09 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. // 11

但馬の西の歴史ある良港 浜坂を訪ねて その3 ~浜坂の誇る偉大な登山家を知る~ 加藤文太郎記念図書館  

 浜坂港に別れを告げて近くの市街地に向かいます。まず訪れたのが加藤文太郎記念図書館です。

加藤文太郎記念図書館 

 三角形の建物は北アルプスの峰をイメージしたもののようですが、真ん中に日本の豪奢な町屋にある卯建のようなものが2本立っているのも面白いですね。

加藤文太郎記念図書館 歌碑

 図書館の前には山を登る人には何とも心にしみる詩が書かれた歌碑がありました。これは後で調べてみたら浜坂の東にある諸寄出身の石川啄木と並び称され31歳でこの世を去った前田純孝氏の詩でした。
 新温泉町から香美町にかけて幾つか歌碑があるので訪ねてみるのもよいかもしれませんね。

加藤文太郎記念図書館 内部

 図書館の1階は普通の図書館です。結構広くて蔵書3,000冊。田舎の街ながらこういうしっかりとした図書館があるのはうらやましい限りです。図書館と学校のロケーションもいいので利用者も多いです。豊岡市はどうかな?

加藤文太郎記念図書館 2階

 2階に上がると加藤文太郎のレリーフが迎えてくれます。左が記念図書閲覧室で右が記念資料室です。

加藤文太郎記念図書館 登山道具他

 スキーやピッケル、登山靴などの登山用具などが展示してあります。

 そうそう、まずは加藤文太郎とはですよね。

 加藤文太郎氏は浜坂町浜坂で命を授かります。浜坂を出て今の三菱重工に勤務しながら兵庫県立大学の夜間部を卒業したそうです。彼の当時の住居は芦屋にあって、今ではとても人気のある六甲山縦走を初めて始めたのが文太郎氏とされています。

 本格的な登山を始め日本アルプスの山々に挑みますが、沢山の資金に恵まれているわけではなく、しっかりとした装備でガイドを雇うことをせず、ありあわせの装備で高価な登山靴ではなく地下足袋、当時タブーとされた単独行で北アルプスの険峻な峰々を制覇したことで有名だったようです。
 昭和11年、槍ヶ岳の難コース北鎌尾根にて猛吹雪に遭難、30歳の若き命を散らしました。時の新聞が「国法的山の猛者、槍ヶ岳で遭難」と大きく報じたそうです。

 のちに私の大すきな新田次郎の「孤高の人」のモデルになりました。

加藤文太郎記念図書館 資料

 加藤氏が残した山の写真や、様々な資料が展示されています。

加藤文太郎記念図書館 孤高の人

 もちろん「孤高の人」の初版から改訂版がいくつか並んでいました。


 山登りに興味があって、新田次郎好きにはおすすめです。他の人ももしよければ覗いてみてくださいね。



街の偉人を誇りに大事に語り継いでいきましょう!

(その4につづく)

  
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 豊岡情報へ
にほんブログ村   ←今は亡き、偉大なる登山家の加藤文太郎氏の冥福を祈り、応援ポチッ! お願いします。


より大きな地図で 但馬屋惣兵衛マップ を表示

[edit]

« 長男に続いて次男が修学旅行へ出発  |  但馬の西の歴史ある良港 浜坂を訪ねて その2 ~日本海の美しい海岸線を船で楽しもう!~山陰海岸遊覧船  »

コメント

この方のお名前は何かで聞いたことがあります。
こうやってシリーズで見ると浜坂も結構いろいろあるんですね。
また行ってみたいところが増えました。

栄治 #- | URL | 2013/05/17 07:24 * edit *

栄治さんへ

山の好きな方がわざわざこちらに来られるという話を聞いたことがあって、一度現場に行ってみてみたかったのです。素晴らしい場所もありますが、たくさんの素晴らしい人が但馬から輩出されていますよね。

私たちも頑張らねば!

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2013/05/17 15:43 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://tajimalibe.blog73.fc2.com/tb.php/1980-1d8b4f36
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)