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キリンチャレンジカップ2013 vs ウルグアイ戦でほころびを見せた日本代表の守備について 

 遅ればせながら8月14日に開催されたサッカー日本代表テストマッチ

キリンチャレンジカップ2013 ウルグアイ戦について思いついたことを書いてみます。

 本当はスルーするつもりだったのですが、あまりに敗戦を個人の責任で終わらせてしまう報道が多かったので少しばかり自分の覚書として書いておきます。

 結果は2-4と大敗し、失点のシーンでテレビ画面でアップにされていた吉田麻也選手に非難が集中しているようですが、これで本当によいのか? 吉田選手を代えたら失点を逃れ得たのかという点ですが、私は否定的です。

 まずは前半27分に先制点を奪われたシーンですが、これは日本ボールのスローインからボールを奪われ、ウルグアイが縦にパス。これが吉田選手の裏を取ったスアレスがゴール前までドリブルでボールを運び、中央に走ってきたフォルランにセンタリング。これをしっかり決められたシーン。
 これはコメントでも出ていますが、それまでの動きを見ていると吉田選手は意識的にスアレスをオフサイドポジションに追いやっている動きをしています。ところがマイボールだったことでラインを整えるのをゆっくりしていた今野選手が4メートルほど裏にいて、結果オフサイドにならなかったというのが本当の所です。
 本来であれば今野選手こそが責めを負うべきなのです。

 ラインコントロールは吉田選手が指示を出すのですが、スアレスとの駆け引きの最中の吉田を利用してオフサイドトラップをかけるべきは今野選手しかいないのです。

 これと同じようなことは吉田選手が退いた後半13分の4失点目にも言えます。スアレスが右サイドをゆっくりと持ち上がってきます。今野と吉田に代わって入った伊野波選手がマークに付いたところ、スアレスがフォローに来たロデイロにボールを預けて縦に入ります。ここで今野選手と伊野波選手がオフサイドトラップをかけるべくラインを上げますが、逆サイドの酒井選手がマークにひきづられて下がってしまい、オフサイドを取り損ねます。そこでライン際までえぐられて、酒井選手のさらに左サイドにいた選手にねらい澄ましたパスを出されて、これをきっちり決められてしまいました。

 ここの2つのシーンを見ても分かる通りオフサイドを取るべくラインコントロールの意思疎通が全くうまくいっていないのです。この試合を通じて日本代表が奪ったオフサイドはたったひとつ。しかもこれはセットプレーのシーンでのオフサイドで意図的にとれたオフサイドはなかったですね。みてみると、ゆっくりとしたシーンではラインはそこそこ整っていますが、相手にインターセプトされた時にJリーグとは違ってウルグアイは攻守の切り替えが早く、代表のディフェンスラインは雑然としたまま相手の攻撃を受けている印象です。このため、ウルグアイはかなりの頻度で日本のディフェンスラインの裏を狙い続けてきました。ディフェンスラインを高く保ち、全体にコンパクトに選手を配置してパスサッカーを行う日本としては早急に改善すべきです。

 それと、この4失点目の時に得点を決めた20番のゴンザレスですが、スアレスが持ち上がってから長きにわたってずっとフリーのままでした。これは左の香川がマークすべきであり、このあたりの徹底がなされていません。

 このことは後半7分の3失点目ににも当てはまります。もちろん最大の責任は単純なセンタリングを吉田選手がクリアーミスしたことなのですが、ここでもスアレスのマークを遠藤選手が外してしまっています。クリアーしてくれると思ってかもしれませんが、ミスがあってサッカーは得点が生まれるのですからできれば最後までマークしてほしかったと思いますね。

 それから失点にはなりませんでしたが前半35分のシーン。単純なパスからスアレスとフォルランと吉田選手と今野選手の2対2になってしまったシーン。これは何とか失点を免れましたが、右サイドの内田選手の帰りの遅さにはいつもながら不安を覚えます。

 それと酒井高徳選手ですが、バレバレのバックパスをして危機を迎えたり、相手選手と並走して走りながらヘディングを行いましたが、これまた相手へのパスになり大きな危機を迎えています。海外に渡ったとはいえクラックとの対戦が少ない経験不足が露呈していました。

 そして2失点目のフォルランの29分のFKの失点シーンですが、これはGKの川島選手に防いでほしかった。GKサイドに来たのになぜか逆に一度反応しています。ファインセーブがあったのであまり指摘はされていませんが、このほかにも飛び出したものの触れなくて危ういシーンが2度ほどありました。

 それと31分のシーンですが、サイドをえぐられたとき、ボランチの遠藤と長谷部がディフェンスラインに吸収されて、ペナルティーエリアをがら空きにしてしまうことです。これも日本代表では過去から多くあるシーンですね。この時はシュートが枠をとらえませんでしたが修正したいものです。


守備での課題は山積と言えます。

1.守備ラインの統制とコンビネーションの確認

   今朝のレアル・マドリー vs ベティスのレアルを苦しめたベティスのライン 
   コントロールは素晴らしかったですね~

2.攻守の切り替えを速くする

3.マンマークの徹底

4.落ちついてスペースを守る

5.GKが川島で固定でいいのか



 対する攻撃にも大きな課題がありますね。


 サイドバックが酒井選手は守備に追われ、内田選手が中途半端なポジションで攻守に精彩を欠いたためにサイドバックのオーバーラップが効果的でなく、香川も岡崎選手も中に絞ることが多くサイド攻撃があまりに少なかったでしょうか。

 それとウルグアイ選手のシュートの迫力に比べると日本代表のそれはまるで大砲とピストルの差がありましたね。

 あと、吉田や遠藤の質の高い楔のパスに対し、前線で簡単にボールを失ってカウンターを受けるシーンもいただけないものだったように思います。


 まだまだ足らないものが多い日本です。幸いワールドカップは来年。早く課題を修正していい試合を見せてほしいものですね。

頑張れ!サムライブルー!


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コメント

うんうん・・・・・

相変わらずのサッカー熱と長文。
さすがです。
僕も高校野球終わったら総括でやろうかな。
しかし暑いのにもかかわらずスポーツは熱いです。
長文もわかる気がしますね。
しかしなんででしょうか?
CSでは野球よりサッカーのほうが多い気がします。
しかもCSといっても総合チャンネルTBS、朝日、フジ、日テレなのに
その傾向が強い。
結局全体的(国際的にも)に試合数が多いからかな?

栄治 #- | URL | 2013/08/19 18:37 * edit *

栄治さんへ

この記事にコメントくれてありがとう!
なかなか読破するだけでも大変ですね。

簡単に書いたつもりがこの文章・・・。反省です。

高校野球もどうですか?
今の話題は済美のエースの球数を考えない完投の姿勢が、メジャーのスカウトや記者からかなり疑問を投げかけられているとか、東北のチームが強くなり、関西のチームが相対的に弱くなっているとか・・・。

 野球の育成という面で切り込んだら面白いかもです。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2013/08/20 08:46 * edit *

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