義父母に但馬をご案内 ~観光編~ 大きな仏像ときれいな砂浜にびっくり ~ 但馬大仏 香美町村岡/竹の浜 竹野町
2023/05/08 Mon. 06:00 [但馬の素敵な観光地]
おいしいそばを食べたら少し但馬をドライブです。神鍋をぐるりと回って香美町の村岡を経由して、香住の大乗寺で円山応挙の襖絵などを見てもらおうと車を走らせます。

矢田川にそって海を目指そうとしていたら、左の山の上に大きなお寺の姿を見て、息子たちが「何、あれ?」。長楽寺で大きな仏像があると説明したら、彼らは見たことが無いとのこと。せっかくなので観に行くことにしました。

山道を登っていくと大きな建物の前にある駐車場に到着。たくさんの車が停まっていました。川會山 長楽寺です。
このお寺は奈良時代 天平時代と言いますから7世紀前半に行基によって開山された古刹です。当時は八鹿山 薬師寺でしたが、戦国時代に再興されて今の山寺名となったそうです。
江戸時代から明治にかけて何度も火災に見舞われ、相互タクシーの創始者である多田清氏により、現在の巨大な寺院と大仏が建立され、再興されました。多田氏は越前大仏も建立されるなど、様々な貢献活動をされていました。

こちらが入母屋造りの巨大な大門です。両脇には8メートルを超えるカラフルな仁王像がにらみを利かせています。

大門にある受付で参拝量800円をお支払いし、境内に入ります。巨大な建築物が目の前に登場します。

こちらが五重塔です。全高が70メートルもあり、日本で第2位の高さを誇ります(1番はこちらも多田清氏が建立した越前大仏清大寺)。

中に入ると内陣に石仏がおわしました。最上段の真ん中には金箔仏が鎮座されています。

内陣を回るように作られた階段を上っていきます。1階あたり80段ありましたから、400段くらい最上階までありますね。

こちらが2階の仏像です。こちらには金箔仏はおられません。奇数階にはおられ、偶数階は石仏の身になっているようです。各階で手を合わせてお祈りいたします。
そして最上階です。

こちらには釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来の三尊仏が安置されていました。ありがたや、ありあがたや。

ここからの展望が素晴らしいのです。高さが70メートルですが、山の断崖絶壁に建立されたお寺なので、数百メートルの高度感があります。一緒に登ってきた次男は高所恐怖症で欄干の近くに寄れませんでした(笑)。

巨大な大仏殿も見下ろすことができます。さあ、大仏様に会いに行きましょう。

こちらが大仏殿です。高さ40mの重層寄棟造りの建物です。

内部に入るとみんな歓声をあげます。こちらが通称 但馬大仏です。
中央に釈迦如来像、向かって左に阿弥陀如来像、右に薬壷を手にされた薬師如来像です。
中央の釈迦如来像は15.8メートルあり、奈良の大仏が約15メートルで、木造の座像としては世界一の高さを誇ります。当時、中国の仏師が3年をかけて彫り上げ、こちらに運ばれて組み立て、大量の金箔をはったものだそうです。

圧倒的な迫力です。心静かに線香をたき、手を合わせました。世界平和が訪れますように。家内安全でありますように。

壁面には寄進された仏像が並びます。それぞれ手で彫られたもので、形が違います。願いを込めてなのでしょうか、中には千羽鶴がかけられたりするものもありました。
大仏殿の奥の扉を抜けると静かな空間があります。
こちらが本堂である薬師堂と庫裡です。

本堂の中に入ることもできました。秘仏である薬師瑠璃光如来像が安置されています。

本堂の脇には石像が安置され、足元には牡丹が花盛りでした。
また正面に向かいます。

こちらが大仏殿から大門に向かう回廊です。木造で古来の技法でたてられたそうです。かっこいいです。

こちらが鐘楼です。このお寺にしては小さいなと思ったら、こちらが唯一の火災による焼失を免れた古来からの建物だそうです。

大門の脇にある小さなお堂を発見。足元は池になっています。こちらが弁天堂です。

弁天様が祀られていて、但馬七福神の一つの霊場になっています。せっかくなので御朱印を頂きましたが、ちょっとしょぼいのでご紹介はやめておきます。
これで但馬大仏に別れを告げます。この後、応挙寺に向かうつもりでしたが、足の悪い義母がこれ以上歩けそうにないので断念。予定にあった香住鶴のお店や、鎧駅のこいのぼり、余部の鉄橋も歩く必要があるので諦めて、香住港から海岸膳をドライブしました。
そして竹野浜に到着。

義父母も息子たちも竹野の奇麗な砂浜の砂に感激していました。

大型連休で訪れている子どもたちがたくさん遊んでいました。

次男も大喜びで、はだしで砂の感触を味わっていました。長男もそれに続いて素足で気持ちよさそうです。
しばし、海風に吹かれて、竹野を後にしました。にぎやかな城崎温泉を見学したら、豊岡市街地に向かいます。さて、どこに行くのかな。
ありがとうございました。またお邪魔します
長楽寺公式HP

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矢田川にそって海を目指そうとしていたら、左の山の上に大きなお寺の姿を見て、息子たちが「何、あれ?」。長楽寺で大きな仏像があると説明したら、彼らは見たことが無いとのこと。せっかくなので観に行くことにしました。

山道を登っていくと大きな建物の前にある駐車場に到着。たくさんの車が停まっていました。川會山 長楽寺です。
このお寺は奈良時代 天平時代と言いますから7世紀前半に行基によって開山された古刹です。当時は八鹿山 薬師寺でしたが、戦国時代に再興されて今の山寺名となったそうです。
江戸時代から明治にかけて何度も火災に見舞われ、相互タクシーの創始者である多田清氏により、現在の巨大な寺院と大仏が建立され、再興されました。多田氏は越前大仏も建立されるなど、様々な貢献活動をされていました。

こちらが入母屋造りの巨大な大門です。両脇には8メートルを超えるカラフルな仁王像がにらみを利かせています。

大門にある受付で参拝量800円をお支払いし、境内に入ります。巨大な建築物が目の前に登場します。

こちらが五重塔です。全高が70メートルもあり、日本で第2位の高さを誇ります(1番はこちらも多田清氏が建立した越前大仏清大寺)。

中に入ると内陣に石仏がおわしました。最上段の真ん中には金箔仏が鎮座されています。

内陣を回るように作られた階段を上っていきます。1階あたり80段ありましたから、400段くらい最上階までありますね。

こちらが2階の仏像です。こちらには金箔仏はおられません。奇数階にはおられ、偶数階は石仏の身になっているようです。各階で手を合わせてお祈りいたします。
そして最上階です。

こちらには釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来の三尊仏が安置されていました。ありがたや、ありあがたや。

ここからの展望が素晴らしいのです。高さが70メートルですが、山の断崖絶壁に建立されたお寺なので、数百メートルの高度感があります。一緒に登ってきた次男は高所恐怖症で欄干の近くに寄れませんでした(笑)。

巨大な大仏殿も見下ろすことができます。さあ、大仏様に会いに行きましょう。

こちらが大仏殿です。高さ40mの重層寄棟造りの建物です。

内部に入るとみんな歓声をあげます。こちらが通称 但馬大仏です。
中央に釈迦如来像、向かって左に阿弥陀如来像、右に薬壷を手にされた薬師如来像です。
中央の釈迦如来像は15.8メートルあり、奈良の大仏が約15メートルで、木造の座像としては世界一の高さを誇ります。当時、中国の仏師が3年をかけて彫り上げ、こちらに運ばれて組み立て、大量の金箔をはったものだそうです。

圧倒的な迫力です。心静かに線香をたき、手を合わせました。世界平和が訪れますように。家内安全でありますように。

壁面には寄進された仏像が並びます。それぞれ手で彫られたもので、形が違います。願いを込めてなのでしょうか、中には千羽鶴がかけられたりするものもありました。
大仏殿の奥の扉を抜けると静かな空間があります。
こちらが本堂である薬師堂と庫裡です。

本堂の中に入ることもできました。秘仏である薬師瑠璃光如来像が安置されています。

本堂の脇には石像が安置され、足元には牡丹が花盛りでした。
また正面に向かいます。

こちらが大仏殿から大門に向かう回廊です。木造で古来の技法でたてられたそうです。かっこいいです。

こちらが鐘楼です。このお寺にしては小さいなと思ったら、こちらが唯一の火災による焼失を免れた古来からの建物だそうです。

大門の脇にある小さなお堂を発見。足元は池になっています。こちらが弁天堂です。

弁天様が祀られていて、但馬七福神の一つの霊場になっています。せっかくなので御朱印を頂きましたが、ちょっとしょぼいのでご紹介はやめておきます。
これで但馬大仏に別れを告げます。この後、応挙寺に向かうつもりでしたが、足の悪い義母がこれ以上歩けそうにないので断念。予定にあった香住鶴のお店や、鎧駅のこいのぼり、余部の鉄橋も歩く必要があるので諦めて、香住港から海岸膳をドライブしました。
そして竹野浜に到着。

義父母も息子たちも竹野の奇麗な砂浜の砂に感激していました。

大型連休で訪れている子どもたちがたくさん遊んでいました。

次男も大喜びで、はだしで砂の感触を味わっていました。長男もそれに続いて素足で気持ちよさそうです。
しばし、海風に吹かれて、竹野を後にしました。にぎやかな城崎温泉を見学したら、豊岡市街地に向かいます。さて、どこに行くのかな。
ありがとうございました。またお邪魔します

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