09 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. // 11

日本の産業と通貨を支えた銀山の街 「生野」 ~その② 生野銀山 坑道外コース 朝来市生野町 

 生野銀山の歴史を学んだところで、いよいよ銀山の見学に行きます。

生野銀山 坑道外コース 

 先ずは案内看板を・・・

生野銀山 坑道外コース 案内看板

 案内板を見ておわかりですよね。今回の私の第一の目的は有名な坑道内でなく、坑道外コースの散策なのです。

生野銀山 坑道外コース 階段

 坑道入り口の左わきにある石段を登っていきますよ。

生野銀山 坑道外コース 南無阿弥陀仏の落書き

 途中で人形にまた出合います。実はこの足もとをよく見てもらえればわかるのですが、抗夫の落書きのようで「南無阿弥陀仏」とか仏像が彫られているとも書かれていました。実は後で知ったのですが、この先にも何か所あるようです。

生野銀山 坑道外コース 滝壺

 この階段からは岩肌を高度の入り口付近の滝壺に向かって水が滑り落ちる、滝を見下ろすことができます。

生野銀山 坑道外コース 滝不動

 そして、この滝を見守る社があります。これは滝不動というようです。同じく鉱山の作業の安全と、繁栄を祈ったようですね。

生野銀山 坑道外コース 門

 ここには生野代官金香瀬番所の門があります。この先は生野銀山の初期にあたり、江戸時代に大きな鉱脈が見つかった場所なのです。

生野銀山 坑道外コース きれいな水

 山道の脇を流れる川はとてもきれいな水で驚きです。冷たくて気持ちよさそうですね。もう少しきれいに整備すれば、これはこれで憩いの場になりそうなのに、もったいない気もします。

生野銀山 坑道外コース 案内板

 何でもない山道に見えますが、実はとても貴重な場所であることは、この説明図面を見ればわかります。

生野銀山 坑道外コース 道

 ふもとに比べてとても涼しい風が吹く、気持ちのいい道が続きます。そして、その先には・・・

生野銀山 坑道外コース 慶寿ひ 

 斜面に大きな岩の裂け目が見えます。何も知らずに見るとただの自然の地形に見えますが、これが江戸時代に見つかった良質の銀鉱石が大量に見つかった「慶寿ひ」という鉱脈です。

 3~5メートルの幅でたて向きに銀を大量に含む地層があったのです。これを抗夫が掘り起こすことでこのような亀裂のようになったのですね。

生野銀山 坑道外コース 慶寿ひ 説明

 つまり、江戸初期のころは銀が露天掘りで採取できたということです。銀山旧記には、「銀の出ること土砂のごとし」といわれるほど、まさにザクザク取れたのでしょうね。

生野銀山 坑道外コース 慶寿ひ 

 道の反対側にも大きな掘り起こした跡が見えます。こうしてみるとこの銀山のすごさとか、粗末な工具で人力で掘り進めたのでしょうから、人間の力のすごさとか、様々なことが思いうかび、強烈な印象を残してくれました。

生野銀山 坑道外コース 坑口

 この辺りには沢山の抗口があります。露天掘りができなくなったころから、地下に鉱脈を求めて掘り進んでいったのでしょうね。

生野銀山 坑道外コース 粘土断層

 さらに進むと、大きな断層が見えます。断層にできた亀裂に挟まった岩石が粘土のようになったことから粘土断層と呼ばれているようです。

生野銀山 坑道外コース 坑道

 ここ当たりにも大きな抗口があります。これらはこれから向かう坑道につながっているようです。凄いですね。


江戸初期の露天掘りの凄さを実感できたので
いよいよ、地下の坑道に向かいましょう!


(その3 につづく)


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 豊岡情報へ
にほんブログ村   ←日本では珍しい露天掘りの銀鉱脈のある生野銀山に、応援クリックお願いします!

タグ: 朝来市生野 

[edit]

« 日本の産業と通貨を支えた銀山の街 「生野」 ~その③ 生野銀山 坑道内コース 朝来市生野町  |  日本の産業と通貨を支えた銀山の街 「生野」 ~その① 生野銀山 プロローグ 朝来市生野町 »

コメント

やはり

やはりすごいですね。
当時のすごさが伝わってきます。

栄治 #- | URL | 2015/10/01 07:41 * edit *

これまで3回行ってますが、一度もこちらへは行っていません。
時間がなかったり人がいなかったり・・。
こんなすごいところ、一人ではちょっと怖いですね(笑)

ビックリの連続です。素晴らしいもの見せていただきました、ありがとうごじあます。

おばちゃん #- | URL | 2015/10/01 11:45 * edit *

栄治さんへ

すごいでしょう?

お子様とどうぞ!

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2015/10/03 21:00 * edit *

おばちゃんさんへ

そうでしょうね。
私も二回目だと思います。

でも、あまり記憶がはっきりとはしていない・・・。

さすがに、1人だとクマに襲われそうで怖いですね(笑)。

この日はたくさんの観光客の方がいらっしゃったので安心でした。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2015/10/03 21:02 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://tajimalibe.blog73.fc2.com/tb.php/2875-19a1c1c3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)