FC2ブログ
09 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. // 11

奈良時代に築かれた養父市の山中にある但馬高野で緑を楽しむ ~満福寺 養父市養父町 

 惣兵衛は食べてばっかりとお思いの方も多いと思いますが、神社仏閣巡りも大好きな惣兵衛。以前から気になっていた山中のお寺にお邪魔することにしました。
 名前は新宮山 本浄院 満福寺です。真言宗のお寺です。

満福寺 石碑

 養父市にある、やぶYタウンとはバイパスを挟んで反対側の十二所といわれる集落にあります。十二所という地名から熊野信仰の12の神様の事をさし、熊野権現が置かれ、その拠点だった地区と言われています。

 この地区の道路はとても狭く、生活道路ですので、車で訪問するときは気を付けて道を選び、走行しましょう。この辺りで有名な料理屋さんであるたけうちあたりの進入路から入るのがよいと思われます。

満福寺 参道

 石碑のある参道入り口からは車が一台やっと通れる程度の細い急坂を上っていきます。

満福寺 お地蔵さん
 
 道路わきのお地蔵さんがかわいらしいです。前掛けをつけて、風車をお持ちです。地元の方々の信仰の深さがよくわかります。

満福寺 山門

 この先は車で行けるのかなと不安になる道が続きますが、突然広い芝生の広場が現れ、立派な門が現れます。ここで車を停止します。

 この山門のわきには小さな石段があり、庭園に続きます。

満福寺 山門わきの庭園

 山門の両側には仁王像がにらみをきかせています。右側に赤色の阿形像

満福寺 山門 阿像

そして左に青色の吽形像です。

満福寺 山門 吽像

 とても立派な金剛力士です。

満福寺 小さな社

 門をくぐると小さな水たまりに小さな社が置かれています。これは弁財天さまでしょうか。

満福寺 石段

 苔むせる参道の石の階段を上っていきます。滑りやすいので気を付けてください。

満福寺 瓦

 石段の踊り場のわきに鬼瓦が地面に並べらえていました。お寺の修繕前に使っていたのものを置かれたのでしょうね。立派なものです。

満福寺 石像とモミジ

 途中で仏像と多宝塔があり、もみじの緑がとてもきれいです。

満福寺 もみじ

 見回してみると周りはもみじでいっぱいです。秋には燃えるような紅に染められるのではないかと思います。

満福寺 境内

 さらに石段を上ると、想像していたよりも広い境内に出ました。

満福寺 鐘楼

 右手には鐘撞がありります。

満福寺 経堂?

 その隣には蔵のような建物があります。納経堂かな?ご存じの方はお教えいただければ幸いです。

満福寺 説明

 ここにこのお寺の説明があります。

 奈良時代の最盛期である天平年間に行基が訪れて開山されたそうです。古い歴史を持つお寺ですね。のちに弘法大師(空海)も訪れ、真言密教の道場を創るなどして隆盛を極め、17坊も抱える大寺であったそうです。それにより「但馬高野」と呼ばれています

 ところが豊臣秀吉の但馬攻めの時に焼き討ちにあい、消失し、現在の建物は再建されたもの。あとでみていただければわかるのですが、石垣もありますので、山城のような機能も持たせることはできたでしょうから、何らかの形で戦に巻き込まれたのでしょう。
 幕末には但馬聖人といわれた池田草庵がここで修業したお寺としても有名です。

満福寺 本堂

満福寺 本堂 看板

 すばらしく立派な本堂です。

満福寺 本堂 彫り物

満福寺 本堂 彫刻2

 そこに施された、まるで生きているような龍や鳳凰の彫り物に暫く見とれてしまいます。

満福寺 庫裡

 その奥には庫裡もあります。

満福寺 つくばい

 その前にはカエルが置かれたつくばいがあります。

満福寺 弘法大師像

 それと、このお寺を訪れ、真言密教の道場を作ったといわれる弘法大師の像もありました。

満福寺 飛び石

 その奥には飛び石がきれいに並べてあり、きれいに手入れされた芝生の庭園があります。おそらくこの辺りにもいくつかの僧房が建っていたと思われます。

満福寺 奥の神社

 奥にはお墓が並ぶ霊園があり、神社がありました。鬼門を守るための社かな?

満福寺 奥の院への道

 ここからさらに車で登ります。結構な急な狭い道路です。

満福寺 奥の院

 するとまたもや大きな建物に出合えました。これは万福寺 奥の院 観音堂です。

 ここには本尊である千手観音が納められているそうです。

満福寺 薬師堂

 こちらも低いものですが石垣で囲まれています。

満福寺 奥の院 参道

 下を見下ろすと急な山道があり、昔の参道のようです。当時はここまで上がるのは大変だったろうと思います。

満福寺 薬師堂 彫刻1

満福寺 薬師堂 彫刻2

 観音堂の彫り物もまた素晴らしいものでした。

満福寺 奥の院 熊野権現

 観音堂のわきには神社がありますが、これが熊野権現です。

 ふもとの村の十二所という名を見ても、もともとは熊野信仰の山だったようで、但馬の一大拠点だったと思われるということです。


 但馬の歴史を振り返るととても興味深い物語があります。これからも、食べ物ばかりではなく、このような但馬の文化と歴史も、もっとご紹介したいと思います。




紅葉の季節に、再びお邪魔しようっと!



にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 豊岡情報へ
にほんブログ村   ←食べてばかりでなく、お寺も好きな惣兵衛に、応援クリックお願いします!

タグ: 養父市養父 

[edit]