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400年も続く素晴らしいお祭り ~「田の口賽の神祭り」 日高町 

 日高町の田の口といわれる山間の自然豊かな地区で行われた「田の口賽の神祭り」にお邪魔してきました。

田の口賽の神祭り

 日高町の田ノ口地区とは神鍋高原に向かう道を行き、植村直己冒険館を過ぎて左に曲がり、その道を谷の一番奥まで走ったところにあります。

田の口賽の神祭り

 小さな地区の中心部にあるお堂に沢山の地区の人たちが集まっておられます。

田の口賽の神祭り

 地区の人たちがそれぞれ役割分担をしっかりとされて、仲良く作業されておられます。

田の口賽の神祭り

 このお祭りは、山から地区に入る入り口に大きな男性用のわらじと、女性用の草履を吊り下げます。諸説あるようですが、村の方にお聞きすると、山からくる悪霊が大きな履物を見てこんな大きな神様がこの村にいるのかとおそれて悪霊がおそれ、悪霊除けとされているとか。

 こちらは女神用の草履です。

田の口賽の神祭り

 そしてこちらが、男の神様のわらじです。

田の口賽の神祭り
 
 地区の方みんなでまとまって、ワイワイガヤガヤ言いながらもお昼前には完成しました。

田の口賽の神祭り

 このころには地元の神主さんがこられて、完成したわらじと草履の先導して地区の一番奥に当たるご神体のある谷あいの山道の入り口に向かいます。

田の口賽の神祭り

 この辺りからおもむろに雪が激しく降ったり、晴れ間がのぞいたり、目まぐるしく変わります。まるで神様が迎えているようでした。

田の口賽の神祭り

 御神体の近くにはお祭りの説明看板がありますので、ダブルクリックしてアップしてご覧ください。

田の口賽の神祭り

 どれがご神体かと思いましたが、この丸い石がご神体です。この中のどれかに男の神様と女の神様があるようです。

田の口賽の神祭り

 先ずは地区の方がこれまでつりさげられていた古いわらじと草履を下ろします。長い風雪に耐え抜いて、くすんだいろになっていましたが、十分原形を保っております。すごいですね。

田の口賽の神祭り

 そうして、こんどは地区の方々が協力し合いながら新しい、わらじと草履をしっかりとくくり付けます。150㎝以上ある大きなものですし、斜面は急な傾斜地なので大変です。

田の口賽の神祭り

 こうしてお昼過ぎには無事につりさげられ、神主さんの厳かな神事が行われ、お祭りが無事に終わりました。

 
 本当に素晴らしい行事ですね。後継者にいかに引き継いでいくのかが今後の課題でしょうが、なんとか伝統ある行事を後世に繋いでいってほしいと思います。


すばらしい伝統文化を未来に引き継いでいきましょう!



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コメント

こちらは

こちらは昔からの行事ですね。
毎年新聞に出ますね。
本当にすごいことだと思います。
毎年毎年続けていかれるってことの
本当の素晴らしさを知ることができます。
一番奥の区ではありますが、
軒数もそうも昔と変わらないように思います。
ただ、台風や風水害で近年山が崩れたりと
けっこう大変だと聞きます。
何年か前にはボランティアでお手伝いに行ったことも。
でも、そんな場所でも、このように受け継いで、受け継がれていく
本当の人間力を垣間見ることができる気がします。

栄治 #- | URL | 2015/01/13 07:25 * edit *

栄治さんへ

400年も続く行事のようです。
とても素晴らしいことですね。
作業の様子を見ていましたが、地元の人たちの心をつなぐ、そんな効果もあるように感じました。

急峻な斜面にある地域ですから、災害には色々と苦労されたようですね。
その時に、この草鞋の綱が役立ったとか。

こういった行事をいつまでも残してほしいと思います。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2015/01/13 08:56 * edit *

但馬屋惣兵衛殿

これは、凄いですね~
巨大な草鞋・・

お祭りよりも神事なんでしょうか・・
まさに伝統を感じますね。

ひびき #0tR8pBJg | URL | 2015/01/13 09:52 * edit *

ひびきさんへ

仰られる通り神事です。

最後の奉納の時こそ厳かな雰囲気でしたが、製作時はとてもワイワイガヤガヤ。
地区の人たちにはとてもいいコミュニケーションの時でもあったようですよ。

わらじや草履の作り方はふつうのものと同じやり方のようです。

凄く興味津々でした。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2015/01/13 10:33 * edit *

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