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牛に引かれず善光寺参り ~長野県長野市 

 さあ、七福神めぐりが終わったらいよいよ善光寺にお参りです。

 もちろん牛に引かれてなどおりません。一緒に長野に行った人によると「牛に引かれて善光寺参り」を「牛に轢かれて」と事故にあった悲惨な解釈をしている人がいましたが、実際は布を干していたら、牛がくわえて立ち去っていき、布を奪い返そうと牛を追っていたらいつの間にか善光寺に到着してしまい、そのまま信仰の道に入ったという、「思いがけないきっかけから良い方向に導かれる」ことのたとえです。

 そんなことはさておき、境内にさっそく向かいましょう。

善光寺 仁王門

 参道を歩いていくと、まず最初に目の前に立ちはだかるのが仁王門です。その右手は多数の宿坊がありますが、その左手に見えるのが大本願という善光寺の一部をなす重要な浄土宗の寺院です。

善光寺 大本願 山門

 この寺院は善光寺の創建に当たり、百済の仏像が運ばれる際、大臣蘇我馬子の姫君を天皇御杖代として遣わされて、開基尊光上人として大本願を建造し守護に当たったことが始まりだそうです。
 その後も、代々尼公上人が善光寺上人として伝統を継承され、善光寺の大勧進の貫主(かんす)と共に善光寺住職を兼ねておられるそうです。

善光寺 大本願 本誓殿

 こちらが大本願の大殿である本誓殿です。

善光寺 大本願 表書院

 こちらは善光寺上人の玄関も兼ねた表書院で、沢山の方々が本堂へ朝のお勤めに上がる上人の登場を待って列をなしておられました。

 このほかにも奥書殿・明照殿・光明閣・寿光殿・宝物館の沢山の僧房で成り立っています。

大本願 お数珠頂戴

 上の写真は帰るときの写真ですが、ちょうと上人様の朝のお勤めの道中にあたり、皆さんと一緒に膝魔づいて頭に数珠を当てていただきました。これをお数珠頂戴といいます。いいことがあるかな~。

大本願 仁王門 

 大本願を後にすると目の前に仁王門がそびえたっています。

大本願 仁王門 阿形 大本願 仁王門 吽形

 仁王門の両脇には金剛力士像がおわしますが、通常とは逆で左が阿形、右が吽形(うんぎょう)様がおかれています。

大本願 仲見世通り

 仁王門をくぐると仲見世通りとなり、左手にお店がたくさん並んでいます。

善光寺 六地蔵

 その反対側の右手には大きな六地蔵があります。こんな大きな六自走さんはあまり見たことがないですね。

善光寺 手水場

 次の門に向かう前に手水場があります。ここから先は聖域ということなのでしょう。

善光寺 山門

 山門をくぐります。さすがに大きくて立派な門です。山門の二階に登楼することができます(登楼料 大人500円)。

大本願 仁王門 門の上からの眺め

 山門の2階内部は撮影禁止ですが、四国巡礼八十八か所それぞれのご本尊の仏像が祀ってあり、すべてを巡礼できます。ただ、2014年の長野県北部地震により、いくつかの仏像が破損し、痛々しい姿でした。

 境内の右手に見えるのが大勧進(だいかんじん)という天台宗の仏閣です。

善光寺 大勧進 

 勧進とは、「仏法を説き作善をなすよう勧誘策進することであり、転じて神仏のための寄付を勧める」ことであり、まさに善光寺においてその役割を果たしてきました。

善光寺 大勧進 

 池がありそこにはたくさんの亀がいることから亀の池といわれ親しまれており、その上には張り出すように紫雲閣があります。

 こちらの住職は貫主(かんす)といって、先にご紹介した大本願の善光寺上人とともに善光寺を支えています。男性の僧侶と女性の僧侶で支えておられるのです。

大勧進 萬善堂

 こちらが大勧進の本堂である萬善堂です。

大勧進 位牌堂と護摩堂

 左が信者の位牌を収める位牌堂で右手が様々な祈願を行う護摩堂です。

 このほかにも地蔵堂、事務所、宝物館があり、善光寺での様々な供養や祈願の受付や、結婚式、七五三、自動車の安全祈願などを行っておられます。

 さて、大勧進から離れて境内に戻りましょう。

善光寺 本堂 

 そこには圧倒的な迫力でそびえる本堂があります。

善光寺 本堂 

 見下ろすようでありますが、何やら仏の優しささえ感じられます。

善光寺 本堂 

 心清らかに本堂に入ります。ここから先は撮影禁止ですのでご了承ください。

 蝋燭を灯し、線香を焚き、心静かにお参りしました。そこからさらに内部である内陣に入るために内陣券(500円)を購入します。目の前に仏様を拝むことができますし、様々な仏教美術の品々に圧倒されます。

 また、御本尊の下に通じる真っ暗な通路を巡るお戒壇めぐりを行いました。この行を通じて何かを得られた気になるから不思議です。

 本堂の脇には立派な鐘楼がありました。

善光寺 鐘楼

 さらに、境内の西の奥には塔がそびえています。

善光寺 忠霊殿

 これは忠霊殿という善光寺御本尊の分身が祀られている塔です。


 始めて善光寺に参拝いたしましたが、牛に轢かれずとも是非とも再度行ってみたいと思いました。もう少しゆっくりしたかったのですが、仕事の都合もあるのでホテルに戻って朝食をいただき、仕事を済ませ、長野駅から電車に乗ろうとした・・・・。

長野駅の里程標

長野駅の里程標

 なんと里程標があるではないですか。

 長野駅から是非とも善光寺に参拝してくださいね。


長野の善光寺、ありがたや、ありがたや!



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善光寺 境内図

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コメント

まさか

うちは僕のおばあちゃんが昔っから
「善光寺さん」といって元気な頃よく参ってました。
牛にひかれて善光寺、という言葉が耳に残っていますが
まさか何十年後に兄が住むなどとは想像もしてませんでした。
何か縁を感じる長野です。
善光寺さん。。。高校の修学旅行で行ったっきりです。
ぜひ牛にひかれて行ってみたいものですね(笑)

栄治 #- | URL | 2017/07/12 07:32 * edit *

栄治さんへ

> うちは僕のおばあちゃんが昔っから
> 「善光寺さん」といって元気な頃よく参ってました。
> 牛にひかれて善光寺、という言葉が耳に残っていますが
> まさか何十年後に兄が住むなどとは想像もしてませんでした。
> 何か縁を感じる長野です。
> 善光寺さん。。。高校の修学旅行で行ったっきりです。
> ぜひ牛にひかれて行ってみたいものですね(笑)

高校の修学旅行が長野だったのですね。
今回初めてゆっくり回りましたがいい街ですね。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2017/07/19 08:56 * edit *

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