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但馬五社参りを振り返る ~その2~小田井懸神社 豊岡市 

 但馬五社のなかで豊岡市の中心地にある神社は小田井懸神社さんです。

小田井懸神社 鳥居

 但馬最大の市街地を持つ豊岡のシンボル的な神社ですが、式内社の但馬國城崎郡 縣神社となります。

 とにかく駐車場が数台分しかないので気をつけましょう。

 歴史的に言うと現在ある豊岡市の市街地のほとんどが沼地であり、駅前通りのほとんどが城の堀のような役目をするように池になっていました。江戸時代も円山川に沿って、南端は京橋からこの神社への細長い街区を構成していて、北の要的な位置づけだったのでしょうか。

小田井懸神社 神門

 堤防に沿って弧を描くような参道を左に向かうとバランスのいい神門が迎えてくれます。

小田井懸神社 境内

 神門をくぐると右手に手水場があり、境内は石畳の参道など無く、玉砂利が敷き詰められた開けた場所のようです。正面には本殿があり、右手に整然と但馬の境内社としては大きめの社が整然と並んでいます。

小田井懸神社 拝殿

 拝殿前には沢山の参拝者が列をなしていました。

 写真でわかるでしょうか。拝殿前の狛犬は絹巻神社と同様にお尻を上げていますね。

小田井懸神社 拝殿と本殿

 雪や風雨による傷みを防ぐための覆いがあるものの、曲線の多い屋根のつくりなど地域住民のこの神社への思いを感じますね。この神社は円山川の大規模な治水工事により移転や移動が繰り返されているものの、沼地であった豊岡盆地を来日山を穿って農地に変えた神様と伝えられて、市民の信仰の深さを感じます。

 本殿の右奥にある境内社からお参りをします。

小田井懸神社 稲荷社

 まずは商売繁盛の稲荷社ですね。

小田井懸神社 恵美須神社

 そしてこれまた商売繁盛の恵美須社です。お城があった城南町からここまでの通りは大小のお店が並んでいた商売の街だった豊岡の歴史を感じますね。

小田井懸神社 柳の宮 鳥居

 そしてこの神社のシンボリックな社がこれです。

小田井懸神社 柳の宮

 柳の宮さんです。豊岡市は日本の鞄製造のシェアナンバーワンの町なのですが、西洋から鞄文化が入る前栁行李という、コリヤナギを織り込んだ器を作っていたのですが、それを二つ合わせて取手をつけたりして鞄に進化したのです。
 この栁行李産業に感謝してコリヤナギの産地にあった「藤森神社」を新築移築し、柳の宮と改名したのが始まりです。

 よって、鞄産業に携わる市内の企業や市民からの信仰が篤く、但馬の3大祭りと称される「柳まつり」が始まることになりました。

小田井懸神社 川下社

 最も手前にあるのが川下社さんです。
 
 川の安寧を願う神社でありまして、小田井神社から北へは街道も不自由で、川の水運を利用することが主であり、水運の安全と水害の無き事を願ったものだと思われます。

 神社を見ると祖の町の歴史が凝縮されていて、人々の暮らしも見えてきますね。



町の神社をまわるのもたのしいですね!



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小田井懸神社 地図

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コメント

よく通る

よく通る道にあるということもあってか
昨年までお参りしたことはありませんでした。
昨年初めて某先輩とお参りに行きましたが
なかなか結構広い境内に驚きました。
またお参りに行きたいと思います。

栄治 #- | URL | 2017/01/22 09:12 * edit *

栄治さんへ

> よく通る道にあるということもあってか
> 昨年までお参りしたことはありませんでした。
> 昨年初めて某先輩とお参りに行きましたが
> なかなか結構広い境内に驚きました。
> またお参りに行きたいと思います。

そうなのです。
よく知ってはいるのですが、お参りにはあまり行かない人が多いかもです。
ぜひお参りくださいね。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2017/01/23 23:38 * edit *

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