でいただきます。こちらは葛切りですが、イカに見立てているそうです。なるほど面白いです。

葛をきれいに丸めたものもあります。こちらはフグに見立てておられるそうで、山フグと表現されていました。楽しい演出ですね。

湯葉もトロトロでおいしかったです。この吉野の山には何献花の手作り豆腐を出す店があって、豆腐や湯葉もおいしいのです。

鍋物もあります。

こちらは西行鍋といわれていて、このお店の登録商標の名物料理なのです。葛と吉野のおいしいものを存分に使った鍋。楽しみです。

胡麻を擦りながら鍋の完成を待ちます。

完成しました。これはおいしそうですね。

つゆがめちゃくちゃおいしかったです。カツオや昆布でおいしい出汁を取り、それを冷ましてから、吉野葛を少しずつ溶いていって作られるそうです。手間がかかっていますが、その価値ありです。

そのつゆを擦った胡麻に入れて軽くかき混ぜ、具材をいただきます。鶏肉や野菜の旨さが最高に引き立ちました。

もちろん、葛切りも入っていますよ。

前半の料理を頂いたら、一気にテーブルがかたずけられ、3つの料理が出てきました。

蒸し物です。饅頭の吉野葛あんかけです。もち米の饅頭の中には鶏そぼろが入っていて、おいしい出汁が吉野葛でとろみをつけられていて、たまりません。桜の葉っぱが春の季節を告げるような一品でした。

焼き物は鮎の葛みそ焼きです。

このように箸でほろりと切れて、骨まで柔らかくいただけました。焼き物というより甘露煮です。でも、味付けが普通の甘露煮と違って柔らかでとてもおいしいものでした。

小吸い物はきのこの土瓶蒸し。香りがよくておいしいものです。

それもそのはず。干しシイタケやほかの木のこのほかに干し海老まで入れて煮込まれていました。

もう終わりも近いところで油物。吉野葛入りてんぷら粉の天ぷら盛合せです。

こちらは山菜です。めちゃくちゃおいしかったです。このほかにも白魚、高野豆腐、干し柿、山芋など、山の幸の競演が楽しかったです。

ここでご飯が登場です。奈良県産のひのひかりだそうで、おいしいお米でした。寒い土地なのでコシヒカリよりも適しているのかもしれません。
汁物はなめこの赤だしです。

漬物は奈良漬けと白菜の浅漬け。おいしくいただきました。

最後のデザートはいちごと吉野葛餅です。

いや~。しかし、吉野葛をはじめとして吉野のおいしいもの、奈良県のおいしいものに徹底してこだわっておられる姿勢に感服するばかりです。しかもどれもおいしかったです。
食べログを見ると評価は3.01と芳しくありませんが、不当な評価だと思います。モット星をつけてあげてほしいですね。
本当はこのまま、再びお風呂に行って、ゆったりと夕食の余韻に浸りたいところですが、これから出かけなければいけません。
さあ、何が始まるのかな?


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桜に彩られた奈良のお寺を巡り、歴史を体験し、食文化を満喫する旅 ~その16~ 元祖飛鳥鍋 めんどや 奈良県明日香村
2022/04/29 Fri. 06:00 [奈良県の食べ歩き]
岡寺の参拝が終わったら午後の1時を過ぎていました。かなりお腹が空いたのでお昼ご飯をこのあたりでいただくことにしました。周囲には素敵なカフェがあったのですがこの地ならではのものを頂こうとお邪魔したのが、元祖 明日香村 めんどやです。

岡寺の周辺は道が狭いのですが、こちらのお店は駐車場のキャパがあるのでありがたいです。

おっと、タモリさんも来られていたのですね。これは期待できます。

お店は団体でも対応できるくらいのキャパがあります。テーブル席に座って、メニューを拝見します。



タモリさんが食べられたという柿の葉定食や飛鳥路旅の味セットなどが気になったのですが、柿の葉すしは買ったし、ニューメンこそ食べていないけれど、そうめんは食べたので・・・。このお店ならではの鍋をいただくことにしました。

鍋ならばと座敷に移動を促されました。

鍋などがセットされました。

素敵な敷紙です。なるほど何やらいろいろな由来がありそうですね。
今回お願いしたのが飛鳥鍋(2,750円)です。1300年前に唐から伝わったといわれる鍋だそうで、この地域の郷土料理だそうです。

スープは牛乳に味噌を加えたものです。その時代から牛乳を使ったのですね。すごいです。

具材は地鶏と季節の旬の野菜にこだわっておられるようです。白菜、長ネギ、小松菜、シイタケ、しめじ、エノキ、かぼちゃ、アスパラガス、豆腐などたくさんの具材が山盛りです。これで二人前とはすごいです。
しかもかぼちゃはこぶし大の大きなブロックで、アスパラガスもまるまる一本です。豪快ですね。

お店の方が調理をしてくださいます。鶏肉はすべて入れて、野菜をたんまり入れてくださいました。

スープが煮立って、野菜がしんなりしたら完成です。

これはおいしそうです。

鶏をいただきました。さすがに地鶏ですね。味が濃厚で噛みしめるたびにうまみが受話っと出てくる感じです。

野菜にもスープのうまみが染みてとてもおいしいです。

豆乳鍋はよくいただきますが、牛乳鍋は逆にあまり食べたことがなかったのですが、スープがとてもおいしいです。豆乳鍋よりも少しコクがありますが、濃厚なうまみもそこにあります。

小松菜も切らずにそのままです。とてもおいしいのですが、噛みきれずに口の中をやけどしそうでした(笑)。

等謬鍋と同じく、豆腐が少しとけるような感じになっていました。これがたまらなくおいしいです。

かぼちゃはほっこりとして美味しく、アスパラガスは筋も無くてとても食べやすく、しかも甘味がすごかったです。
とにかくおいしかったです。食べ終わったころには汗をかくくらい温まりました。やはりその地のものを食べるっていいと思います。
次にお邪魔したときは、このお店の自家製の柿の葉すしをいただきたいですし、わらびもちがおいしいそうなので試してみたいと思います。
ごちそうさまでした。またお邪魔します!

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岡寺の周辺は道が狭いのですが、こちらのお店は駐車場のキャパがあるのでありがたいです。

おっと、タモリさんも来られていたのですね。これは期待できます。

お店は団体でも対応できるくらいのキャパがあります。テーブル席に座って、メニューを拝見します。



タモリさんが食べられたという柿の葉定食や飛鳥路旅の味セットなどが気になったのですが、柿の葉すしは買ったし、ニューメンこそ食べていないけれど、そうめんは食べたので・・・。このお店ならではの鍋をいただくことにしました。

鍋ならばと座敷に移動を促されました。

鍋などがセットされました。

素敵な敷紙です。なるほど何やらいろいろな由来がありそうですね。
今回お願いしたのが飛鳥鍋(2,750円)です。1300年前に唐から伝わったといわれる鍋だそうで、この地域の郷土料理だそうです。

スープは牛乳に味噌を加えたものです。その時代から牛乳を使ったのですね。すごいです。

具材は地鶏と季節の旬の野菜にこだわっておられるようです。白菜、長ネギ、小松菜、シイタケ、しめじ、エノキ、かぼちゃ、アスパラガス、豆腐などたくさんの具材が山盛りです。これで二人前とはすごいです。
しかもかぼちゃはこぶし大の大きなブロックで、アスパラガスもまるまる一本です。豪快ですね。

お店の方が調理をしてくださいます。鶏肉はすべて入れて、野菜をたんまり入れてくださいました。

スープが煮立って、野菜がしんなりしたら完成です。

これはおいしそうです。

鶏をいただきました。さすがに地鶏ですね。味が濃厚で噛みしめるたびにうまみが受話っと出てくる感じです。

野菜にもスープのうまみが染みてとてもおいしいです。

豆乳鍋はよくいただきますが、牛乳鍋は逆にあまり食べたことがなかったのですが、スープがとてもおいしいです。豆乳鍋よりも少しコクがありますが、濃厚なうまみもそこにあります。

小松菜も切らずにそのままです。とてもおいしいのですが、噛みきれずに口の中をやけどしそうでした(笑)。

等謬鍋と同じく、豆腐が少しとけるような感じになっていました。これがたまらなくおいしいです。

かぼちゃはほっこりとして美味しく、アスパラガスは筋も無くてとても食べやすく、しかも甘味がすごかったです。
とにかくおいしかったです。食べ終わったころには汗をかくくらい温まりました。やはりその地のものを食べるっていいと思います。
次にお邪魔したときは、このお店の自家製の柿の葉すしをいただきたいですし、わらびもちがおいしいそうなので試してみたいと思います。
ごちそうさまでした。またお邪魔します!


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関連ランキング:鍋(その他) | 飛鳥駅、岡寺駅、橿原神宮前駅
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桜に彩られた奈良のお寺を巡り、歴史を体験し、食文化を満喫する旅 ~その14~ 柿の葉おすし 山の辺 桜井本店 奈良県桜井市
2022/04/27 Wed. 06:00 [奈良県の食べ歩き]
室生寺を離れ、東南方向に車を走らせます。いよいよ奈良の山の辺周辺から飛鳥エリアに向かいます。これからもどんどこ歩くので、お弁当代わりに食料を仕入れます。

奈良を代表する名物の一つが柿の葉すしです。奈良にはたくさんのメーカーがあります。大阪や京都などで飼える有名店もありますが、奈良でしか買えない、でもおいしいお店もたくさんあります。
そんなお店の一つが同中にあったのでお邪魔しました。柿の葉おすし 山の辺 桜井本店です。
本当に周囲には何もない場所に掘っ立て小屋が立っている感じです(笑)。でも、奈良の柿の葉すしを代表する店の一つなのです。写真のようにどんどんお客さんが来られます。

この日は休日だったので、隣の建設会社の敷地に車を停めさせていただきました。でも、平日はどうするのかな?

本当にここでよかったのかしらと思わせる店構え。

メニューを見て一安心。
でも、お店の方は室生寺のようなお年寄りだったら・・・。と思っていましたが、お若い素敵な女性でした。注文を聞いててきぱきと包んでくださいます。

今はコロナで休んでおられますが、天空の郷という施設では柿の葉すしを20個作れる柿の葉すし手作り体験教室(完全予約 1名5,000円)をやっておられます。次回は是非やってみたいと思います。
ここにも狭いけれどイートインスペースがありますが、旅の途中でいただくことにしました。

1個から売っておられます。鯖の柿の葉すし(140円)と鮭の柿の葉すし(140円)をそれぞれ2個ずつ購入しました。翌日の移動中にいただきましたよ。

柿の葉すしはその日にいただくより、翌日の方が塩気が落ち着いて熟成されて美味しいのです。
山の辺さんの柿の葉すしは、柿の葉の香りがとても濃い感じがしました。なんとも風味がいいです。
家にもお土産を買いましたよ。父上と伯母上が待っていますからね。

柿の葉すし 鯖・鮭ミックス 20個入(3,100円)です。

めちゃくちゃきれいに並べられています。早速いただきました。

包み方が美しいですね。

これは本当においしいです。ご飯と鮭や鯖のバランスがとてもいいですし、押し寿司なのですがシャリはつぶれていなくて、ご飯がぷりぷりしています。酢の加減も最高です。そしてやっぱり柿の葉の香りが素晴らしい。
とても気に入りました。少しだけ試食して、親父殿と伯母上に少しおすそ分けでどうぞとお渡ししたら、帰ったらすべてきれいさっぱりなくなっていました(笑)。伯母上は京都に住んでいるので、柿の葉すしは食べる機械は結構あると思いますが、「こんな柿の葉すしは食べたことがない。」と大喜びでした。
実は秋になると山の辺さんでは紅葉した柿の葉で包んでくれます。

山の辺公式FBより
やっぱり秋にもう一度奈良に行かねばなりませんね。
ごちそうさまでした。またお邪魔します!

にほんブログ村 ←小さいけれどとてもおいしくてきれいな柿の葉すしを提供して下さるお店に応援クリックお願いします!

奈良を代表する名物の一つが柿の葉すしです。奈良にはたくさんのメーカーがあります。大阪や京都などで飼える有名店もありますが、奈良でしか買えない、でもおいしいお店もたくさんあります。
そんなお店の一つが同中にあったのでお邪魔しました。柿の葉おすし 山の辺 桜井本店です。
本当に周囲には何もない場所に掘っ立て小屋が立っている感じです(笑)。でも、奈良の柿の葉すしを代表する店の一つなのです。写真のようにどんどんお客さんが来られます。

この日は休日だったので、隣の建設会社の敷地に車を停めさせていただきました。でも、平日はどうするのかな?

本当にここでよかったのかしらと思わせる店構え。

メニューを見て一安心。
でも、お店の方は室生寺のようなお年寄りだったら・・・。と思っていましたが、お若い素敵な女性でした。注文を聞いててきぱきと包んでくださいます。

今はコロナで休んでおられますが、天空の郷という施設では柿の葉すしを20個作れる柿の葉すし手作り体験教室(完全予約 1名5,000円)をやっておられます。次回は是非やってみたいと思います。
ここにも狭いけれどイートインスペースがありますが、旅の途中でいただくことにしました。

1個から売っておられます。鯖の柿の葉すし(140円)と鮭の柿の葉すし(140円)をそれぞれ2個ずつ購入しました。翌日の移動中にいただきましたよ。

柿の葉すしはその日にいただくより、翌日の方が塩気が落ち着いて熟成されて美味しいのです。
山の辺さんの柿の葉すしは、柿の葉の香りがとても濃い感じがしました。なんとも風味がいいです。
家にもお土産を買いましたよ。父上と伯母上が待っていますからね。

柿の葉すし 鯖・鮭ミックス 20個入(3,100円)です。

めちゃくちゃきれいに並べられています。早速いただきました。

包み方が美しいですね。

これは本当においしいです。ご飯と鮭や鯖のバランスがとてもいいですし、押し寿司なのですがシャリはつぶれていなくて、ご飯がぷりぷりしています。酢の加減も最高です。そしてやっぱり柿の葉の香りが素晴らしい。
とても気に入りました。少しだけ試食して、親父殿と伯母上に少しおすそ分けでどうぞとお渡ししたら、帰ったらすべてきれいさっぱりなくなっていました(笑)。伯母上は京都に住んでいるので、柿の葉すしは食べる機械は結構あると思いますが、「こんな柿の葉すしは食べたことがない。」と大喜びでした。
実は秋になると山の辺さんでは紅葉した柿の葉で包んでくれます。

山の辺公式FBより
やっぱり秋にもう一度奈良に行かねばなりませんね。
ごちそうさまでした。またお邪魔します!


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