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但馬街道を行く! ~その15 歴史ある厳かな雰囲気を纏った社に感激 赤淵神社 朝来市和田山牧田  

 慧林寺を出たら、近くに神社があるということで、山際の道を数十メートル北に歩きました。

赤淵神社 一の鳥居 

 これは赤渕神社といいう神社の一の鳥居です。

赤淵神社 石段から楼門を見上げる

 一の鳥居をくぐるとうっそうとした林の中を登る石段が続き、立派な門が立ちはだかっていました。

赤淵神社 楼門

 但馬ではめったにみない立派な楼門です。

赤淵神社 楼門の彫刻

赤淵神社 楼門の彫刻

 この楼門に施された彫刻が見事です。

 この赤淵神社は先に竹田でご紹介した表米神社の神様、表米皇子が645年に日下部姓を受けて、丹後に押し寄せた新羅の軍を撃退した時、船が強風で船が損傷しましたが、大海龍王の使いのあわびが大量に浮かび上がり勝利を遂げ、表米皇子があわびを持ち帰り、この神社に祀ったとされることから、大海龍王神と表米皇子自身である表米宿彌神、表米皇子の祖神である赤渕足 尼神を祭神としています。

 このため、牧田の人たちはあわびを食べないとされ、アワビの祭りもあるそうです。
 
 別の説によると、あわびではなく、表米皇子が信仰した粟鹿神社に祈ったところ、敵軍をたちまち破ることができたということから、粟鹿神社の祭神と一緒という説もあるそうです。

赤淵神社 神門

 さらに、一段高い境内へと続く石段の上には神門が待ち構えていました。

赤渕神社 手水社等

 神門をくぐると林の切れ目ができて、広い明るい境内になります。手水社のむこうにはさらに石段があり、さらに立派な門が見えますね。

赤渕神社 土俵

 その広い境内には奉納相撲が行われる土俵があります。それとお堂もありますね。

赤渕神社 三重塔の礎石

 手水社の脇には礎石がありました。これは昔あった三重塔の礎石だそうです。昔はさらにすばらしい神社だったのでしょうね。

赤渕神社 勅使門

 石段の上は、参道の石畳の真ん中にある勅使門です。

 これもまた素晴らしい門です。この神社は表米皇子の一族である日下部氏の氏神様であり、そこから派生した但馬の名門である、朝倉、絲井、奈佐、日下、八木、本山、太田垣、宿南にも関係を持ちます。和田山にある二宮神社は表米皇子の第二子である朝倉氏の氏神であることから、この時期は一宮としての位置づけだったともいわれています。
 
 現在のものは、八鹿の八木城主八木氏が江戸時代中期に再建したもののようですね。


赤渕神社 勅使門 彫刻

 この彫刻もまた素晴らしいものです。

赤渕神社 拝殿

 勅使殿をくぐったその先には拝殿が迎えてくれます。賽銭をして、但馬の安寧を願いました。

赤渕神社 稲荷社


 右に行くと赤い鳥居があります。これは境内社のひとつ稲荷社です。

赤渕神社 右から見た本殿

 境内右から見た本殿の様子です。意外と簡素な感じです。それはそうです。これは本殿を覆う本殿覆屋です。本殿を風雨から守るために建てられた建物です。

赤渕神社 

 拝殿左側に移ると神主さんが本殿と拝殿に向かう玄関口としての建物があり、それが渡り廊下でつながれています。なんと素晴らしい神社でしょう。

赤渕神社 左の境内社

 左にはさらに多くの境内社があります。護国神社から、秋葉神社、三宝荒神、絹巻社、金刀比羅宮などです。

赤渕神社 池の中の境内社
 
 その奥には池の中の社があります。これはたぶん、池の中にあることから弁天社ではないでしょうか。

赤淵神社 本殿覆殿

 境内左からは本殿覆殿に近づけます。

赤淵神社 本殿を覗く 

 格子の向こうに本殿の姿が少しだけ見ることができます。ほんの少しですが、美しい曲線美の茅葺の屋根と彫刻が見えました。素晴らしい本殿であることは想像できますね。

赤淵神社 奥から拝殿を見る

 本殿から拝殿を見るとこんな感じです。素晴らしい神社ですね。

 神社をくまなく歩くとよくわかるのですが、隅から隅まで綺麗に掃き清められていました。そして、お子さんを連れて参拝に来るお父さんの姿も。今も信仰をあつめ、生きている神社なのですね。

赤淵神社 湧き水

 すばらしい神社に出会えた喜びから、途中で参道を外れて脇道に移動します。その脇には小さな屋根の付いた小屋がありました。どうやら湧き水が出る場所なのでしょう。

 とても有意義な時間を過ごせて大満足な惣兵衛でした。
 
  
すばらしい但馬の歴史に乾杯!


(その16につづく) 


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但馬か街道 赤淵神社界隈 地図
タグ: 朝来市和田山 

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コメント

もう

もうお寺さんはお腹いっぱいです!
但馬の歴史に乾杯(*^^)v

栄治 #- | URL | 2016/04/07 07:10 * edit *

栄治さんへ

> もうお寺さんはお腹いっぱいです!
> 但馬の歴史に乾杯(*^^)v

ラストスパートです。
あと一日、お付き合いくださいませ(笑)

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/04/07 08:54 * edit *

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