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東海道の要衝に位置する、三英傑に従った山内一豊の城 ~掛川城 その1 城めぐり~ 静岡県掛川市 

妻の実家に帰省する途中で少し寄り道する事にしました。場所はちょっとマイナーな静岡県の掛川市です。面白いお城があるのです。

城好きな惣兵衛ですが、掛川城は初めて訪れます。

掛川城 4つ足門

 JR掛川駅から歩いても十分行ける距離でそのお城はあります。まず始めに向かえてくれるのが非常に簡素な造りの四足門です。
 
 掛川城は南西は自然の川を堀として整備し、北と東に堀を掘って守りを固めた城です。

 室町時代は東海位置の弓取りであった今川家の駿府館の支城として朝比奈氏が守護し重要な役割を持っていましたが、桶狭間の戦いで今川家が徳川家康に攻められた時に、朝比奈氏は今川本家を堅牢なこの城に向かえてなかなか落城せず、和睦の後、今川は小田原城に退去し、徳川家康の家臣である石川氏が入城します。
 
 豊臣秀吉が天下を治め、徳川家康が江戸に移動すると、馬を嫁入りの10両で買って武功をあげた美談と実直な性格で信長と秀吉の信任を得ていた山内一豊が入場し、現在の形の城を築きました。それだけ東海道の軍事的な要衝として重要なお城だったのでしょうね。

掛川城 

 城門をくぐると本丸に到着し、天守閣が青空にそびえる姿が見えます。

掛川城 

 ここで入場料を支払って、天守閣に向かうジグザグの石段を登ります。

掛川城 

 実はこのお城は昔からのものではありません。

 江戸時代には山内一豊は高知に移封すると、徳川家の譜代大名が短い期間で交代していきます。その後は太田道灌が江戸後期まで治めますが、M8.4の大地震、安政東海地震で天守閣が崩壊し、明治時代に廃城になりました。

 140年の時を経て、市民から多額の寄付を集め平成6年に現在の通り、木造の城として復元されました。

掛川城 

 このお城の特徴的で、美しさを演出しているのが、登城の為に登る道がアルプスの山の尾根のようになっていて、その一方を斜めに白壁が守っているという形状です。

掛川城 

 尾根を登りきるとそれほど大きくないものの美しい天守閣が目の前にそびえたちます。ここで靴を脱い城内に入ります。

掛川城 山内一豊像

 まずは山内一豊公の像が迎えてくれます。山内一豊はこの地で城を築いただけでなく、大井川の治水も行ったようですね。思い入れのあった街でしょうが、その後は先述したとおり土佐に移ります。
 大名となった一豊はもともとその地を収めていた長曾我部氏の部下を臣下とせず、大阪などから家臣を集めて土佐入りしたために、なかなか城下を安定させることができなかったようです。
 そこで郷士制度を作り、いったんは収めますが、上士、下士の身分制度が産まれ、維新の時代に城下が大いに揺れ動くことになりますが、それはあとの話ですね。

掛川城 展望 駅方面

 とりあえずは急な木の階段を最上階まで上がります。南には駅前の街並みであり、当時の城下町を望むことができます。

掛川城 展望 御殿方面

 東には後でお邪魔する御殿が見下ろせます。

掛川城 概略図

 城の普請図があり、当時の城の様子をしのびます。

掛川城 歴代城主

  先述しましたが、掛川城の歴代城主の一覧も貼られていますね。城主が何度も変わった城だったことがこれでよくわかりますね。

掛川城 武者溜り

 
ゆったりと城からの眺めを楽しんだ後は、階段を降りながら城を見学していきます。最上階のすぐ下には武者溜りがありました。

掛川城 

 その下の2階は少し広い空間になっています。城にあったしゃちほこの展示がなされています。

掛川城 一階

 そこからさらに降りて一階にたどり着きます。

掛川城 一階

 復元に当たって工夫された土壁の構造が展示されています。

掛川城 一階
掛川城 一階

 山内家から寄贈された品々が展示されています。

掛川城 一階

 ちなみに山内一豊の鎧は漆黒で金の飾りが美しいものでした。

掛川城 下城

 ひとしきり見学が済んだので、登ってきた石段を降りていきます。こうしてみるとこのお城の特徴がよくわかりますよね。その先に見下ろせるのが城下町の時を告げる太鼓櫓が見えますね。

掛川城 下城

 本丸にそのまま降りずに、途中で左の道を選び城の東の道を歩きます。ここから見上げる城の姿もいいですね。

掛川城 下城

 城の落差の大きな城壁の途中に長い白壁が続きます。これは城の守りのためでもありますが、さほど大きくない城を大きく見せ、結果として美しい姿に見せる役割も果たしていますね。

 さて、これから二の丸に降りて少し一息つきましょう。


掛川城もいいですね!

(二の丸茶室編につづく)


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コメント

今度は

今度はぜひ息子を連れてってくださいね。
そういや山内氏は遠州掛川から土佐入りでしたからね。

栄治 #- | URL | 2016/09/17 18:02 * edit *

栄治さんへ

> 今度はぜひ息子を連れてってくださいね。
> そういや山内氏は遠州掛川から土佐入りでしたからね。

自分で連れていってあげてくださいよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/09/24 07:13 * edit *

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