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寒さに打ちひしがれながらも元気な子供の奉納相撲 ~春のお祭り 

昨日は地区の春祭りである秋葉大祭で大忙しでした。

 日本各地では秋葉大権現信仰は広く広まっているそうです。火防(ひよけ)・火伏せの神としてあがめられていて、当地でもずいぶん前の話ですが、地区内で火災が頻発した折に、集落みんなで火災の災禍を防ぐために静岡県にある本宮の秋葉山本宮秋葉神社の分霊を受けて小さな祠を祀ったとされています。この神様は神仏習合の神様なので当地のお坊様が神事を行ってくれるのです。火事を防いでもらう代わりに子供の奉納相撲を行う取り決めとなっているので毎年このように子供相撲を奉じて春祭りとしています。

 今回は私の住む隣保が祭り当番なので朝7時30分に集合して祠の飾りつけと土俵造りに向かいます。実はこの日、長男が淡路島のサッカーの遠征のために4時起きなので、目はすっかり覚めていますが長一日の始まりとなりました

秋葉大祭 軽トラで上がる

 男性陣はめいめいに草刈り機やスコップなどを持って山に登ります。提灯や幟などの資材は軽トラに載せて会場に向かいますが、奇しくも冷たい雨がざんざか降っていたので道路がぬかるんで急斜面は登れずにここで各々担いで上がります

秋葉大祭 急斜面を登る

 斜面は急な上に滑りやすいのでかなりしんどいですね。何度か往復して全ての資材を山にあげて準備に取り掛かります。

秋葉大祭 祠の様子

 整備前の境内の様子です。斜面には笹が茂り、結構うっそうとしていますね。相撲を取る子供たちが怪我をしないように、また、餅まきの邪魔にならないように草刈りを始めます

秋葉大祭 祠の草刈り

 急な斜面の草刈りは大変です。しかも足が滑りやすくちょっと怖い。なおかつ息も白くなるくらい寒かったので冬用のジャンバーを着込んでいましたが、降りやまない雨がしみこんで体の体温をどんどん奪ってゆきます

秋葉大祭 土俵の綱

 草刈りがひと段落したら土俵造りです。いただいてきた藁を縄でらせんにまとめて太い綱を作ります。これを土俵の形に埋め込んで、土俵の土を怪我がないように鍬で耕して完成しました

秋葉大祭 会場完成

 幟も上がって準備完了です。今の時期にはいつも花を散らしている八重桜が笑顔で見守っているようですね。

 男性陣が会場を整えている間に、女性陣は黒豆のおにぎりを大量に握ってくれていました。

秋葉大祭 黒豆おにぎりつくり

 そりゃもう大変な量です。180個くらいはあったでしょうか

秋葉大祭 黒豆おにぎり

 同じ公民館では前日に別の隣保が当番でついたお餅が積まれていました。奉納する鏡餅と、餅まき用の2000個くらいのお餅です

秋葉大祭 餅

 また、ご近所ではボランティアでたこ焼きを焼いてくれています。

秋葉大祭 たこ焼き

 全部で何百ケースかな・・・。かなり大量に仕上げてくれていました。黒豆のおにぎりを結び終わった女性陣のご婦人も含めて子供会から応援に行ってくれました


 祭りの開催まであと2時間となった午前11時になっても冷たい雨が断続的に降り続いていました・・・。これにはなすすべもなく、あえなく餅つきは中止。子供の奉納相撲も3役のみの対戦として行うことになりました
 
 本当に寒いし、何十回も相撲を取ると土俵はおそらく田んぼみたいになって危険ですからね。

 午後2時に3役になった上級生の6名の小学生と役員で公民館から山の中腹にある土俵まで移動します。あいにくの天候でしたがたくさんの保護者や小さなお子さんまで集まってくれました。

秋葉大祭 奉納相撲

 ちょうど奉納相撲をするときには雨も小康状態になって晴れ間も見えてくれました。さすが晴れ男ですね。神社に一礼して、上の祠に祭られたお神酒とおにぎりをもって、土俵に並べ、儀式を終えてから熱い戦いが始まりました。

秋葉大祭 奉納相撲

 子供たちだけに素足でさせるのはかわいそうなので私も素足で頑張ります。足の裏から土の冷たさが体に伝わって行くようです

秋葉大祭 奉納相撲

 寒い中でもみんな元気に相撲を取ってくれました。「おっちゃん、もっと相撲したい!」と相撲が楽しいのか、それとも賞金が欲しいのかリクエストがありましたが、風邪をひかせても仕方がないので心を鬼にして終了。(ちゃんといつも以上に賞金は弾んでおります)。お湯をためたたらいで足を洗って早々に奉納相撲を終えました。

 この後、子供たちは元気に公民館で大騒ぎ、大人はまだまだ冷たい雨に濡れながら片づけ作業を続けます

秋葉大祭 トップカー

 今回はこのトップカーでも、ぬかるんだ急斜面を登りきらず、降りるときは滑り落ちそうになりながら大変な一日でした。下山の途中ではあられも降ってきていましたからね・・・


 とにかく子供たちが笑顔で頑張って地域の方々の笑顔が見られてよかったです。

 そして今年もこの地域に火災がないことを祈るばかりです。



春祭りが終わったので温かい陽光が待ち遠しいぞ!


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コメント

寒い中

寒い中お疲れ様でした。
やりますね~。さすがです。
うちの村は昨日は農会の環境保全のほうで
日役がありました。
かっぱを着ながらの作業は大変!
でも裸で相撲を取る子供たちは・・・・・。
これからも続けていってくださいね!

栄治 #- | URL | 2013/04/22 07:16 * edit *

但馬屋惣兵衛さんへ

お疲れ様でした(^^)
 
行司さんは惣兵衛さんがされたんですね。
夕方少し前には豊岡でもアラレが降ってきてビックリしました(汗)
 
この日は中嶋神社の菓子祭りに行こうかと思っていたんですが、朝から冷たい雨で…断念しました。
 
 
黒豆のオニギリ美味しそうですね(^^)
寒かったから、温かいたこ焼きも喜ばれたでしょうね(^^)

中村主水 #- | URL | 2013/04/22 07:38 * edit *

栄治さんへ

本当に大変でしたね。
でも、子供たちはいつの時代も元気です。

ただ、子供の人数が来年から数年はちょっと減りそうで・・・・。

ちょっと心配です。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2013/04/22 08:13 * edit *

中村主水さんへ

毎週末何かがあって休む暇がないんです・・・・。

まあ、必要とされるうちは頑張ります。

昨日は本当に寒かったですよね。

こんな春祭り初めてです。

菓子祭り盛り上がったかな?

そば喰い大会盛り上がったかな?

ちょっと残念な週末でしたが、子供たちの笑顔に救われました。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2013/04/22 08:16 * edit *

但馬屋惣兵衛殿

お疲れ様です。
凄いですね、全て手作りで、土俵づくりから始めて、すごい。
でも、寒かったですね~
子供たちも、寒い中、よく、頑張りました(^^)。

このような春祭りは、初めて拝見させていただきました。
ご苦労様でした。

ひびき #0tR8pBJg | URL | 2013/04/22 08:21 * edit *

火伏せの神様

秋葉さんは町内に他にもありますね。
今もそうですが、木と紙で出来ている日本の家屋にとって大火になりやすく、火の用心は一番の心得でした。
私の隣保でも大正の大火以来愛宕さんを崇敬していて、先日京都の総本社へお参りして軸の授与を受けてきました。

izayamiki #- | URL | 2013/04/22 12:53 * edit *

ひびきさんへ

むかしならではの、農村部の典型的なお祭りでしょうね。
但馬に限らずいわゆる村の神社にはこうした土俵があるところが多いです。それから村人が自ら行う演劇や浄瑠璃などの舞台もけっこうたくさんあります。それと必ずどの地域でも行われた盆踊り。些細なことですが神様や仏様にささげるだけでなく、地域の人たちの楽しみでもあったのでしょうね。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2013/04/22 17:20 * edit *

izayamikiさんへ

izayamikiさんもブログで愛宕山の記事を載せられていましたね。火事はやはり昔の日本にとって最も恐ろしい身近な災害だったのでこういう火よけの神様は信仰を集めたのでしょう。

 秋葉さん、愛宕さんのほかにも荒神さんも火の神様だったですよね。ほかにもあるのかな。

 当地では農村部なので類焼による大火はなかったようですが、火事が頻発したために秋葉大権現を祀ってからのち、大きな火事がほとんど起き亡くなったようです。

ありがたや、ありがたや。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2013/04/22 17:26 * edit *

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