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但馬の西の歴史ある良港 浜坂を訪ねて その4 ~浜坂の豪商の栄華の跡~ 浜坂先人記念館 以命亭  

 加藤文太郎記念図書館のすぐそばを流れる小川沿いの遊歩道をあじわら小径というようです。ちょっと歩きたかったのですが、時間もないし清流が流れている感じでもなかったので今回は見送ります。

あじわら小径 湧水と洗い場

 ただ、そこからお寺と次の目的地の間の小道をはいるとなんと、湧水が出ているのには驚きました。そして昔の姿をそのまま残した洗い場があり、これは次男にはいい勉強になったと思います。
 しかし、山から離れ、むしろ海に近いこの地で湧水とは・・・。でも洗い場が4つにわかれていて、食器や野菜などのきれいなものを洗うのが手前で、服を洗うのがその奥というように取り決めがあったことなどを学べました。
 藻が生えたままになっていたのでもう少し清掃されていればいい感じなのですが・・・・。


 さてさて、次の目的地はここ、浜坂先人記念館 以命亭です。

以命亭 外観

 素晴らしく立派な屋敷ですね。入場料(大人200円、子供100円)を払ってさっそく中に足を踏み入れます。

以命亭 土間
以命亭 表の間

 立派な土間と、大きな神棚を掲げた部屋が迎えてくれます。漆塗りで輝く梁は太く立派で素晴らしいですね。土間にこの建物を立てた七釜屋森家とこの建物の説明がなされています。

以命亭 七釜屋説明
以命亭 説明

 よく読むとこの建物は本来「七釜屋森家屋敷」であって、以命亭は裏にあった建物ということですよね。なるほど先ほどたまたま出会って紹介しましたが確かに豊富に湧水が湧いていました。これを利用して多くの造り酒屋でに賑わっていたのですね。

 この施設は2階以外はすべて見学できます。

以命亭 室内

 隠居して有名な俳人となられただけあって、文化のかおる建物、調度品です。

以命亭 私札、組合札 以命亭 道具
以命亭 かんざし 以命亭 書斎

 左上が通貨の代わりに利用した私札、組合札です。左下はかんざしです。これだけ数がそろったかんざしは初めてみます。素晴らしいですね。

以命亭 風呂

 なんとこれはお風呂。五右衛門式ではなくたらいです。凄い豪奢です。床はお湯がたまらないように竹でできていて、水が落ちる穴まで開いています。

以命亭 トイレ

 これは・・・・。

 これを懐かしいといえるのは恐らく40歳以上の方かな? 次男は全く意味が分からなかったようです。

 もう一度靴を履いて土間の奥に進みます。

以命亭 展示館

 ここは立派な蔵になっていたのですがこの中は今や市民の作品の展示会場のような利用がされていました。そしてその外には道具が並んでいたのですがその中に面白いものが・・・・。

以命亭 風呂屋の看板

 七釜屋で造られた銘柄が書かれた入浴の注意書きですね。湯村やこの辺りの温泉のお風呂にこういうのを貼ってもらって広告代わりにしていたのでしょう。でも、なんだか笑えます。

以命亭 先人記念館

 こちらが先人記念館。蔵の建て増しの部分に展示されています。ちょっと仮設っぽいのが残念ですが、浜坂出身の著名人について学べます。

以命亭 跡地

 そうして蔵から外に出ると芝生の貼られた庭に出ます。ここに本来の以命亭の建っていた跡がありました。


 以上で以命亭の見学が終了しました。豊かな地下水を生かして酒を造り、財をなし、文化・教育に影響を与える。そんな森家の人々の営みを感じられました。地域資源を生かし、経済が発展し、地域文化を盛り上げて行ければいいですね。


訪れた街の歴史を学びましょう!

(その5につづく)
  

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コメント

いいですね~

こういう建物大好きです。
出石にもありますよね、似たようなのが。
どこだったかな・・・・・。
そうそう鳥取にもありましたね~。
まぁ各地に古い建物を資料館として保存しているところは
たくさんあるのでそういったとこの見学もまたいいですね。
しかし温泉の看板に厠と笑えますね!

栄治 #- | URL | 2013/05/18 07:10 * edit *

栄治さんへ

出石にあるのは豊岡市立出石資料館ですね。

http://tajimalibe.blog73.fc2.com/blog-entry-1898.html

こういう古民家はどんどんいま姿を消しています。文化財として登録も難しいので、こうして資料館などとして利用していく方法はよいと思います。

栄治さんの豪邸もいつの日か・・・

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2013/05/18 09:21 * edit *

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