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但馬街道を行く! ~その8 維新の悲劇の跡と新井駅まで 

 さて、鉱石の道の鉄橋を見た後は、再度、国道を渡って街道に入ります。

 すると寂しいところに神社が見えました。

山口護国神社 

 これは山口護国神社というようです。そしてその名を記した石碑の反対側には・・・

山口護国神社 

 これは寄ってみなければなりません。
 
山口護国神社 

 実は生野義挙の際に、北からの追撃に備えて、この辺りの山口村の妙見山の中腹に13名の志士が陣をはりました。本陣のある生野に帰還しようとしましたが、本陣の志士の首領が逃亡したことで裏切られたと怒った農民兵と対峙することになります。
 農民たちと戦をこれ以上しても意味がないと、この場で自刃したそうです。

 明治時代に入って、維新の先駆けになった彼らを悼んで、石碑にその史実を刻み、護国神社が建立され、現在に至っているようです。

山口護国神社 

 その石碑がこれです。

山口護国神社 

 この岩陰で自刃したとのことです。

 魂の安らからん事を祈念して神社を離れます。

山口地区

 この辺りが昔の山口村、今の山口地区です。広く道路も拡張されて、昔の名残はほとんどありません。

山口地区

 民家の間に石碑があり、山の中腹にお寺があります。

山口地区

 こちらが西念寺です。先の13名の志士が陣を構え、兵器や兵糧を集めた場所のようです。

 さらに進むと国道に舞い戻ります。

山口地区 国道を渡る

 国道を渡って、道の案内看板通り、左斜めに進みます。江戸時代は古地図をみるとこの辺りが街道だと思いますが、鉱石の道により鉄橋ができたころは今の山口小学校のあたりが街道かもしれません。
 よって、昔の面影は全くないです。

新井のあたりの円山川

 円山川を渡ります。つい1時間前に歩いた円山地区では小川だったのに、一気に川幅が広がっています。

円山川の欄干

 欄干には不細工で素がかわいいナマズの飾りがありました。

 JR播但線の踏切を渡って新井駅に入ります。線路に沿う様に走る道が街道かと思いましたがそうではなさそうです。もう一本西の細い道がおそらく昔の街道かな。

新井

新井

 この辺りは昔の面影を色濃く残す建物が軒を連ねています。豪奢であったであろう大きな邸宅もあり、すばらしいですね。

 このあたりで、生野を出て2時間30分。食事などの時間を除くと2時間程度の歩行時間でした。ちょうどいい具合に電車が来そうですし、これを逃すと1時間半はきませんから、この日はこれで終了とします。

新井駅

 JR播但線 新井駅です。

新井駅

 一両編成のかわいらしいワンマン電車が到着します。

JR播但線 ワンマン電車

 この日はこれで帰宅しました。また、気が向いたときに新井駅を出発点に歩いてみたいと思います。それから、生野義挙ってなかなか面白いですね。ゆかりの場所を廻ってみたいと思いました。


皆さん、続きはしばらくお待ちくださいね。


(ちょっと先になりますが、その 9につづく) 


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山口から新井 地図

[edit]

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コメント

生野の

生野の変?でしたっけ?
資料には出てますね。
やはり天領、そして代官所があるということは
何か起こりうる要素がありますからね。
当然暴挙として扱われがちですが、
歴史的には「義挙」として記されていますね。

栄治 #- | URL | 2016/03/10 07:26 * edit *

栄治さんへ

そうですね。

施政者が変わると、反逆罪が義挙に代わるのです。

維新の義士もそうですし、古には源氏もそうです。

日本人はなくなった方にはものすごく寛容なので、西郷隆盛さんなんかはちゃんと歴史の位置づけをされて、親しみをもって愛されていますね。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/03/10 13:30 * edit *

このあたり、旧国道に「物部」という地名がありますよね?
新井じゃなく青倉だったかな?
なんとなく歴史的な雰囲気のある地名だなと中学の頃通るたび思っていましたが・・・。

おばちゃん #- | URL | 2016/03/10 13:58 * edit *

Re: タイトルなし

「物部」という場所は青倉の近くですね。

私もそう思いました。また歩いて様子を見てきますね。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/03/10 17:00 * edit *

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