09 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. // 11

但馬街道を行く! ~その14 竹田を出て枚田地区までてくてく歩き 

 いよいよ但馬街道記も終盤戦です。前回は竹田の城下町の風情を味わいながら歩き終わって日没タイムアップでした。とある日曜日に汽車に乗って竹田駅に降り立って、但馬街道の終点である和田山を目指します。

但馬街道 竹田駅

 竹田に向かう汽車は2両編成ですがほぼ満員。これはにぎわっているのだろうと思ったら、駅から竹田城に登るのに便利なターミナルへのバスにほとんどの方がのっていかれました。

但馬街道 城下町

 よって、駅前を通る但馬街道沿いの城下町は寂しい感じ・・・・。

 城下町も面白いし、実は反対側の立雲峡のほうから眺める竹田城も綺麗なのです。城に登るだけでなく、周辺も楽しんでみるのもいいですよ。

但馬街道 竹田城への車のルートの交差点
 
 さて、惣兵衛は前回中断した竹田の街の北のはずれから再スタートです。この交差点を左に曲がれば竹田城へ最も近くて楽な登山道になります。ほとんどの車やバスが右から左へ向かいますが、惣兵衛はそのまま直進して北上を続けます。

但馬街道 人気のない道と播但道路

 ここから人里を離れていきます。青い空を播但自動車道路の高架橋が横切っていますね。

但馬街道 石仏群

 播但道路をくぐると、道の脇が少し広くなっていて、以前から気になっていた石仏のようなものがたくさんある場所に出ました。

但馬街道 川を望む石仏

 コンクリートの木のように模した柵の向こうは円山川に直角に落ち込んでいる崖みたいな場所なのですが、道から見ると単なる石だと思っていたものが、実は川を眺めるように立っている石仏でした。当時は和田山も水運の拠点であったようですので、川の安全を祈ったものなのでしょうか。

但馬街道 石仏

 こちらには一体の石仏と3つの石碑があります。新しい石碑には「三界萬霊」とありますから欲界(物質欲の世界)、色界(形質だけの世界)、無色界(心だけが生きている世界)の3つの世界のすべての精霊を供養することの大切さを示すものですね。なぜここにあるのか、調べようがないので宿題といたします。

 さらに歩を進めると道端に小さなお地蔵さんがありました。

但馬街道 お地蔵さま

 かわいらしいお地蔵さんですね。とても古いもののようです。興味をそそられて書いてある文字を読んでみます。「大●竜王」と書いてありますが、2番目の文字がひびをコンクリートで修復した際にうもって読めない状態です。

 あとでわかったのですが、この後に出てくる赤渕神社に祀られている神のひとつの大海竜王と書いてあるようです。これは八大竜王のひとつである娑羯羅龍王(しゃからりゅうおう)のことで、竜宮の王であり、雨乞いの神様だそうです。

但馬街道 田んぼ道

 このまままっすぐ行っても新しい道のようで、本来の街道に最も近い道をということで、山側の細道を歩きます。結局は農地改良工事に伴い、整備されてしまっていましたが・・・。

但馬街道 播但線の線路

 JR播但線を上から見下ろせる場所がありました。

但馬街道 枚田地区

 枚田地区ですね。昔の西枚田村になるのでしょう。
 
但馬街道 枚田地区の立派な古民家

 早速、すばらしい本うだつの立った大きな家屋に出会えました。これは素晴らしい。

 その反対側には・・・・

但馬街道 枚田地区の地蔵堂

 小さなお堂がありました。これは但馬六十六地蔵の四十三番札所となるお地蔵さんです。

但馬街道 枚田地区の地蔵さん

 大きな自然石に掘られたとても素朴なお地蔵さんでした。おもわず、賽銭をして、手を合わさせていただきました。このあとも、枚田の集落の中に地蔵堂を発見しましたが、信仰の厚い地域だったのでしょうね。

但馬街道 枚田地区内

 地区内の路地に入っていくと・・・・・

但馬街道 枚田地区の立派な建物

 びっくりするほど大きなお屋敷に遭遇しました。
 
但馬街道 枚田地区の立派な建物

 しかも、しっかりと手入れがされていて素晴らしいです。庭も素晴らしいものだと思います。私邸ですので興味はそそられますが、見学させてくださいとは言い出せず、さらに先に進みます。

但馬街道 枚田地区の奥へ
 
 山に向かってゆっくりとした坂道を上がっていくと・・・・。

但馬街道 慧林寺 仁王像

 大きな仁王像が立っていました。さらに進むと・・・・

但馬街道 慧林寺 石垣

 まるで城のような石垣を持つ臨済宗妙心寺派の慧林寺(えりんじ)さんです。

但馬街道 慧林寺 境内

 このお寺、ネットで調べてみると元々は竹田の城下町にあった恵林寺が、この枚田に移り、慧林寺とされた、竹田と深いつながりのあるお寺でした。



昔の方々の信仰の厚さに感激です。


(その15につづく) 


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 豊岡情報へ
にほんブログ村   ←てくてく歩きの旅に応援のポチッ! お願いします。

但馬街道 竹田から枚田地図

[edit]

« 但馬街道を行く! ~その15 歴史ある厳かな雰囲気を纏った社に感激 赤淵神社 朝来市和田山牧田   |  但馬街道を行く! ~その13 竹田城下町をゆったり巡る  »

コメント

さすがです

お地蔵さんが多いですね~。
でもよくよく歩いてみればそうなのかもしれませんね、日本は。

栄治 #- | URL | 2016/04/06 07:14 * edit *

夜久野高原などを見ると、昔は街道沿いにはマイルストーン的にお地蔵さんがたくさんあったみたいですね。

大事にしたいものです。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/04/06 13:24 * edit *

牧田ではなく枚田です。

#- | URL | 2016/04/06 19:00 * edit *

ありがとうございます。

> 牧田ではなく枚田です。

本当ですね。助かりました。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/04/06 21:32 * edit *

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://tajimalibe.blog73.fc2.com/tb.php/3070-64aec47e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)