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近所の仲間と山登りの会を結成! ~大山 鳥取県 

 先週末は久しぶりの登山に行ってまいりました。東京で働いていた頃に登山の魅力を知り、奥方と一緒に筑波山、燧ケ岳、至仏山、金峰山、瑞牆山、白馬岳、常念岳、立山、大山と9山に登ってきました。
 子供ができてからは余裕がなくなり4年ほどで中断していましたが、秋祭りの時に地域の若者に誘われ、登山の会「山楽会」を結成し、名誉顧問に就任し、初の例会がいきなり開催されることになったのです。

 一週間くらい準備にいそしみました。この時間が結構楽しいものです。

登山服

 20年前の登山服を引っ張り出しましたがズボンが・・・・。そこで前の週に村岡のお店にいって基本的にすべて購入しなおしです。靴は普段履きにしているトレッキングシューズを使います。とにかくふもとは温かくても高度が高く風を遮るものの無い山頂では気温が全く違うので、重ね着して体温調整ができるようにします。下着は汗が乾きやすい化繊の物を。手袋も薄手のものと厚手のものを準備します。10月でも高所では雪が降ることもあります。

登山の装備

 道具は20年前の装備がほとんどですが使えます。いいものは丈夫ですね。今回は初登山のメンバーもいるので装備は多めになり、けっこう重たくなってしまいました。



 目的地は鳥取県の大山です。


 朝の4時に集合し、車を西に走らせます。

大山 駐車場

 6時半ごろに大山町観光協会大仙観光局前の駐車場に到着します。ご覧のとおり、モンベルのスタッフの方がおられました。ちょうどこの日はモンベルのSEA TO SUMMITというカヤックの後に自転車、そして最後に登山でタイムレースを行うイベントが開催されていました。

 ここで準備運動をして、6時50分に笑顔で出発です!

大山 参道

 ここから旅館が立ち並ぶお寺の参道を登っていきます。結構な急坂でいいウォーミングアップです。以前登ったのが約20年前。その時は歴史を感じさせる建物が多かったのですが、すっかり近代的になって様変わりしています。

大山 大山寺

 これが大山寺。大山を信仰のよりどころとした山岳信仰の修験道のお寺です。最盛期は3000人の僧兵を抱える、比叡山、高野山、吉野山におとらぬ勢力を持った歴史あるお寺です。本当はお参りしたかったのですが、この後の厳しい行程を考えると断念します。

大山 大山神社 一の鳥居

 お寺への石畳の左手には大きな鳥居があります。これは大神山神社の一の鳥居ですね。

大山 大神山神社 

 昔の人は大山のことを「大神岳」と読んで、山そのものが神様だったようです。素晴らしい神社ですね。

大山 登山道入り口

 神社の右の奥にいよいよ本格的な登山道の入り口があります。

大山 元谷散策コース

 この道は元谷散策コースといいます。散策といいつつ、最初は快適な山道でしたが、急な木製の階段が登場したり、決して楽ではありません。右からは沢の音が聞こえてきて励ましてくれます。

大山 元谷から大山を望む

 7時30分。登り始めて40分で視界が開けます。ここが元谷です。大きな沢の向こうに大山の北壁が雄大な姿を見せてくれました。
 厳しい日本海からの北風を受けて崩落を続ける大山の岩を砕きながら下流に押し流している沢です。

 ここで一回目の休憩をとります。

大山 行者谷登山道

 ここから大山に向けての急登に入ります。行者谷登山道です。その名の通りすさまじい急坂が続きます。厳しいところではカメラを取り出す余裕もなく、上の写真は比較的に緩やかなところですが、相当厳しい登山道です。木材で整備されていますが信じられないくらいの段差があり、二本足だけでは危険なので這いつくばりながら3点支持で我慢の登山が続きます。

大山 夏山登山コースと合流

 8時20分、登り始めて1時間30分。息を切らしながらなんとか尾根に上ると、メインの登山道である夏山登山コースに合流します。

大山 夏山登山コース

 私の記憶では夏山登山コースは広々とした感じでしたが、5~6合目辺りは狭くて、行者谷コースよりもましとはいえ、急登が続き体を痛めつけてきます。

大山 6合目避難小屋

 8時50分、登り始めて1時間50分6合目避難小屋前の広場に到着します。広々としているのでゆっくり休みましょう。そして北壁の壮大な景色を楽しみましょう。

大山 北壁

 ご覧のとおり、大山は日本海からの海風に浸食されて崩落を続けています。もうひとつ大山を痛めつけてきたものがあります。それは人間です。厳しい環境の中で一生懸命に生きてきた植物を多くの心無い登山者がふみつけることで植物たちの命を奪い、風雨でむき出しになった土壌が流れ出してしまったのです。私が以前上った20年前は、かなり荒れたはげ山みたいな状況でした。

大山 一木一石運動

 そこで大山で行われているのが一木一石運動です。壊してしまった大山を、壊した人間の手によって復活させようと、ふもとや中腹から石を山頂まで持って登ろうというものです。勿論、我らが山楽会も協力しますよ。

大山 ガレ場

 さらに登山を続けます。6合目から上は高木がなくなり視界が開けますが、ガレ場の急登が続きます。下の登山者の安全のためにも浮石を落とさないように気をつけましょう。

大山 稜線と下界の景色

 7合目付近から下界を見下ろします。稜線沿いに多くの登山者が登る様子が見受けられます。写真はわれらが山楽会のメンバー。わたしよりも一回りも若いメンバーですが遅れています。名誉会長ですが、なぜか先頭を歩かされています(涙)。
 下には松江市や境港市、宍道湖、日本海が見下ろせます。絶景ですね~。

大山 8合目

 9時30分、登り始めて2時間40分。8合目を過ぎて標高1600メートル地点です。

 ここで急登の尾根からなだらかな稜線に出ます。急な登りしかなかったので幸せな気持ちになります。まわりはダイセンキャラボクが取り囲んでいて気持ちがいいです。
 北アルプスだとハイマツが群生しているので、わたしと二人で先頭を歩いてくれた若者に間違って教えてしまいました(汗)。

大山 ダイセンキャラボク群生地

 山頂付近の尾根の南はゆるやかな広場になっていて、ダイセンキャラボクが群生していて美しいです。ただ、散策を楽しむほどの余力はないので、山頂目指して木道を登ります。

大山 木道

 これまでの登山道の様子から見るとここは天国です。きもちがいい~~~~!

大山 山頂

 9時45分。登り始めて2時間55分山頂に到着です。せっかくですのでモンベルのレースのゴールをくぐらせていただきました!

大山 石を置く

 山頂に石を戻させていただきました。

大山 剣ヶ峰への稜線

 大山の細く切れ上がった稜線を見ます。大山の山頂は弥山1,709mですが、本当はすぐそこにある剣ヶ峰のほうが1,729mと高いのです。しかしながらこの稜線は崩落の恐れがあり、登山禁止となっていて、こちらを山頂としています。

 日本百名山を定めた深田久弥氏はこう表現しています。

「大山が私を感歎させたのは、その頂上の見事な崩落ぶりであった。東西に長い頂凌は、剃刀の刃のように鋭くなって南面・北面へなだれ落ちている。まるで両面から大山を切り崩しにかかっているふうに見える」


 その通りですね。

大山 山頂の広場

 山頂から登ってきた稜線と下界を見下ろします。山小屋があり、トイレもあり、食料も少しだけ販売しています。風が強く登山の間はシャツ一枚でしたが、ここではフリースもジャケットも着用して完全防備です。
 こんなパラダイスみたいなところでのお楽しみはこれです。

大山 おにぎり

 ランチというかブランチですね。

 先ずは前の日に自分で握ったおにぎりです。昆布と梅干しのミックスがたまりません。まあ、朝3時に食事をしてから飴やチョコレートくらいしか食べず、登山をして最高の景色を眺めながらですから、旨いに決まっています。

大山 料理の準備

 寒いので温かいものも用意しますよ。カップ麺もいいですが、棒麺がお勧めです。袋入りのシーチキンなどを加えてさらに美味しくします。

大山 いただきます

 マルタイの熊本ラーメンのうまいこと! みんなにも味見してもらいました。


 楽しい時もそろそろ終わりです。実は雨雲が迫っていて、お昼からは雨の予報です。後ろ髪を引かれながら道具をまとめて、10時40分に下山します。一時間近くも山頂でくつろいでしまいました。

 一気に降下していきます。このころは登山客がピークになります。混雑してなかなか思うように降りられません。厳しいところは慎重に、かつ、足を突っ張ってブレーキをかけ続けると筋肉の疲労が早まるので、膝のクッションを使い、足全体で着地しながらおります。

大山 下山

 上ってきた行者谷登山コースではなく、夏山登山コースを下ります。11時50分、下り始めて1時間10分4合目付近です。この様にこちらも結構厳しい登りが続きます。雨が怖いので少しスピードを速めて下りましたが、本当はもっとゆったり降りてもいいと思います。

大山 下山完了

 12時30分、下山し始めて1時間50分で夏山登山コース入り口近くの温泉寺 薬師堂に到着しました。ちょっと速すぎたかな。

大山 モンベル

 大山にはモンベルの正規店がありました。

大山 モンベルでショッピング

 服から、ザック、コッフェル、靴、ザイルまであらゆるものがここで購入できます。ジャージで来た最年少の隊員がここでズボンを購入し、次の登山に備えていました。

 登山隊のみんなは疲れていたものの、とても充実した笑顔を浮かべていました。初めて山登りをする隊員は感激していましたね。


 会長の計画によると来年は白山を目指し、再来年は穂高とか・・・・・・。もう少し経験を積んでからのほうが・・・(汗)。私は体重を削ったほうが・・・・・(涙)。
 


山登りもたのしいですよ!



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大山 登山図 

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コメント

お疲れ様でした

いきなりの山、お疲れ様でした。
いかがでした?
名誉顧問としての眺めは?(笑)

栄治 #- | URL | 2016/10/19 07:15 * edit *

又誘ってくださいね!とは言えませんが、でもうらやましいですね(^-^;
ダイエットにはいいかも???

A #- | URL | 2016/10/19 07:28 * edit *

素晴らしい眺めですね!
うちの旦那も元山男。若いころは暇を見つけては北アルプス南アルプスも登ってきたそうです。
またサイクリングで横浜を起点に東北はもちろん但馬にも来たことがあるそうです。山陰線の佐津の駅で野宿したと言ってました(笑)

惣兵衛さん、大山も素晴らしいですが但馬、丹後の山にも登ってみてください。
私の一押しは丹後町の「依遅ヶ尾山」です。
とても特徴的な山容で日和山からも見えるので鳥取の方からも見えるかもしれません。

おばちゃん #- | URL | 2016/10/19 12:34 * edit *

栄治さんへ

> いきなりの山、お疲れ様でした。
> いかがでした?
> 名誉顧問としての眺めは?(笑)

久しぶりで大変でした。
やはり体を鍛えなおして、シェイプアップしないとまずいです(汗)。


但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/10/19 17:29 * edit *

Aさんへ

> 又誘ってくださいね!とは言えませんが、でもうらやましいですね(^-^;
> ダイエットにはいいかも???

山に登ると食べ物がおいしくなります。
しかも、下山するとお祝いの乾杯も・・・・。


但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/10/19 17:30 * edit *

おばちゃんさんへ

> 素晴らしい眺めですね!

久しぶりの山の上はきれいでした。

> うちの旦那も元山男。若いころは暇を見つけては北アルプス南アルプスも登ってきたそうです。
> またサイクリングで横浜を起点に東北はもちろん但馬にも来たことがあるそうです。山陰線の佐津の駅で野宿したと言ってました(笑)

それはまたすごいですね。
冒険家みたい。
私も横浜にいたころはロードレーサーで相模湖まで日帰りで行ったりしていました。

>
> 惣兵衛さん、大山も素晴らしいですが但馬、丹後の山にも登ってみてください。
> 私の一押しは丹後町の「依遅ヶ尾山」です。
> とても特徴的な山容で日和山からも見えるので鳥取の方からも見えるかもしれません。

なるほど、良い山みたいですね。
トレーニングに行ってみたいと思います。


但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2016/10/19 17:32 * edit *

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