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生まれて初めての南座にて「吉例顔見世興行」を観ることができました! ~南座 京都市東区四条大橋 

 今回の京都旅行の目的は南座で歌舞伎を観ることです。これまで本格的な歌舞伎を観たのは出石永楽館だけの惣兵衛夫婦。一度は本場の歌舞伎座で見てみたいということで、今回企画しました。

南座 遠景

 京都のメインの繁華街である四条河原町から東に少し行くと鴨川があり、その向こうに南座があります。

南座 側面

 威風堂々とした風情ですね。その向こうには祇園があり、その先には八坂神社があります。

南座 正面

 南座の正面には出演する歌舞伎役者の名前が書かれた看板が並びます。これは「招き看板」といいます。上の部分が普通の三角ではなく「入」の地になっていますね。大入り満員を祈った歌舞伎関係者の気持ちが込められたものです。

南座 売店

 こちらが2階にある売店です。

 思ったより狭いです。手前にはひいきの役者に各企業がスポンサードされているのか、杉の葉をまとった看板が並びます。


 ここでお土産も買えますが、幕間にいただく弁当を入手しなければなりません。

 買うことができる弁当はHANA吉兆(予約のみ)さんと、なだ万厨房(和食弁当各種あり)さん、ととらや(ハンバーグ洋食弁当)さんとなっています。それから南座の周りの食堂では直前に配達してくれるお店もあるので調べてみてください。

 惣兵衛夫婦はなだ万さんの列に並びます。

南座 なだ万売店

 ごらんのとおり1,800円から2,400円の3種類です。


 お弁当を購入したら席に向かいます。今回は直前だったので狙いの1階席はとれませんでした。2階の最前列の席である特別席(25,000円)に座りました。かなり厳しい値段ですが、初めてで最後の機会かもしれませんので今回は奮発しましたよ。

南座 舞台

 ごらんのとおり素晴らしい舞台です。3階建てになっていて、出石の舞台の5倍くらいありますね。客席数も1,082席ですから出石永楽館の3倍あります。しかもすべていす席です。

 上部には御殿づくりの屋根を模したものがあります。

南座 パノラマ

 パノラマ写真を撮りましたのでクリックしてご覧下さいませ。

 幕間にお弁当をいただきましたよ。

 惣兵衛はなだ万さんの扇弁当(2,400円)。

なだ万 扇弁当 

なだ万 扇弁当 いただきます

 奥方は鼓弁当(1,800円)です。

なだ万 鼓弁当

なだ万 鼓弁当 いただきます

 どちらもおいしかったです。

なだ万茶寮 京都四條南座店



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南座 開幕直前


 今回の『吉例顔見世興行 東西合同大歌爵伎』(昼の部)の演目は

第一、 信州川中島合戦 輝虎配膳
 長尾景虎が武田信玄の軍師 山本勘助を味方にしようと、勘助の母であり、景虎の家臣 直江兼続の義理の母 越路を歓待し、とどめ、人質にしようとする話。
 景虎は自ら越路の配膳をするが、勘助のために越路は膳を蹴飛ばします。怒った景虎は手打ちにしようとするものの、兼続がとどめ、さらに勘助の妻 お勝が琴を弾きながら心を穏やかにし、難を逃れるという話です。
 片岡愛之助の輝虎が素晴らしかったし、共演の中村壱太郎さんもよかった。でも、越路役の秀太郎さんが本当に素晴らしかったです。

第二、 戻籠色相肩
 関西、関東出身の籠かぎが江戸と京都の色街の話を面白おかしく演じて盛り上がるという喜劇です。最後の落ちは片方は石川五右衛門でもう片方は豊臣秀吉であったという何とも言えない比喩がおもしろいです。
 演技の途中で蒼玉さんが梅丸から解明をしたということで口上がありました。

第三、 祇園祭礼信仰記 金閣寺
 こちらは将軍家の母である慶寿院尼を人質にしながら権勢をふるっていた松永大善が、雪舟の娘婿を人質にし、娘に龍の絵を描くか、わがものになれと迫るという話。見本になる宝剣がなければ龍がかけないために苦しむ娘役は中村壱太郎さん。素晴らしい桜吹雪の中で両手を縛られながら情念豊かに踊り切られました。
 それから悪役の松永大善役を演じられた雁治郎さんの迫力ある演技にも圧倒されました。本当に見ごたえのある作品でした。

第四、 仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場
 昼の部最後は忠臣蔵の一幕。この南座の近くに本当にあった茶屋でのお話です。大石内蔵助が遊興にふけっているのを家臣は憤慨しています。そこへ内蔵助のもとに密書が届きます。それを覗き見る裏切り者。
 もう一人、その茶屋の女が見ていました。その女を内蔵助が見受けをするといいます。その話を聞いた兄の奴が、それは大変なことをした。その首をささげて奉公として江戸への敵討ちに連れて行ってもらおうと、妹を手にかけようとします。
 とっさのところで静止した内蔵助は床下に潜む密偵を一突きし、妹を守り、兄を配下に加えるという話です。


 とても感激しました。さすが南座ですね。


 でも、全部で4時間半は長かった。それと舞台が広くて壮大でしたが、永楽館歌舞伎のような役者の声が響き渡ることがないですね。それと、アドリブももちろんないですし、観客との掛け合いも少なく、出石永楽館のコンサートのような役者が熱演し、観客が応え、さらに役者が熱くなるような感じがないかな。

 それぞれ良いところがありますが、今回お邪魔して改めて出石永楽館歌舞伎の素晴らしさを再認識した感じです。

 息子たちが巣立ったらまた南座や東京の歌舞伎座にお邪魔したいと思いますし、来年の出石永楽館歌舞伎が楽しみになりましたよ。




 




本場南座もいいけど、出石永楽館歌舞伎も素晴らしいぞ!


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コメント

何度か

京都は年に何度か伺います。
南座も一度行ったことがあります。
やはりその迫力と荘厳さ、すばらしい文化です!

栄治 #- | URL | 2019/12/29 07:46 * edit *

この記事を拝見してなぜか来年の永楽館歌舞伎が楽しみになりました(^^♪

A #- | URL | 2019/12/29 09:08 * edit *

栄治さんへ

> 京都は年に何度か伺います。
> 南座も一度行ったことがあります。
> やはりその迫力と荘厳さ、すばらしい文化です!

さすが栄治さん。
南座に行ったことがあるのですね。

私たちは初めての体験でしたがよかったです。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2019/12/31 13:47 * edit *

Aさんへ

> この記事を拝見してなぜか来年の永楽館歌舞伎が楽しみになりました(^^♪

ですよね。
私もそうなのです。
また来年も行きましょうね。

但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2019/12/31 13:49 * edit *

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