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相撲の街 両国界隈をぶらり歩きで惣兵衛のアイドルゆかりの地へ ~東京都両国
2016/09/01 Thu. 06:00 [関東旅行記とお土産]
何とか両国国技館に到着しました。

この時は8月末でしたので相撲の興行は開催されていなかったですから落ち着いた雰囲気ですが、もうすぐ9月場所ですから、今ではたくさんの幟が立って賑やかなのでしょうね。

あと10分で閉まってしまうので脱兎のごとく両国国技館売店に走り、到着しました。

パーテションで区切っただけのものすごく仮設的な売店でおどろきました。

でも、相撲に関連のある面白いお土産がたくさんありますよ。惣兵衛は力士の似顔絵がかかれたクッキーを職場に、受験生の息子たちには土がつかないように白鵬の似顔絵のノート、わたし自らには歴代の横綱のセンスを購入しました。(奥方の分を忘れていた・・・・汗)

この後、両国国技館の売店とは反対側になる相撲博物館で歴代の横綱の写真や化粧まわしなどを見学しました。写真不可なので写真はございません。あしからず。
この後、隣の江戸東京博物館に入りましたが、中身が多いので明日の記事にします。ご期待ください。
博物館を出たら東に面する通りを南下して、国道14号線を渡り、西に戻ります。途中から細い路地に入ると小さな公園があります。

これは両国公園といってごく普通の公園で、たくさんの子どもたちが遊具で遊んでいましたが、惣兵衛の目指すものはもちろん遊具ではなく、その片隅にあるものです。

そうです。これは私の幕末の登場人物で最も尊敬する勝海舟生誕の地なのです。

皆さんもご存知の通り、勝海舟は貧乏旗本の家に生まれ、直心影流剣術の免許皆伝となり、蘭学も学び私塾をひらきました。安政の改革で才覚を認められて、長崎海軍伝習所に入り、その後は臨海丸で福沢諭吉やジョン万次郎らとアメリカに渡米しました。
帰国後は軍艦奉行並に取りたてられて、海軍の強化にまい進します。それと同時に公議政体論という優れた大名の参加を呼びかけ、幕府とともに政治を進める体制をとることを目指します。
このころ坂本龍馬と親交を深め、神戸海軍操練所の設立を幕府の許可を得て設立し、荒くれものや脱藩浪士を鍛錬するなど幕臣とは思えない奇抜な活動を行い、「幕府の海軍」ではなく『日本の海軍』を作ることを目指していました。
ところが、天皇の攘夷の命を受けて戦った長州藩に対し、アメリカに攻撃許可を与えて下関戦争が起こり、第一次長州征伐が幕府の勝利に終わったことから、公議政体論を進めていた回収の立場は悪くなり、2年間の蟄居を命じられ、神戸海軍操練所も閉鎖されることになりました。
その後、鳥羽・伏見の戦いから幕府が劣勢に追い込まれ、戊辰戦争により新政府軍が江戸に迫ると、これに当たれるのは勝しかいないと再び表舞台に登場し、西郷隆盛らと交渉の上、江戸無血開城と徳川家の減封のうえの存続を勝ちとり、江戸の街が戦火に焼かれることを避けることができました。
明治維新後は様々な官職を与えられますが、即座に辞退、あるいは辞職していますが、謹慎処分だった徳川慶喜の赦免に成功し、職を失った御家人などを、これから日本人のみんなが豊かになってお茶を飲むようになると、静岡に連れていってお茶畑の開墾を進めるなど、様々な活動をされています。
明治の時代の大きなカギになった子どものころの勝麟太郎(海舟)が、下町の暴れん坊の父親の小吉と母親とここで過ごしたのかと思うと嬉しくなりました。
そろそろ夕ご飯にしますか!

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コメント
今度
今度幕末に関して僕と息子と3人で
議論を交わしましょう!!!
国技館て場所中じゃなくても売店や博物館は開業してるんですか!知らなかったです!
江戸東京博物館も行かれたのですね。
私ももう10年以上前に行きましたが見ごたえありました!
栄治さんへ
> 今度幕末に関して僕と息子と3人で
> 議論を交わしましょう!!!
栄治さんと、栄治さんそっくりな息子さんと一緒となると、わたしがしゃべる暇を与えてくれるのでしょうか・・・・。
おばちゃんさんへ
> 国技館て場所中じゃなくても売店や博物館は開業してるんですか!知らなかったです!
開店していますよ。
> 江戸東京博物館も行かれたのですね。
> 私ももう10年以上前に行きましたが見ごたえありました!
凄い施設でしたね。
外国人にも人気があるみたいです。
火消の纏を降りまくっていたら、外国の方に写真を撮られてしまいました(汗)。
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