桜に彩られた奈良のお寺を巡り、歴史を体験し、食文化を満喫する旅 ~その18~ 吉野 下千本編 奈良県吉野町
2022/05/03 Tue. 06:00 [奈良県の旅行記とお土産]
奈良紀行にまた戻ります。なかなか終わらなくてすいません。でも、とても素敵な3日間でしたので、もう少しお付き合いください。
壷阪寺を出たら、最後の目的地の吉野に向かいます。もっとも有名な桜の名所であり、一帯が世界遺産になっています。
この世界遺産は紀伊半島の密教の高野山、神仏習合の熊野三山、修験道の金峰山寺を中心とした吉野山それぞれと、それらをつなぐ参道や歴史的景観と文化全体を指定されているようです。
桜の季節に奈良に来るチャンスはそうそうなかったので、惣兵衛も初の吉野山になります。

吉野に一泊するつもりで宿も予約してありますが車で横付けできません。吉野山は下から下千本、中千本、上千本の3つのエリアに分かれていて、最もにぎやかなエリアは一般車両進入禁止になっています。
ロープウェイも午後4時で停止するので注意が必要です。壷阪寺で渋滞に巻き込まれたので、観光駐車場に着いたのが午後5時。に車を停めて歩くことにしました。


しかしすごい車の数です。観光バスもすさまじい台数。コロナの影響も吉野の桜にはかすんでしまうのかもしれません。

これが全体の案内看板です。

参道を歩き始めます。思ったよりも下千本は緩やかな坂道で歩きやすかったです。

この日は4月の第一週の週末。今シーズンは桜の開花が遅く、まだ五分咲きでした。残念ですが仕方がありません。でもとてもきれいでしたよ。

吉野はこのように、道沿いに桜が咲いているだけでなく、山全体が桜に染まる感じです。

ライトアップされて夜桜も楽しめるそうです。

参道をてくてく歩いて上ります。

桜・桜・素敵なのです。

しばらくすると朱塗りの橋が見えてきます。大橋というそうです。私が見た中で最も小さな大橋を名乗る橋だと思います(笑)。

でも、このあたりから眺める下千本の眺めは素晴らしいです。

さらに進むと大きな門が登場します。これは黒門と呼ばれます。
昔はこの門から上はすべて金峰山寺の寺内とされて、お寺の総門という位置づけになっています。ですので、大名といえどここからは馬を降りて入らねばならなかったということなのです。

ここに怪しげな建物がありました。どうやら焼き栗のお店のようです。今晩のつまみに買ってみようと立ち寄りました。

なんと店員さんが狐のお面をかぶっておられました。なんともすごい演出。声もほとんど発せられません。
これは宿で寝る前の写真です。

めちゃ素敵な紙の器に入った小さくておいしそうに焼けた焼き栗たち。

素朴でとてもおいしかったです。こんな演出のお店が城崎温泉や出石にあれば、または竹田城でもいいかな。きっと話題になると思います。演劇のまち豊岡市でいかがかな?

そしてしばらく歩くと鳥居が登場します。

これは金峰山寺発心門といいます。
人々からは銅(かね)の鳥居と呼ばれ親しまれています。名のごとく菩提心を発するところとされ、初めて大峯修行を志す行者の行場の一つです。聖武天皇が奈良の大仏の余銅で造られたという伝説があります。吉野山から大峯山上「修行」の間にある金峯山四門の第一門で、「修行」「等覚」「妙覚」の三つの門この後にあるそうです。
吉野にはいくつもの建物として世界遺産に指定されているものがありますが、これもその一つです。

この鳥居あたりから両側にびっしりとお店や宿が立ち並んでいます。とても賑やかで素敵です。

しかも、それぞれのお店が吉野に根差したものを販売されていて、すごく素敵でした。最近はちょっと売れれば何でもいいという風潮があって、風情を壊している場所を時折見ますからね。

さあ、宿につきました。めちゃくちゃ歩いたのでゆったりと休みたいところです。
しかし、一般車両は通行止めで町全体が歩行者天国っていいですね。狭い吉野の参道ですがゆったりと歩くこと自体を楽しむことができました。
城崎温泉や出石などの但馬の観光地も繁忙期だけでも実現できればいいですね。
さあ、最後は吉野を楽しみたいと思います!

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吉野山観光協会 公式HP
壷阪寺を出たら、最後の目的地の吉野に向かいます。もっとも有名な桜の名所であり、一帯が世界遺産になっています。
この世界遺産は紀伊半島の密教の高野山、神仏習合の熊野三山、修験道の金峰山寺を中心とした吉野山それぞれと、それらをつなぐ参道や歴史的景観と文化全体を指定されているようです。
桜の季節に奈良に来るチャンスはそうそうなかったので、惣兵衛も初の吉野山になります。

吉野に一泊するつもりで宿も予約してありますが車で横付けできません。吉野山は下から下千本、中千本、上千本の3つのエリアに分かれていて、最もにぎやかなエリアは一般車両進入禁止になっています。
ロープウェイも午後4時で停止するので注意が必要です。壷阪寺で渋滞に巻き込まれたので、観光駐車場に着いたのが午後5時。に車を停めて歩くことにしました。


しかしすごい車の数です。観光バスもすさまじい台数。コロナの影響も吉野の桜にはかすんでしまうのかもしれません。

これが全体の案内看板です。

参道を歩き始めます。思ったよりも下千本は緩やかな坂道で歩きやすかったです。

この日は4月の第一週の週末。今シーズンは桜の開花が遅く、まだ五分咲きでした。残念ですが仕方がありません。でもとてもきれいでしたよ。

吉野はこのように、道沿いに桜が咲いているだけでなく、山全体が桜に染まる感じです。

ライトアップされて夜桜も楽しめるそうです。

参道をてくてく歩いて上ります。

桜・桜・素敵なのです。

しばらくすると朱塗りの橋が見えてきます。大橋というそうです。私が見た中で最も小さな大橋を名乗る橋だと思います(笑)。

でも、このあたりから眺める下千本の眺めは素晴らしいです。

さらに進むと大きな門が登場します。これは黒門と呼ばれます。
昔はこの門から上はすべて金峰山寺の寺内とされて、お寺の総門という位置づけになっています。ですので、大名といえどここからは馬を降りて入らねばならなかったということなのです。

ここに怪しげな建物がありました。どうやら焼き栗のお店のようです。今晩のつまみに買ってみようと立ち寄りました。

なんと店員さんが狐のお面をかぶっておられました。なんともすごい演出。声もほとんど発せられません。
これは宿で寝る前の写真です。

めちゃ素敵な紙の器に入った小さくておいしそうに焼けた焼き栗たち。

素朴でとてもおいしかったです。こんな演出のお店が城崎温泉や出石にあれば、または竹田城でもいいかな。きっと話題になると思います。演劇のまち豊岡市でいかがかな?

そしてしばらく歩くと鳥居が登場します。

これは金峰山寺発心門といいます。
人々からは銅(かね)の鳥居と呼ばれ親しまれています。名のごとく菩提心を発するところとされ、初めて大峯修行を志す行者の行場の一つです。聖武天皇が奈良の大仏の余銅で造られたという伝説があります。吉野山から大峯山上「修行」の間にある金峯山四門の第一門で、「修行」「等覚」「妙覚」の三つの門この後にあるそうです。
吉野にはいくつもの建物として世界遺産に指定されているものがありますが、これもその一つです。

この鳥居あたりから両側にびっしりとお店や宿が立ち並んでいます。とても賑やかで素敵です。

しかも、それぞれのお店が吉野に根差したものを販売されていて、すごく素敵でした。最近はちょっと売れれば何でもいいという風潮があって、風情を壊している場所を時折見ますからね。

さあ、宿につきました。めちゃくちゃ歩いたのでゆったりと休みたいところです。
しかし、一般車両は通行止めで町全体が歩行者天国っていいですね。狭い吉野の参道ですがゆったりと歩くこと自体を楽しむことができました。
城崎温泉や出石などの但馬の観光地も繁忙期だけでも実現できればいいですね。
さあ、最後は吉野を楽しみたいと思います!


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吉野山観光協会 公式HP
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コメント
吉野は
吉野の桜は有名ですね。
歴史的にも(幕末)有名です。
栄治 #- | URL | 2022/05/03 07:23 * edit *
栄治さんへ
天誅組の最後の場だったようですね。
知りませんでした。
不勉強を恥じるばかりです。
但馬屋惣兵衛 #- | URL | 2022/05/14 16:38 * edit *
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